警察日記
ケイサツニッキ
製作:1955年(日本) / 配給:日活
解説 磐梯山麓の小さな町の警察署を舞台にして、その町に暮らす人々の引き起こす様々なエピソードをスケッチ風に描く久松静児監督作品。中年のお人好しの吉井巡査が捨て子の姉妹の世話をしたり、若い花川巡査がもぐり周旋屋にひっかけられた娘を出発寸前に押さえ、その娘に淡い恋心を抱いたり、またこの周旋屋の女をめぐって所長が職安の連中とやり合ったり。その他、万引きと無銭飲食の女の哀しい話、あるいは気のいい馬車屋の話、捨て子が料理屋の女将に引き取られたあと実の母が現れるといったエピソードが盛り込まれた人情喜劇の佳編。若き宍戸錠、三國連太郎、二木てるみなどの好演が印象的である。
スタッフ |
監督:久松静児 |
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キャスト |