さまざまな妖怪と出会える体感型展覧会「水木しげるの大妖界」が池袋で開催

「体感妖怪アドベンチャー GeGeGe水木しげるの大妖界」が、7月26日から8月29日まで、東京・サンシャインシティで開催される。

これは水木が描いた妖怪イラストをもとに、複製原画や立体像にさまざまな演出を施して、妖怪を紹介する体感型の展示会。2012年に台湾、2013年に大阪で行われたイベントで、東京では初開催となる。

会場ではまず昨年逝去した水木の偉業を伝えるために新設された「水木しげる大百科」と、水木の代表的なキャラである鬼太郎を紹介する「鬼太郎大百科」を展開。続く「日本の妖怪たち」には妖怪の複製原画や、鳥取県境港市の水木しげるロードと同じ妖怪ブロンズ像が並んでいる。奥へ進んだ「妖怪屋敷」「妖怪の森」の中にはさまざまな妖怪の立体像が飾られているほか、「妖怪屋敷」内にある「無限六角堂」ではカラフルな妖怪イラストが並べられ、巨大な万華鏡に入ったような空間を味わうことができる。

さらに水木の著書「あの世の事典」をもとに、さまざまな国に伝わる死後の世界を再現した「水木しげるの冥界ワールドツアー」も。またこれらの展示についての音声ガイド「のんのんばあの妖怪ツアー」も用意されているので、より深く妖怪について知りたい人は利用してみては。

ほかにも金色の鬼太郎が祀られた「鬼太郎神社」、本展のみのオリジナルグッズを販売する「妖怪百貨店」、いったんもめんに座って撮影してもらえる記念撮影などのコーナーも充実している。

前売り券は公式サイトのほか、セブンチケット、ローソンチケット、チケットぴあ、イープラスなどで5月20日から7月25日まで販売される。