お笑いナタリー Power Push - スクールJCA
東京03が振り返る仲間たちとの交流 JCA24期生の合同ライブも紹介
スクールJCA24期生のコメント
「スクールJCA24期生合同ライブ DIVE!&JUMP!!」の本番前、スクールJCA24期生の中から4組にJCAでの生活ぶりやコンビ結成時のエピソード、今後の目標などを語ってもらった。笑いの腕磨きに余念がない生徒たちのリアルな声に耳を傾けてほしい。
スクールJCA25期生オーディション
第1回オーディション日:2016年2月7日(日)13:00~
(定員数に達した場合は16:00の回を用意)
受付締切は1月29日(金)で当日消印有効。願書による書類審査があり、通過者には別途詳細を連絡する。第2回オーディションは2016年4月上旬に実施される予定。詳しくはスクールJCAのオフィシャルサイトにてご確認を。
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ダトウキョク
左 / 岩堀佑哉(イワホリユウヤ) 右 / 諏訪園昇平(スワゾノショウヘイ)
──岩堀さんが18歳で、諏訪園さんが28歳。年齢差のあるコンビなんですね。どんな経緯で結成を?
諏訪園 授業中に岩堀を観ていて演技力があったので声をかけました。10歳差というのもネタに入れられるかなと。ライブでそれなりに順位は取れていて、他事務所との対抗戦でも勝ってはいるけど、面白い人たちはいるので「ヤバいな。このままじゃ勝てないから、がんばろう!」というほうが大きいです。楽しく日々、切磋琢磨しています。そんなにイヤなことはなく、授業でも本気で笑ったりしています。
岩堀 僕はもっと存在感を出せるようになりたいです。18歳なので皆さん歳が上なんですけど、仲よくしてもらっています。たまに怖気づいたりしていますが、それで負けちゃいけない。普通の大学生よりはメンタルが少しでも強くなってるんじゃないかな、と自分では思います。
──コンビとしての売りは?
諏訪園 18歳が28歳を小馬鹿にしたり、といったところで笑いを取りたいです。僕が人生経験しているぶん、こいつに教えて、こいつが飲み込むけれども、「お前のほうがクズじゃないか!」と返ってくるような。僕が今年離婚してバツイチなんです。「バツイチじゃ弱いからバツサンくらいにしとけ」って授業で言われました(笑)。
──今後の目標は?
諏訪園 2020年の「M-1グランプリ」で絶対優勝します。有言実行。言霊というものもあるので。
岩堀 僕も思っていますよ。2021年も連続で優勝しちゃおうかなと(笑)。
ターリーターキー
左 / 伊藤那美(イトウナミ) 右 / 玉遥香(タマハルカ)
──伊藤さんは資料に「元アイドル」とありますが、スクールJCAに入られた経緯を教えていただけますか。
伊藤 もともとお笑いをやりたかったんです。大学に行って養成所に入ったら普通だな、と思って、1回アイドルを挟みました。アイドルは経験としてやりました。ファンとしてアイドルを応援するほうが好きです。
──今のスクールJCA生活はいかが?
玉 以前私は社会人をしていたのですが、今のほうが充実しています。同じ夢を追いかけて入ってきている人しかいないので、団結力、絆がすごくある。
伊藤 嫌なことが全部消えてしまうくらい、ライブが楽しいです。これまでやったことのない演技やパントマイムとかいろいろ経験できて、「こういうことも意外とできるな」と新たな自分が発見できます。「泣くのが意外と得意だな」とか(笑)。
──コンビとしての特色は?
玉 やりたいことは、日常に潜んでいるあるあるや小さな共感を題材にコントをすること。また「その世界の住人」というのを2人で描けたらな、とも思っています。
伊藤 関係性から生まれる、「あるよねー」と共感できるネタをやりたいです。
──東京03さんのような?
玉・伊藤 そうなんですよ!
──今後の目標は?
玉 高すぎる目標かもしれないですけど、私は帯番組がほしいです(笑)。あと話すのが好きなのでトークライブを開いてみたいです。
伊藤 私は単独ライブをやりたいなと思います。チケットがすぐ売れるようになりたいです。
ヤブの奴ら
左 / おたべさちお 右 / 遠藤光(エンドウヒカル)
──おたべさんは、大学のお笑いサークルに所属されていたそうですね。
おたべ 同志社大学の喜劇研究会に所属しておりました。先輩にさらば青春の光の東口さんや、メイプル超合金のカズレーザーさんがいらっしゃいます。
遠藤 コンビを組んだのは養成所で会ったのがきっかけです。僕が最初に声をかけて9月の頭くらいで。
おたべ 養成所に入った頃は仲が悪かったです。
遠藤 犬猿の仲で。僕が体育会系の部活に入っていまして。ハードな飲み会をやっていたので。
おたべ 「飲めよ飲めよ!」って。腹立ってLINEで激しいケンカをしました(笑)。そのあと1人で悩んでいるところを声かけてもらって。
遠藤 こいつ、すごく頑張り屋なんですよ(笑)。「やってみようかな」と。今は仲よくやらせてもらっています。
おたべ バチバチのLINEのやりとりの次は、「よろしくお願いします!」(笑)。
──JCAで学んで役に立ったことは?
おたべ その場の空気を読むことを教わりました。最初から考えていたことをそのままやるのはダメ。刻一刻と流れは変わるので、そこを読めよというのが勉強になりました。
遠藤 テンションの上げ下げが勉強になりましたね。ツッコミの場合、3のテンションで来たボケに対して3のテンションで返したりとか。
──将来の目標は?
おたべ 「M-1グランプリ」で優勝したいです。あと、単独ライブで数万人を動かしたい(笑)。「キングオブコント」も獲りたいです。
遠藤 漫才をやってるんですけど、コントもやりつつで。さらば青春の光さんも「キングオブコント」も「M-1」も上位に入ったりしてるんで。
おたべ 先輩なので悔しいです(笑)。
六角レンチ
左 / 中村誓吾(ナカムラセイゴ) 右 / 井上直人(イノウエナオト)
──お2人とも社会人経験があるということですが、なぜスクールJCAに?
中村 ちっちゃい頃からお笑いをやりたくて。相方とは中学からの付き合いで、高校のときにお笑いやらないかと声をかけました。卒業したらそのままスクールに行こうと思ったんですけど、高校の進路相談でストップが入って。お金もなかったので1回地元で働いて自分たちでお金を貯めて入学しました。
井上 今も高校時代の仲のまま変わらないですね。
──スクールJCAで役に立っている授業は?
中村 お互い前に出るのが苦手で、授業で前に出ろというのがあるので、前に出られるようにはなってきました。あとライブが月1であるので、自分たちの力を必ず試せます。
井上 自分に至っては人見知りがすごかったので、授業を受けていく中でやっと人としゃべれるようになりました。初歩的な問題ですけど(笑)。
──コンビとしての売りは?
中村 ツッコミのときにビンタで強めに叩いて笑いが起きている部分があって、ネタを作っているときも「ここは叩けるな」と考えながら作っています。
井上 バイオレンスな人見知りなもので(笑)。
──将来の目標は?
中村 とりあえずお笑いだけで生活できるようになりたいです。「M-1グランプリ」に出て一番が獲れたらうれしいです。