本日12月27日、東京・紀伊國屋ホールにてDVD「そんなバカなマン」発売記念イベントが行われ、
「そんなバカなマン」は、約20年来の仲であるバナナマンとバカリズムがタッグを組み、「そんなバカな」をキーワードに笑いを届けるバラエティ。今年4月に初めてオンエアされ、第2弾、第3弾と回を重ねてきた。DVDには第2回までの放送の中から、トークやコント、「パシフィック・ヒム」「爆笑ナックルズ」「偏差値ファイト」などのコーナーが収められている。
イベントでは、事前に観客から募集した「そんなバカな?!仮説」について3人がトークしたほか、設楽とバカリズムが日村を遠隔操作するデート企画「パシフィック・ヒム」の未放送分を上映。日村が提唱する「にらめっこで2回全力で変顔したあとの真顔は最強」という仮説を実践した場面では、設楽とバカリズムの真顔は大ウケしたが、日村は変顔が優れすぎていて「ただし日村には通用しない」という但し書きが必要だという結論に至っていた。
3人は変顔を披露したあと、番組おなじみのバナナのセットに座ってイベントを進行する。このセットが250万円だと判明し「車買えるじゃん!」と驚く設楽に対して、日村は「俺のインプラント500万だからね!」と歯と比較して笑いを誘った。
未公開の「パシフィック・ヒム」は3本立てで上映された。3人は上映中、解説するでもなく爆笑しながら純粋に映像を堪能。設楽が本番スタート前からあらゆる方法で日村に対してイタズラを仕掛ける様子に、バカリズムは「(カメラが)回ってようが回ってまいが関係ないんですよ、この人は。頭おかしいですよ(笑)」と改めて感心する。日村も「しつっこいんだよね! 何回も何回も!」と設楽の細かく執拗な指令について話した。
設楽とバカリズムの指令を完璧にこなす日村の映像で笑ったあと、観客をバックにフォトセッションが行われ、イベントは幕。終演後3人に感想を聞くと、「みんなで笑ったね」(日村)、「友達んちで一緒にビデオ観たみたい」(設楽)、「楽しかった。僕らが一番笑ってたかも」(バカリズム)と、アットホームな雰囲気の中で行われたイベントを存分に楽しんだ様子だった。
また「パシフィック・ヒム」で日村が即座に指令を遂行してくれることについて、バカリズムは「日本で日村さん以上にできる人はいない。持って生まれたもの。こういうことをするために生まれてきた」と絶賛。設楽も「普通言い方変えちゃったりするけどそのまんまちゃんと言うし。本当に人形になってくれる」と加える。
こうして2組で番組を持てることには「信じられないよね。昔日村さんちの明大前のきったねえ部屋で遊んでたのをまんまテレビにしてる感じ」と設楽。さらに「特番しかやってないのにDVD化ってあんま聞いたことない(笑)。『そんなバカなマン』らしいですね」と驚いてみせた。
バナナマンとバカリズムのコメント
──読者に向けて、DVDの見どころをお願いします。
バナナマン設楽:年末はこれで笑ってもらえるんじゃないですか? 家族全員で、とは言わないですけど。
バカリズム:でも「パシフィック・ヒム」は家族で笑えるんじゃないですか? 子供とか大好きですよ。
バナナマン日村:面白いんだろうね、単純にね。「バカだなあ」って。
設楽:じゃあコタツで家族の団らんのときに。でもなあ、地上波も面白いからなあ。DVD観てる時間あるかな?
日村:つまんない時間ないんだよね、この時期ね。
──では三が日過ぎたあたりの土日とかに。
バカリズム:いろいろ終わってからですね。
日村:普通に戻ってからだね。
設楽:真夜中に観ると面白いかもね。
日村:真夜中は面白いと思う。朝に観てもあんまピンとこないでしょ。
バカリズム:朝観るやつじゃないですね。
設楽:大きい会場押さえて観るのもいいかも。で、「パシフィック・ヒム」をやってみるとか。
バカリズム:やったら改めて日村さんがどれだけすごいかわかると思いますよ。
日村:いやいや、(すごいのは指示を出す)そっちだと思うよ。
設楽:いや、本当はこっちの指示がすごいんだよ。
日村:なんだよ!
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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
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