「チェンソーマン」初の映画化！作中屈指の人気エピソード「レゼ篇」がついに公開

劇場版「チェンソーマン レゼ篇」が、9月19日に全国公開される。藤本タツキの「チェンソーマン」を原作に、連載当初から屈指の人気を誇るエピソード「レゼ篇」を映画化した本作。悪魔の心臓を持つ“チェンソーマン”となり、デビルハンターとして活躍する少年・デンジが、偶然出会ったミステリアスな少女・レゼに翻弄されながら、予測不能な運命へと突き進んでいく。

ナタリーでは、映画の公開に合わせて「チェンソーマン レゼ篇」をより楽しめる特設サイト・チェンソーマンナタリーをオープン。ここでしか読めないオリジナル記事や最新ニュース、「チェンソーマン」にまつわるコラム記事を展開していく。

「チェンソーマン」とは？

「チェンソーマン」は、“チェンソーの悪魔”を身に宿した少年・デンジが、公安所属のデビルハンターとして活躍するさまを描いたダークヒーローアクション。死んだ父親の莫大な借金を返すため、デンジは“チェンソーの悪魔”ポチタとともにデビルハンターとして日銭を稼いでいる。そんなある日、借金取りの裏切りによって命を落としたデンジは、薄れる意識の中でポチタとある“契約”を交わし、“チェンソーマン”に変身できる身体を手に入れて……。そうして公安所属のミステリアスな女性・マキマに拾われたことから、デンジの人生が一変していく。

左から「チェンソーマン」1巻、「劇場版 チェンソーマン レゼ篇」ビジュアル。

「ファイアパンチ」「ルックバック」などで知られる藤本タツキが描く同作。第1部が2018年から2020年まで週刊少年ジャンプ（集英社）、第2部が2022年から少年ジャンプ＋で展開されている。単行本は最新22巻まで刊行されており、シリーズ累計発行部数は3000万部を突破。2020年末には「このマンガがすごい！2021」のオトコ編1位に輝いた。さらに2022年にはMAPPA制作によりTVアニメ化。2023年に舞台化も果たした。

また各種配信プラットフォームでは「チェンソーマン 総集篇」を配信中。TVシリーズのまとめに加え、単行本巻末エピソードを新規映像化した「ちぇんそーびより」が収録されている。詳しくは劇場版公式サイトの「COMPILATION」ページのご確認を。

劇場版「チェンソーマン レゼ篇」あらすじ

劇場版「チェンソーマン レゼ篇」では、TVシリーズの続きであり、原作単行本5巻から6巻まで展開される作中屈指の人気エピソード「レゼ篇」を映像化。デビルハンターとして公安対魔特異4課に所属したデンジは、憧れのマキマとの映画デートに浮かれていた。そんな中、急な雨に見舞われ雨宿りしていると、ミステリアスな少女・レゼと出会う。近所のカフェで働いているという彼女は、デンジに優しく微笑みかけてきて……。レゼに翻弄されるデンジの姿や、チェンソーマンと彼の心臓を狙うボムとの戦いが、迫力たっぷりに描かれる。

劇場版「チェンソーマン レゼ篇」より、レゼ。

劇場版「チェンソーマン レゼ篇」より、チェンソーマン。

デンジ役は戸谷菊之介、マキマ役は楠木ともり、レゼ役は上田麗奈が演じる。監督は𠮷原達矢、脚本は瀬古浩司、キャラクターデザインは杉山和隆、音楽は牛尾憲輔が担当。制作は引き続きMAPPAが手がける。主題歌には米津玄師「IRIS OUT（アイリスアウト）」、エンディング・テーマには米津玄師×宇多田ヒカルの「JANE DOE（ジェーン ドウ）」が使用される。

劇場版「チェンソーマン レゼ篇」作品情報

2025年9月19日（金）全国公開

スタッフ

原作：藤本タツキ（集英社「少年ジャンプ+」連載）
監督：𠮷原達矢
脚本：瀬古浩司
キャラクターデザイン：杉山和隆
副監督：中園真登
サブキャラクターデザイン：山﨑爽太／駿
メインアニメーター：庄一
アクションディレクター：重次創太
悪魔デザイン：松浦力／押山清高
衣装デザイン：山本彩
美術監督：竹田悠介
色彩設計：中野尚美
カラースクリプト：りく
3DCGディレクター：渡辺大貴／玉井真広
撮影監督：伊藤哲平
編集：吉武将人
音響監督：名倉靖
音楽：牛尾憲輔
配給：東宝
制作：MAPPA
主題歌：米津玄師「IRIS OUT」（Sony Music Labels Inc.）
エンディング・テーマ：米津玄師, 宇多田ヒカル「JANE DOE」（Sony Music Labels Inc.）

キャスト

デンジ：戸谷菊之介
ポチタ：井澤詩織
マキマ：楠木ともり
早川アキ：坂田将吾
パワー：ファイルーズあい
東山コベニ：高橋花林
ビーム：花江夏樹
暴力の魔人：内田夕夜
天使の悪魔：内田真礼
岸辺：津田健次郎
副隊長：高橋英則
野茂：赤羽根健治
謎の男：乃村健次
台風の悪魔：喜多村英梨
レゼ：上田麗奈

劇場版「チェンソーマン レゼ篇」本予告