ベイビー・オブ・マコン
ベイビーオブマコン
THE BABY OF MACON
製作:1993年(英=独=仏) / 配給:ヘラルド
解説 P・グリーナウェイによる問題作。17世紀のイタリア。町の劇場で、『マコンの赤児』と題された劇が幕を開けた。それは、不妊症が流行する時代に醜い妊婦から生まれた子供が、金のためにその姉に利用され、救世主に祭り上げられるというもの。舞台袖の特別席には権力者のコシモらの一行が陣取り、舞台にしゃしゃり出ては大声で感想をもらす。やがて、舞台上と観客席の境界があいまいになっていき……。格調高い映像美で描かれた物語の中に、マスコミにほんろうされやすい現代社会の風潮を浮き彫りにする。スキャンダラスな結末が、いかにもグリーナウェイらしい。
スタッフ |
監督:ピーター・グリーナウェイ |
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キャスト |
ジュリア・オーモンド
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