2020年7月にオープンしたトキワ荘マンガミュージアムは、1982年に老朽化で解体されたトキワ荘を再現した施設。高野区長は「2020年6月、このトキワ荘マンガミュージアムが完成間近のとき。私は先生の事務所にお伺いして、トキワ荘と『まんが道』は切っても切り離せない。ぜひ最初の企画展を『まんが道』でできないかとご相談しました。そうしたら先生に『トキワ荘ができたのは、兄貴分の
企画展は「第一章 まんが道のはじまり」「第二章 憧れのトキワ荘へ ~トキワ荘時代の藤子不二雄(A)~」「第三章 漫画家仲間との交流」「第四章 リアルに描かれたトキワ荘」で構成。「第一章 まんが道のはじまり」では小学校で出会った満賀と才野がプロとなり、憧れのトキワ荘に入るまでの道のりがすごろくに見立てて紹介される。その奥には「まんが道」の直筆原稿14点と、藤子(A)とトキワ荘の仲間たちとの写真を展示。見どころの1つとして、トキワ荘の解体工事が行われた際に藤子(A)が持ち帰った14号室の壁の一部も飾られた。
「第二章 憧れのトキワ荘へ ~トキワ荘時代の藤子不二雄(A)~」では、藤子(A)の多彩なマンガ表現に注目。キャラクターの心情や時間の経過などが、どのようなテクニックで描写されているか紹介される。またトキワ荘時代の作品と実績リストも掲出。藤子(A)の創作の源になった海外雑誌と映画鑑賞についても説明された。
「第三章 漫画家仲間との交流」では、藤子(A)が「兄弟のようだった」と語るトキワ荘の仲間にフィーチャー。手塚と寺田をはじめ、
「区制90周年記念事業 特別企画展『藤子不二雄(A)のまんが道展』」
会期:2022年11月12日(土)~2023年3月26日(日)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)
時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
場所:東京都 豊島区立 トキワ荘マンガミュージアム
佐助 @sasukeofsasuke
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