「UNDER5 AWARD 2023」初代王者の
今月6月18日、芸歴5年目以内の若手芸人を対象とした賞レース「UNDER5 AWARD」で優勝した金魚番長。特別授業のMCを務めたタケトから環境の変化を聞かれた古市は「芸人の大先輩にも名前を出してもらえるようになりました」と語り、箕輪も「肩書ができたことでより笑ってもらいやすくなりました」と笑顔で述べた。
質疑応答コーナーでは、授業に遅刻した生徒から「遅刻をしたときには上の人から謝りますか? それとも(授業の)アシスタントの方から?」との質問が。箕輪は「もちろん上から! 上に大ボケをかますというパターンもあるけど乗り切れる確率は、僕の体感では10分の2(笑)」と回答。一方、古市は「神保町よしもと漫才劇場の出番に遅刻したとき、たまたま『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のTシャツを着てた。そういうのを用意しておくといいです(笑)」としつつ、「基本は『挨拶』と『時間を守る』の2つは絶対。遅刻はテレビだと一発アウトの可能性もあるから気を付けて!」と注意を呼びかけた。
ほかにもさまざまな質問に答えた箕輪は最後に「皆さんはこれから僕のライバルになると思いますけど、みんながいくらもがいたところで僕が全部捻り潰します。UNDER5~!」と王者の貫禄を見せつける。一方、古市は「芸人は本当に楽しい。みんなやりたことやっちゃえよって話! 諦めないで。スベったことなんて誰も覚えてないから!」とエールを送った。
授業を終えた金魚番長はマスコミ向けの取材会も出席。箕輪は「生徒がいい子たちばかりで、手もいっぱいあげてくれて、楽しく授業させてもらえました。尖ってる感じがなかった」「僕らの頃より生徒も教室も清潔感が増している。遅刻してきた子だけですね、あんなに汗をかいていたのは」と振り返った。
若手芸人界では、学生お笑いの経験者が台頭しているが、金魚番長はまったくの未経験でNSCに入学し、「UNDER5 AWARD」王者に輝いている。未経験者でNSCに入学するか迷っている人へのメッセージを求められると、古市は「全然大丈夫! 授業に出てください! 僕らはNSCを進研ゼミみたいに使ってました」とコメント。箕輪は「僕らはこれ以上、大学お笑いの人たちをプロにさせないように『NOROSHI(お笑いサークル団体戦)』とかのMCなどで『就活しろ』と言っている。徐々に大学お笑いは衰退していくと思います(笑)」と述べるが、古市は「そんなことしてるから『NOROSHI』に呼ばれなくなりました」と苦笑いで補足した。
取材会では「UNDER5 AWARD 2023」優勝記念企画として「金魚番長特別安売りキャンペーン」が実施されることも明らかに。これは7月と8月の期間限定で、金魚番長が“知名度アップに繋がる仕事”を通常価格より大幅値下げで受け付けるというもの。金魚番長は「今も安いのにさらに下げます!」「なんでもします! 今年売れちゃいたい!」とアピールした。
5つのスクールからなるよしもとアカデミーは、エンタメの表方・裏方を目指す人達を育成する吉本興業の教育機関。2024年度の生徒の募集を今月6月より受け付けている。資料請求はよしもとアカデミーまで。
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金魚番長 古市 @full_bantyo_
箕輪のアドバイスは何人かメモってたけど、俺の「笑顔が大事」ってアドバイス誰もメモってなかった https://t.co/ECE3co2mpi