ナタリー PowerPush - 乃木坂46×富士急ハイランド コラボレーション企画

富士急ハイランドが好き?嫌い?体を張ったガイドブック作りに密着

番外編インタビュー:井上小百合「私と戦隊ヒーロー」

番外編インタビュー2人目は井上小百合。大の戦隊ヒーローファンとしてファンの間で知られている彼女に、一番好きな戦隊シリーズ「天装戦隊ゴセイジャー」の魅力や戦隊ヒーローに対するこだわり、そして理想の戦隊ヒーローについて思う存分語ってもらった。

私、ブラックがやりたいです!

インタビュー写真

──井上さんは戦隊ヒーローの中でも「天装戦隊ゴセイジャー」が一番好きだということですが、ゴセイジャーのどういったところが魅力的なんでしょう?

ストーリーの展開がとにかくすごくて。最初は味方側だった科学者が人間の醜い部分を知って、人間に恨みを持つようになって最後には敵になっちゃうんですよ。で、その科学者は世界をもっと良くしたいと思って、最終的に世界を滅ぼそうとするんです。ゴセイジャーはその敵と立ち向かっていく中で本当の正義とは何かが見出せなくなっていって。

──ヒーローだから絶対に正しいとか、悪役だから絶対に悪い人だとか、一概に言えなくなっていくと?

はい。その正義と悪が紙一重の中、ゴセイジャーが本当の正義を見つけていく世界観が素晴らしいんです。

──なるほど。子供を対象にした番組ではあるけど、非常に深い内容ですね。

そうなんです。それと私、戦隊ヒーローの追加戦士(シリーズ中盤から登場する主人公の仲間)が大好きなんですけど、ゴセイジャーではその追加戦士(ゴセイナイト)が敵に操られちゃって、もう大変なんです!

──あはは(笑)。じゃあ井上さんは番組開始当初から出ている主人公5人よりも、ストーリー中盤から出てくる追加戦士のほうが好きだと。

インタビュー写真

そう。めっちゃ好きです! だって結局のところ、追加戦士が一番強いじゃないですか。戦隊ヒーローみんなそれぞれ技があるけど、追加戦士はその技を全部使えるし。それに戦隊ヒーローが戦っていてピンチになったときにサッと出てきて、サッと敵を倒して帰っていくんです。そこがもう、本当に大好きで。

──じゃあもし自分がそういう戦隊ヒーローを演じることができたら、ピンクみたいなポジションよりも、ゴールドやシルバーみたいな追加戦士をやってみたい?

はい。私、ブラックがやりたいです!

井上小百合がプロデュースする戦隊ヒーロー

──よく遊園地では戦隊ヒーローショーをやってたりしますが、もし自分が戦隊ヒーローをプロデュースすることができたら、どんなキャラクター設定にしたいですか?

インタビュー写真

そうですね、まず……戦隊ヒーローってどのシリーズもメンバー1人ひとりの個性が強いんです。ピンクは本当にかわいらしい女の子で、ブルーはいつも隅っこでみんなを「フンッ」って見てるクールなキャラ。戦うときもワーッて攻めていかないで、華麗に舞って敵を倒していくのが理想です。イエローは歴代の戦隊ヒーローでもやんちゃなキャラが多くて。だから、イエローはいつもニコニコしていて周りを和ませるタイプがいいですね。

──じゃあブラックはどんな設定にしましょうか?

私の大好きなブラックは……常にメンバーの片隅にいるんだけど決していなくならない。最初からいる正規の5人じゃないんだけど、でも必要っていう重要な立ち位置がいいと思います。で、グリーンはお茶目だけどカッコよくもあるキャラ。リーダーのレッドを影で支えるタイプかな。そしてレッドはリーダーとして王道なんですけど……私が今まで見てきた戦隊ヒーローの中では、あまりリーダーリーダーしてないレッドが好きなんです。例えば「魔法戦隊マジレンジャー」で言うと……マジレンジャーって5人とも兄弟姉妹なんですけど、通常だとリーダーのはずのレッドが末っ子で(マジレンジャーではグリーンがリーダー)。でもそれがストーリーにすごくマッチしていて面白かったんです。私が大好きなゴセイジャーもレッドはみんなを仕切るタイプではなくて、いつもみんなを見てニコって笑っていて、だけどレッドがいないとまとまらない。そういうレッドがいいな。あと、ゴールドはいかにもゴールドって感じで、最強なんだけどそこをあまり表に出さない。自分の力をほかのみんなを支えるために使う、そういうゴールドがいいと思います。

インタビュー写真

──戦隊としてのテーマはどうしましょう?

