手をつなぐ子等
テヲツナグコラ
上映時間:86分 / 製作:1948年(日本) / 配給:大映京都
解説 個性が強すぎて先生を手こずらせ、3度も学校を変えられた中山寛太は、両親も持て余してしまうほどの少年だった。そこに児童教育に熱心な松村という先生が現れ、寛太を受け入れようという。寛太はこの松村先生がすっかり気に入り、学校へ行くのが面白くてしようがなく、毎朝門が開く前から学校へ行くほどであった。そこに金三という札つきの悪童が編入して来る。金三は善良な寛太をおもちゃにし、ことあるごとにいじめるが、ついに寛太の善良さの前に意地悪な性格を改めるのだった。寛太という愛すべきキャラクターを作り上げたのは、稲垣監督と名コンビで知られる伊丹万作。稲垣演出は優しさにあふれ、宮川一夫の撮影も素晴らしい。
スタッフ |
監督:稲垣浩 |
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キャスト |