ビートたけし、抑えられない好奇心の対象は「パンツの中身」

ビートたけしが昨日1月16日、東京・丸の内TOEIで行われた映画「女が眠る時」の完成会見に出席した。

たけしは出演を決めた理由について、「自分が映画を撮り始めた頃はいろいろ実験的なことをやって損失を出しましたけども、今回は人の映画ですから。この映画は自分の理想とする、ちょっと難解だけども知的ゲームのような要素がある作品です」と説明。また同席した新井浩文がたけしの俳優としての魅力について「セリフを話さずとも無言でいるだけで狂気とか色気が伝わるところがすごい」と述べると、たけしは「非常にありがたい。できたら現金を贈りたいぐらい」と笑わせた。

会見のあとには試写会が実施され、上映前の舞台挨拶にも登壇したたけし。最近の出演作を引き合いに出したり、SMAPの解散騒動に触れたりと助走をつけると、映画のテーマに絡めた「抑えられない好奇心」の対象について「パンツの中身です」と答えるなど暴走を続ける。1月18日が誕生日であることから忽那汐里に花束を贈呈され、「なんか、菊の花（みたい）……。（『戦場のメリークリスマス』で共演した）デヴィッド・ボウイも死んじゃったし、次は俺の番かと思いますけども」とブラックジョークを飛ばし、最後までイベントを盛り上げた。

「女が眠る時」は2月27日（土）に全国公開。