週刊ヤングジャンプ(集英社)が5月に創刊45周年を迎える。これに合わせ、同誌を中心にWebマンガサイト・となりのヤングジャンプ、マンガアプリ・ヤンジャン!の3媒体による新人マンガ賞「集英社青年漫画新人大賞」が創設された。
同マンガ賞は、週刊ヤングジャンプが40周年を迎えた2019年に行われ、「ダイヤモンドの功罪」の平井大橋らを輩出した「1億円40漫画賞」をもとにしたもの。「1億円40漫画賞」では、「バトル漫画賞」「歴史漫画賞」「SF漫画賞」「ラブコメ漫画賞」などスタンダードなものから、「勝手に外伝・スピンオフ描いてみた。漫画賞」「アニメ1クール分プロット漫画賞」「目指せみんなに愛されキャラ漫画賞」といったピンポイントなものまで40部門が用意されていたが、「集英社青年漫画新人大賞」では部門が拡大され、「少年漫画部門」「少女漫画部門」「タテマンガ部門」から、「愛されキャラ・マスコット部門」「実況者(VTuber・YouTuber)・eスポーツ部門」まで45のテーマがラインナップされている。
各部門大賞から上位10作品が最終選考に進み、その中から選ばれる大賞作品の作者には賞金1000万円を贈呈。大賞を選出する最終選考の審査員には、
週刊ヤングジャンプ・増澤吉和編集長
本年5月をもちましてヤングジャンプは創刊45周年を迎えます。
その節目を記念して「集英社青年漫画新人大賞」を創設します。
賞金総額最大1億円、テーマ45部門、超一流の審査員。どれをとっても
漫画界最大の漫画賞です。来たる次の10年、50年、100年……
漫画をもっと面白く、漫画界を、いや世界をもっと熱くしていきたい。
ヤングジャンプは本気でそう思っています。
この漫画道、一緒に歩んでくれる皆さんのご応募、心よりお待ちしております。
となりのヤングジャンプ・西村新平編集長
1億円40漫画賞受賞者から多くの方がとなりのヤングジャンプで連載デビューしています。
部門が多い分自由度も高く、様々な可能性の道が開かれています。
新人からプロの作家さんまで、この漫画賞での新たな出会いを楽しみにしています。
ヤンジャン!・春日井宏往編集長
ヤングジャンプ40周年の際に行われた1億円40漫画賞では多くの応募者の中からきらめく才能が集まりました。『ダイヤモンドの功罪』の平井大橋氏もその一人です。価値観の多様化やマンガ文化の深化により、作品性や掲載媒体、売り方も更に複雑多岐になってます。だからこそ作家や編集がしっかり狙いを持って作品を作り、出版社が支援していくべき時代、私たちも万全の体制で皆さんを待ってます。新たな才能との出会いが楽しみです。
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ヤンジャン45周年記念!45のテーマで募集する「集英社青年漫画新人大賞」創設
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