「鉄腕アトム」30分のTVアニメシリーズに特化した企画展が明日から

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手塚治虫原作によるTVアニメ「鉄腕アトム」の企画展 「鉄腕アトム ―国産初の30分テレビアニメシリーズ―」が、明日12月18日から2022年4月10日まで東京・豊島区立トキワ荘マンガミュージアムで開催される。本日12月17日には記者発表が行われ、高野之夫豊島区長、手塚プロダクションの代表取締役社長・松谷孝征氏が出席した。

「鉄腕アトム ―国産初の30分テレビアニメシリーズ―」ポスタービジュアル

「鉄腕アトム ―国産初の30分テレビアニメシリーズ―」ポスタービジュアル

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フォトスポットで写真撮影する豊島区長の高野之夫氏(左)と手塚プロダクションの代表取締役社長・松谷孝征氏(右)。

フォトスポットで写真撮影する豊島区長の高野之夫氏(左)と手塚プロダクションの代表取締役社長・松谷孝征氏(右)。[拡大]

「鉄腕アトム ―国産初の30分テレビアニメシリーズ―」では絵コンテや台本など約60年前の貴重な資料を展示し、制作当時の様子やスタッフの思いを紹介。またセル画が制作されなくなった現在ではあまり見ることのできない、当時と同じ手法で作られた“複製セル画”で一部のストーリーを見ることができる。

館内では1963年放送の「鉄腕アトム」第1話を上映。アトムと写真が撮れるフォトスポットが用意されるほか、企画展示室前のマンガラウンジには雑誌連載当時の付録が並ぶ。さらに企画展オリジナルグッズや記念メダルも販売される。

展示の様子

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記者発表で高野豊島区長は「これまで鉄腕アトムの展覧会は数多く行われてきたが、1963年から始まった30分TVアニメシリーズに特化した展覧会は、今回初と聞いています。2021年から3年間は、アトムのアニバーサリーイヤーであり、本展が開催できることを光栄に思います。往年のファンの方々や、多くの子供たちに見ていただいて、ぜひ、マンガ、アニメの文化を次世代に継承してほしいです」とコメント。松谷氏は「鉄腕アトムは見るたびに新しい発見、気付きがあり、素晴らしい作品です。マンガ連載当時から50年経った未来を描いた作品ですが、改めてすごい想像力だと感じました。ぜひ子供たちにも本企画展を見てもらい、原作も手に取っていただければと思います」と述べた。

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「鉄腕アトム ―国産初の30分テレビアニメシリーズ―」

会期:2021年12月18日(土)~2022年4月10日(日)
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日、ただし12月27日は開館)、年末年始(12月29日~1月3日)
会場:東京都 豊島区立トキワ荘マンガミュージアム
料金:大人500円、小中学生100円、未就学児・障がい者手帳をご提示の方及び介助者(1人まで)無料

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(c)手塚プロダクション

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