今こそ手塚治虫のメッセージに耳を傾けるとき、FRaUのまるごと1冊SDGs号で特集

4

160

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 36 97
  • 27 シェア

手塚治虫「火の鳥」太陽編のワンシーンが、本日12月21日に発売されたFRaU2022年1月号(講談社)の表紙に使用された。

FRaU2022年1月号

FRaU2022年1月号

大きなサイズで見る(全3件)

FRaU2022年1月号は毎年恒例となっている“まるごと1冊SDGs号”の最新版。「世界を変える、はじめかた。2022 Where there is a will, there is a way. 意志のある美しさを探しに。」と銘打たれ、2022年を迎える前に知っておきたいSDGsの最新事情やトピックが紹介される。

作品の中で自然、環境、生命、動物、科学、戦争、人種など現代のSDGsにつながるテーマを多く描き、1989年に刊行されたエッセイ「ガラスの地球を救え 二十一世紀の君たちへ」には現在の世界を予言するような内容を残していた手塚。「21世紀を生きる私たちに向けられたメッセージに、今こそ耳を傾けるべきなのでは」という思いから、誌面では手塚作品の印象的なシーンと言葉が掲載された。

FRaU編集長・熱田千鶴コメント

2018年12月に初めてまるごと1冊のSDGs号を刊行してから、MOOKも含めて今号で10冊目となりました。「世界を変える、はじめかた。2022」では、「意志のある美しさを探しに。」と題して、地球と自分を美しくするためのコンテンツをご紹介しています。
副題である“Where there is a will, there is a way.”は、「意志あるところに方法はある」という英語のことわざです。強い意志があれば、おのずと道が開けていくという意味ですが、私はこの言葉にSDGsを達成するためのヒントがあると思いました。現在の世界を見渡すとSDGsのゴール達成には到底追いつかない、気が遠くなることも多いですが、それでも私たちは前に進むしかなく、強い意志を持ってこの星をかつての美しい地球に戻すべく、変えていく努力をしなければなりません。地球を美しくすることは、巡り巡って自分の美に還ってくることでもあります。
意志を持って道を開いている人は美しさも兼ね備えている、ということも今号の取材から教えてもらいました。1冊を通してそんな気づきを得てもらえたら幸いです。

この記事の画像(全3件)

読者の反応

  • 4

かずきっず @kazkidZ

今こそ手塚治虫のメッセージに耳を傾けるとき、FRaUのまるごと1冊SDGs号で特集 - コミックナタリー

#マイナタリー

https://t.co/DCbJxBlVP4

コメントを読む(4件)

手塚治虫のほかの記事

リンク

関連商品

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのコミックナタリー編集部が作成・配信しています。 手塚治虫 の最新情報はリンク先をご覧ください。

コミックナタリーでは国内のマンガ・アニメに関する最新ニュースを毎日更新!毎日発売される単行本のリストや新刊情報、売上ランキング、マンガ家・声優・アニメ監督の話題まで、幅広い情報をお届けします。