今までは警察官とか魔法戦士とか天使とかあるんですけど、一番やりたいのは天使ですね。天使をやりたい。

──まさにゴセイジャーのように?

そう。変身すると羽が生えて、空が飛べるんですよ。もうヤバイ……想像しただけでヤバイです!

富士急ハイランド営業概要

営業時間

8/1~8/10、8/16~8/27:8:30~22:00
8/11~8/15:7:00~22:00
8/28~8/31:8:30~21:00

※9月以降、時期により開園・閉園時間が異なるので、オフィシャルサイトで要確認。

休園日

8、9月は無休

※10月以降についてはオフィシャルサイトで要確認。

料金

入園料:大人・中高生 1300円 / 子供 700円
フリーパス:大人 5000円 / 中高生 4500円 / 子供 3700円

交通

▼車
・新宿から中央自動車道で約80分、河口湖ICに隣接
・東京から東名高速道路・御殿場IC、東富士五湖道路経由で約90分

▼バス
・新宿から中央高速バスで約100分、富士急ハイランド下車
・東京駅から東名高速バスで約150分、富士急ハイランド下車
(バスは要予約)

▼電車
・JR中央本線大月駅で富士急行線に乗り換え富士急ハイランド駅下車、大月駅から約50分

ニューシングル「走れ!Bicycle」/ 2012年8月22日発売 Sony Music Records

Type-A 収録曲
  1. 走れ!Bicycle
  2. せっかちなかたつむり
  3. 涙がまだ悲しみだった頃
  4. 走れ!Bicycle off vocal ver.
  5. せっかちなかたつむり off vocal ver.
  6. 涙がまだ悲しみだった頃 off vocal ver.
Type-B 収録曲
  1. 走れ!Bicycle
  2. せっかちなかたつむり
  3. 人はなぜ走るのか?
  4. 走れ!Bicycle off vocal ver.
  5. せっかちなかたつむり off vocal ver.
  6. 人はなぜ走るのか? off vocal ver.
Type-C 収録曲
  1. 走れ!Bicycle
  2. せっかちなかたつむり
  3. 音が出ないギター
  4. 走れ!Bicycle off vocal ver.
  5. せっかちなかたつむり off vocal ver.
  6. 音が出ないギター off vocal ver.
通常盤 収録曲
  1. 走れ!Bicycle
  2. せっかちなかたつむり
  3. 海流の島よ
  4. 走れ!Bicycle off vocal ver.
  5. せっかちなかたつむり off vocal ver.
  6. 海流の島よ off vocal ver.
乃木坂46(のぎざかふぉーてぃしっくす)

乃木坂46

2011年8月に「AKB48の公式ライバル」として誕生したアイドルグループ。グループ名の「乃木坂」は最終オーディション会場の「SME乃木坂ビル」、「46」は「AKB48より人数が少なくても負けないという意気込み」に由来する。総合プロデュースはAKB48同様、秋元康が担当。全国規模のオーディションにより、3万8934人の応募の中からスターティングメンバーとして33人が選出された。2012年2月にシングル「ぐるぐるカーテン」で待望のメジャーデビュー。オリコンウィークリーチャートで初登場2位を記録し、20万枚を超えるセールスを記録した。同年5月には早くも2ndシングル「おいでシャンプー」をリリースし、初のオリコンウィークリーチャート1位を獲得。8月22日には待望の3rdシングル「走れ!Bicycle」を発売した。


2012年8月24日更新