プリキュア20周年を記念した「コスチュームクロニクル」刊行、ファッションを徹底追及

アニメ「プリキュア」シリーズの20周年を記念した単行本「プリキュア20周年アニバーサリー プリキュアコスチュームクロニクル」が、10月31日に講談社より刊行される。価格は税込2420円。

この本は2018年に「プリキュア」シリーズの15周年を記念して作られた、「プリキュア15周年アニバーサリー プリキュアコスチュームクロニクル」の増補改訂版。プリキュア全78人のファッションの魅力について、キャラクターデザイナーやプロデューサーに徹底取材し、東映アニメーション総合監修のもと、それぞれのキャラクターデザインが生み出された背景や理由、裏話、細部のこだわりに迫る。これまで書籍に掲載されることが少なかった「プリキュア」シリーズの劇場版限定コスチュームや、映画のオリジナルキャラクター・ダークプリキュア5やキュアモフルンなどのコスチュームにも新たに触れる。

さらにキャラクターデザイナー・中谷友紀子とプロデューサー・村瀬亜季、キャラクターデザイナー・斎藤敦史とプロデューサー・高橋麻紀のインタビューや「プリキュア」の20周年を振り返る鷲尾天の単独インタビュー、マンガ家・上北ふたご、バンダイの歴代玩具担当者のインタビューを新たに収録。年表のコーナーではファッションクリエイティブディレクター・軍地彩弓が登場し、「プリキュア」のコスチュームの歴史をファッション史の視点から解説していく。

そのほか鷲尾プロデューサー、シリーズディレクター・西尾大介、キャラクターデザイナー・稲上晃のクロストーク、「プリキュアの魅力を生み出す力」と題したキャラクターデザイナー・川村敏江のインタビューを再掲載。「プリキュア」のファッションの集大成として、資料性の高い一冊に仕上げられている。