黒夢が初の映画主題歌、暴力性や狂気描いた書き下ろし曲

黒夢の新曲「13 new ache」が、「偶然にも最悪な少年」などで知られるグ・スーヨン監督の最新映画「ハードロマンチッカー」の主題歌に起用された。

「13 new ache」は、11月2日にリリースされる約13年半ぶりのニューアルバム「Headache and Dub Reel Inch」からの1曲。清春（Vo）がこの映画に潜む「暴力性や狂気、カオス」をイメージして書き下ろした攻撃的なナンバーだ。また、テーマソング制作は東京スカパラダイスオーケストラが担当しており、映画の世界観に彩りを添えている。

「ハードロマンチッカー」は、刹那的な暴力に生きる男女の姿が描かれたハードボイルド作品。主演の松田翔太をはじめ、永山絢斗、金子ノブアキ（RIZE）、白竜、真木蔵人、中村獅童、渡部篤郎、真木よう子といった豪華キャストが揃う。

なお、この作品は「第24回東京国際映画祭」の特別招待作品、「第16回釜山国際映画祭」のミッドナイトパッション部門にダブルノミネートされている。劇場での全国公開は11月26日より。

グ・スーヨン監督 コメント

今回、ボクのハードロマンチッカーという夢のように乱暴な映画の主題歌に、という夢のように乱暴なお願いを快諾していただいて、大変感謝しています。
もしも、ボクたちの持つ暴力性や狂気に、映画や音楽という表現方法がなかったら、きっとろくでもないことをやらかしてたんだろうな。黒夢の音楽に対する真剣さに敬服です。ありがとうございました。

清春（黒夢）コメント

「ハードロマンチッカー」公開決定おめでとうございます。
黒夢での初の映画の主題歌になるこの話をいただいてから、暴力性や狂気、カオスという作品内容にイメージを受けながらこの「13 new ache」をレコーディングしました。このオファーをとてもうれしく思っています。
11月2日にはこの曲も収録した13年振りの黒夢のニューアルバム「Headache and Dub Reel Inch」を発表して、来年1月13日、日本武道館でライブを行います。
最新型、現在進行系の僕らを堪能して下さい。

黒夢「Headache and Dub Reel Inch」

2012年1月13日（金）東京都 日本武道館
OPEN 17:30 / START 18:30
料金：7900円

※追記（2011.9.12. 23:52）
黒夢のアーティスト写真を最新のものに差し替えました。