画業40周年を迎えた
「天國 パライゾ」は月刊コミックビーム(KADOKAWA)を中心に発表された、5つの短編をまとめた作品集。「ネンコロリ」「オランダさん」「童貞マリア」など、そのどれもが第二次世界大戦中のナガサキやアウシュビッツ、敗戦直後の日本で生きる子供らの姿を描いた、“戦争と祈り”がテーマのものになっている。単行本はタイトル部分などが箔押しされ、「画業四十周年記念刊行」という金色の帯が巻かれた豪華な仕様でお目見えした。
なおコミックナタリーでは丸尾の画業40周年と、「天國 パライゾ」の発売を記念して、ここだけの“Web原画展”を公開中。40年の歩みを、40枚の原画と丸尾自身によるコメントで振り返っている。関連する特集・インタビュー
みやしたゆきこ @fukubukuro
画業40周年を迎えた丸尾末広が贈る、“戦争と祈り”描いた5つの短編「天國 パライゾ」 https://t.co/GtGYmTrkBr