楽天がマンガ配信サービスを今秋リリース、少年画報社らとオリジナル作品制作中

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楽天グループによるデジタルコミック配信サービス・R-TOONが、今秋にリリースされる。

R-TOONは、タテ読みデジタルコミックのオリジナル作品をはじめとする、さまざまなデジタルコミックを読むことができるサービス。作品を毎日1話無料で読める機能および、話単位でマンガを購入できる機能も提供を予定している。パートナー企業である少年画報社、ストレートエッジ、ニトロプラスの協力のもと、オリジナル作品の共同制作を実施中だ。

なお楽天は、少年画報社と共同でコミックレーベルを立ち上げ、海外展開も視野に入れながら、日本文化と海外ニーズをマッチさせた新コンテンツの創出にも取り組むことを発表。ストレートエッジ、ニトロプラスとは、2022年6月に発表したトゥーンクラッカーとの協業を背景に、R-TOON独占先行配信のハイクオリティなコンテンツ展開を目指す。

大野正拓氏(少年画報社取締役)コメント

弊社は漫画一筋78年目の会社で、時代と共に常に誕生するクリエーターと生きてきました。その力をベースに、得意とする「ターゲティング=誰が、どこで、どのタイミングでコミックを読むのか?」を追求し、楽天の想定する市場で作品を提供したいと思っています。私は楽天の国際競争力は日本の宝だと思っています。国内に留まらず、急成長を遂げるアジア、欧州・北米等で勝負できるのもチャンスだと思っています。協業するチャンスを得て、コミックの可能性を拓く一助になれればと思います。

三木一馬氏(ストレートエッジ代表取締役社長)コメント

僕は常日頃から「Rakuten TV」や「楽天Kobo」などを利用させてもらっているのですが、そのユーザーファーストなサービス精神や利便性の良さについて、いつも感動していました。これもひとえに、コンテンツに対する愛ゆえなのだろう、とひしひしと感じておりました。そんな楽天と共に作品作りをできる機会をいただけてとても嬉しいです。まだ日本の縦読みデジタルコミック市場では、国産で大ヒット作品は出ていません。「R-TOON」の作品がその第一作となるように、力の限り頑張ります。

高橋宙生氏(楽天グループ エンターテインメントコンテンツ事業ヴァイスプレジデント)コメント

日本の伝統的なエンターテインメントコンテンツの代表格であるマンガは、そのストーリー性やキャラクター性から、世界にそのファンを広げつつあります。縦読みのデジタルコミックは、より新しい読者の層を開拓するものであると同時に、新たなマンガコンテンツの創り手が生まれるきっかけにもなりうると考えます。楽天は今後も、世界中のコンテンツ・クリエーションの担い手の皆様と共に、新時代のコミック文化の醸成に取り組んでまいります。

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