アルピー平子とジャンポケ斉藤がキャラで熱弁、南原「気楽に笑える」新番組

南原清隆、陣内智則、ピース綾部がレギュラー出演する「超ハマる！爆笑キャラパレード」（フジテレビ系）の初回2時間SPが4月23日（土）に放送される。その番組収録と記者取材会が昨日4月12日、東京・フジテレビにて行われた。

芸人たちがVTRの中でキャラ芸を熱演していく「超ハマる！爆笑キャラパレード」の初回2時間SPには、ロバート秋山、友近、渡辺直美、アルコ＆ピース平子、ジャングルポケット斉藤、永野、横澤夏子といった芸人が多数出演。その中でも平子や斉藤、横澤らの扮するキャラはVTRのみならずスタジオにも出現して、南原らレギュラー陣をはじめ、初回スタジオゲストのバカリズム、柳原可奈子、木村祐一とトークを展開していく。

収録を振り返り、南原は「コントとは違う感じのキャラクターショーで非常に楽しかった。気楽に笑えます」と話したほか、「コントやキャラクターを芸人さんがやる場が少ないけど、フジテレビはもともとそういうことに長けていた局。キャラクターを腐すんじゃなくて肯定する人間賛歌、というふうに行けたら。そのかわり役に立つ情報はいっさいありません（笑）。同時代に生きる人間をキャラクターとしてみんなで大いに笑ってください」と訴える。陣内は「何も考えずに観られる。子供が学校で『あのキャラどうやったん？』って言うようになるくらい戦力が充実してる」、綾部も「よく知ってる芸人さんにも、長い付き合いでも知らないキャラがあった。特にコント師は入り込み方が違う。憑依しちゃってる」と話した。

この記者取材会には、「入社式でやたらカマしてくる意識の高い系IT社長 瀬良明正」に扮する平子、「まったく売れてないのに演技論を熱く語りたがる劇団員 倉持」に扮するジャングルポケット斉藤も登場。平子は「今、すごく暗い時代じゃないですか？ だったら選択肢は1つなんですよ。上向くしかないんだもん」などと瀬良社長のキャラでまくし立てる。途中で陣内に「アルコ＆ピースについてはどう思います？ ちょっとくすぶっているときもあるんですけど、彼らはどうしたらいい？」と問われると、「彼らはネタのクオリティは高度なんだけど、バラエティで瞬発力が足りない。構えすぎちゃってる。もっと単純でいいの。上手なことを言いたがり！」とキャラのまま自身のことを客観的に分析してみせ、スタジオ中の笑いを誘った。

斉藤も「これから小劇場で下積みをして、どんどん演技力をアップしたあと、帝国劇場に行きたいよね！ ミュージカルにも手を出したい！」とキャラになりきって熱弁。実際にミュージカル「レ・ミゼラブル」の劇中歌「民衆の歌」をアカペラで朗々と歌い上げる。そんな斉藤について南原は「やりきった顔をしていました」と評し、綾部は「まだまだこういう方がたくさんいらっしゃいます」と番組の雰囲気を伝えた。