金魚番長「UNDER5」優勝会見で喜び、芸歴6年目の来年は「JUST6」開催?

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芸歴5年目以内の若手芸人を対象とした賞レース「UNDER5 AWARD 2023」の決勝戦が6月18日に東京・ルミネtheよしもとで開催され、金魚番長が優勝。大会後の会見で喜びを語った。

金魚番長

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ニューヨークがMCを務めた決勝戦では、審査員のNON STYLE石田、かもめんたる・う大、チョコレートプラネット長田、佐久間一行笑い飯・哲夫、ナイツ塙による投票で勝者を決定。まずはAブロックで三遊間、あくびぼうや、ハマノとヘンミ、Bブロックでイチゴ、キャプテンバイソン、どんちっち、Cブロックでエナマキシマ、ライムギ、金魚番長がネタを披露し、各ブロックを勝ち抜いたあくびぼうや、キャプテンバイソン、金魚番長が2本目のネタを披露した。

優勝した金魚番長(中央)と、審査を務めたチョコレートプラネット長田、ナイツ塙、笑い飯・哲夫、佐久間一行、NON STYLE石田、かもめんたる・う大(左から)。

優勝した金魚番長(中央)と、審査を務めたチョコレートプラネット長田、ナイツ塙、笑い飯・哲夫、佐久間一行、NON STYLE石田、かもめんたる・う大(左から)。[拡大]

会見で率直な心境を聞かれた金魚番長・古市は「やりきりました! 最高でした! すごく楽しかった!」とコメント。優勝賞金100万円の使い道について相方・箕輪は「もうこの大会に出られなくなるので、来年は僕らが新しい大会を始めようかなと。大会名は『ジャスト6』」と述べ、古市から「6年目だけ!? 俺らに都合よすぎるでしょ」「なんでずっと同期と戦うの!?」とツッコまれていた。

金魚番長、審査員 コメント

──金魚番長のお二人、優勝おめでとうございます。率直な心境をお願いします。

金魚番長・古市:やりきりました! 最高でした! すごく楽しかった!

金魚番長・箕輪:急に始まった大会でラストイヤーだったこと、5年やってこれという結果が出てなかったことで重圧がありましたけど、やっと結果を残せたなという気持ちです。

──審査員の方々の感想は?

チョコレートプラネット長田:金魚番長はコンビとしてのボケとツッコミのバランスが頭1つ抜けていたかなという感じ。このままテレビに出ても活躍できるという期待感が半端ない。

ナイツ塙:ボケが面白くないとツッコミも生きてこない。ボケがストレートで、ツッコミが変化球。そうですよね? 松井秀喜さん。

古市:(松井秀喜のモノマネで)ハイ!

塙:ツッコミだけが変わっているコンビが最近多いんですけど、まず「ボケが面白い」というのがすべてだと思う。2人はそのバランスがいい。

笑い飯・哲夫:1本目から優勝候補だなと思いました。王道なところへの斬新なところの盛り込み方が素晴らしいし、声の張り方というかボリューム調節がうまい。1本目は設定の中に入ってるんですけど、2本目は入ってそうで入ってない。いろんなタイプのネタができるんやろなと思いました。5年目ですごい。将来有望ですね。

佐久間一行:出てきたときにパーッと明るくなって、期待通りに明るく楽しいステージをしてくれて、お客さんも安心してネタを見れたんじゃないかな。箕輪の所作がきれいで、魅力的でした。

NON STYLE石田:最近の若手では、ツッコミでやっとボケがわかるというネタが増えている中、ツッコミがなくてもわかるボケ。それプラス、ツッコミで笑いを取ってる。そしてボケのふてぶてしさ。ほんまに腹立つときもあるくらい堂々とボケてくる(笑)。そこが魅力的だと思いました。

かもめんたる・う大:圧巻のパフォーマンスでした。でも、まだ進化がありそう。5年後が楽しみです。

──優勝賞金100万円の使い道は?

箕輪:もうこの大会に出られなくなるので、来年は僕らが新しい大会を始めようかなと。大会名は「ジャスト6」。

古市:6年目だけ!? 俺らに都合よすぎるでしょ。

箕輪:主催して、出て、優勝して、「ジャスト7」「ジャスト8」と開いていきます。

古市:なんでずっと同期と戦うの!? 嫌だよ!

──古市さんは?

古市:ハンバーグ食べます。

箕輪:余るよ!

──今後の目標は?

箕輪:「M-1グランプリ」で優勝したいです。

──審査されたい人はいますか?

古市:松本(人志)さんには見ていただきたい。

箕輪:あとは藤森さんとか……。

石田:無理してボケんな!(笑)

長田:巻き込まれたくないのよ。

──スーツを仕立ててもらえる副賞もありますが、どんな衣装にしたいですか?

箕輪:僕らが大阪の人にハマってない感があって、その理由が古市の(黄色い)スーツが舐められてるというか。だから、もっとカッコいいシュッとしたやつを着てもいいのかなと。

古市:着ていいの!? 茶色いのとか。渋めのを着てみたいですね。

──審査員のみなさんへ。平場も含めて、優勝者以外で気になったコンビを教えてください。

長田:キャプテンバイソン。コントの完成度が高かったし、「キングオブコント」の決勝でも戦えるネタでした。あれで賞レースで結果出してないのが逆にびっくり。モノマネも持ってるので即戦力。テレビで売れる方法ってモノマネしかないんですよ(笑)。ファイナルラウンドに残った3組はめちゃめちゃ可能性ある。金魚番長は歳をとっていくほど面白くなっていくんだろうなというコンビですね。

石田:僕は三遊間。見事な作り込み方。この先、「M-1」でも決勝にかかるんじゃなかろうかという勢いがありました。それ以外でいうと、哲夫さんが(審査コメントで)ずっと音響がよくなったことを言ってましたよね。若手より、えらい出しゃばってるなと(笑)。

哲夫:みんな(音響がよくなってると)思ってたでしょ。それを指摘せず宙ぶらりんにした状態ではネタに集中できないでしょ。

石田:みんな気になってないです!

長田:指摘するから気になるんですよ!

哲夫:ごめんなさいね。マイクやスピーカーと共に仕事をさせていただいているので。僕はイチゴがよかったです。突拍子もないようなことというか、「そんなことをネタで言ったらあかんのかな」と思うことすらちゃんと笑いに変えている。

──長田さんと佐久間さんは初めて審査員を務めた感想を教えてください。

長田:細かい点数じゃないくて札を上げるスタイルだったので、審査員初心者には優しい方法でした。ただ本当に迷いました。なんとなく点数をつけたりとかしてたんですけど、金魚番長が最高得点でした。

──今後も審査員はやってみたい?

長田:そうですね。ただ審査員はあんまりやりすぎるとよくないので……。

石田:匂わすなよ! お前は特に匂わすなよ!

長田:“あいつ”が許さないので(笑)。

──佐久間さんは?

佐久間:「NSC大ライブ」で養成所生の審査はやらせてもらったんですけど、今回は(プロで)全ジャンルあり。自分はピン芸人の枠で呼ばれたのかなと思ったので、じゃあやってみようと思いました。今回は決勝にピン芸人がいなかったですけど、来年はぜひ上がってきてほしいです。

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(公演中写真:吉本興業提供)

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