真昼の決闘
マヒルノケットウ
HIGH NOON
製作:1952年(米)
解説 西部の小さな町ハードレービルの日曜日。教会で結婚したばかりのシェリフが任期を終え、新妻ケリーと町を出ようとしている時、彼を仇と狙う4人の無法者がお礼参りに来るという知らせが入る。町の人は、勝ち目のないシェリフを助けようとしない。決闘の時は刻々と迫ってきた……。保安官が人の助けを求めるという異色の設定を、ジンネマンが緻密なリアリズム描写で撮り上げた西部劇の傑作。10時40分から、凄絶な1対4の決闘シーンまでの1時間20分が、現実の時間に合わせて構成されていて、その息詰まるような臨場感は出色。J・W・カニンガムの『ブリキの星章』をフォアマンが脚色。主題歌『ハイ・ヌーン』は大ヒットし、クーパーは二度目のオスカーに輝いた。「ハイ・ヌーン」というタイトルでリバイバル上映もされた。
スタッフ |
監督:フレッド・ジンネマン |
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キャスト |
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受賞歴 |
第25回アカデミー賞
第10回ゴールデングローブ賞 ドラマ部門
第10回ゴールデングローブ賞
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