明日12月7日(日)に「アサヒビール スマドリ THE MANZAI 2025 マスターズ」(フジテレビ系)が放送され、多数の芸人が出演するのは既報の通り。
ザ・ぼんちは「マスターズ」初登場だが、「THE MANZAI」への出演は1981年12月放送の「火曜ワイドスペシャル THE MANZAI 9」以来、44年ぶり。このたびパワフルな漫才を披露したあと、漫才ブームからの盟友で「THE MANZAI最高顧問」
ザ・ぼんち コメント
──44年ぶりの「THE MANZAI」の舞台はいかがでしたか?
おさむ:とにかくもう、楽しかったですね。童心に帰ったというか、子供に戻ったような感じで。弾けまくりました(笑)。
まさと:舞台に上がる前に、スタッフの方が「お二人は、『THE MANZAI』の第1回(1980年4月放送))に出演されていたんですよね」と声をかけてきてくださって。改めてそう言われると、なかなかすごいことやなと思って、ちょっと身震いしてしまいました(笑)。あと、本番で当たり前のように流れてましたけど、僕らにしてみたら、あの出囃子(※原曲はフランク・シナトラの『When You're Smiling』)が、めちゃめちゃ懐かしくて……いや、懐かしんでる場合ちゃうんやけども(笑)、でもやっぱりあの音は、さすがに胸に迫るもんがありましたね。
おさむ:お客さんの雰囲気も最高でした。みんなあったかくってね、よう笑ってくれるし。そういう意味では、僕らが出てた頃の「THE MANZAI」とあんまり変わってないかもしれませんね。
まさと:漫才の出来栄えに関して言えば、コンテストとは違って、時間が厳しく制限されているわけでもないので、気持ちよ~く、のびのびとやらせていただけたかなと。まぁ、ある程度は行儀良くしないとあかんから、途中で「ここはカットしよう」思うて、2カ所ほど削りましたけど(笑)。でも、なんといっても今回は、おさむさんも同じ気持ちやと思うけど、たけしさんと会えたことが一番うれしかったかな。
おさむ:ほんまにうれしかったな~。若手の頃を思い出したわ。
まさと:ツービート、B&B、紳竜(島田紳助・松本竜介)……(1980年代)当時、「THE MANZAI」のメンバーだった6組ぐらいの漫才師は、芸歴の差はちょっとあるんやけど、互いに追いつ追われつ切磋琢磨し合った、ライバルというか仲間というか、戦友というか、特別な関係ですからね。
おさむ:だから漫才やってるときも、たけしさんが袖で見てると思うと、よけいに力が入りましたよ。元気な姿を見せなあかん、思うてね。ほんまのことを言うと僕、たまにモニターでたけしさんのこと、ちらちら見ながら漫才してたからね。「お、やった! 笑うとる、笑うとる!」とか思いながら(笑)。
まさと:実は今回披露したネタは、当時の「THE MANZAI」でもやったことのあるネタなんですよ。細かい中身は全然変わってますけども、設定はまるっきり一緒。たけしさんにも見てもらいたくて、あえてこのネタをやらせていただきました。
おさむ:最後に直接お話しできたのもうれしかった。本当はもっと長いこと話していたかったけどね、酒でも飲みながら(笑)。
まさと:でも最後、たけしさんに「僕らの漫才、どうでした?」って聞いたら、ある一言を言うてくれたんですけど、その言葉がめちゃめちゃうれしくてね。ほんまにありがたかったです。
──では最後に、放送を心待ちにしている視聴者の皆様へ向けて、メッセージをお願いします。
まさと:久しぶりに「THE MANZAI」に出させていただきまして、スタッフの皆さんにも、視聴者の皆さんにも大変感謝しております。そして望むべくは、来年も出られたらいいなと。元気いっぱい、面白い漫才をお見せできたらいいなと思います。
おさむ:今回も大いに楽しんでもらったと思いますが、また来年出られたら、そのときも大いに楽しんでください! 一緒に楽しもう! あっ、それと最後にこれだけ……(頭にげんこつを当てながら、舌で音を鳴らす)。
──そのアクションは、どのように文字化すればいいでしょうか……?
おさむ:アハハハ! カタカナで「コン!」って書いといてください(笑)。
ツートライブ コメント
──「THE MANZAI」初出場の感想をお聞かせください。
周平魂:ザ・ぼんち師匠、
たかのり:「THE MANZAI」に出演されるみなさんは、これまでに何十個、何百個と、すごいことをたくさん成し遂げてきた方々やと思うんですよ。そんな中、「THE SECOND」優勝という、まだ1個しか成し遂げていない僕たちが、このような大舞台に立っていいのかと。
──最高顧問のビートたけしさんが見ている前で漫才を披露した心境は?
周平魂:「たけしさんがいてはるんや……」という緊張感はハンパなかったですね、やっぱり。今回、舞台から少し離れた場所にいらっしゃいましたけど、もしMC席に座ってらっしゃったら、緊張しすぎて、きっとまともな漫才はできてなかったと思います。
たかのり:確かに。最初にいただいた招待状にも、「最高顧問・ビートたけし」って手書きの文字で書かれてて、それを見ただけで心臓バクバクでしたからね(笑)。あの“部屋”にいてもらえて、僕らとしては助かりました(笑)。
──今回披露されたネタは新作ですか?
たかのり:いえ、新ネタではないんですよ。「THE SECOND」以降に作ったので、比較的新しいネタではあるんですけどね。
周平魂:本当は最初、今年1年やってきたネタの中で、「THE MANZAI」に出したい候補が2本あったんです。そやけど2本とも、どうしても尺が収まらなくて。それで急きょ、今まであまりやったことのないネタを引っ張り出してきて、大あわてで「THE MANZAI」用に仕上げました。
たかのり:要するに、自分たちでも面白いと思えて、なおかつテレビサイズに収まるのはこれしかなかった、という。
周平魂:ただ、あんまりやり慣れてない分、2人とも、いつもより一生懸命やってるように見えた、というのはあるかもしれません。そこはうれしい誤算といいますか(笑)。
──最後に、放送を心待ちにしている視聴者の皆様へ向けて、メッセージをお願いします。
たかのり:長年の夢だった「THE MANZAI」の舞台についに立つことができたツートライブの晴れ姿を、ぜひ見ていただきたいと思います!
周平魂:僕らのネタには、「ガンさん」とか「包丁一(つつみちょういち)」とか、オリジナルのキャラクターがけっこう出てくるんですけど、今回も1人、新たな登場人物が出てきますので、お楽しみに!(笑)
「アサヒビール スマドリ THE MANZAI 2025 マスターズ」番組情報
放送日時
フジテレビ系 2025年12月7日(日)19:00~21:50
出演者
最高顧問:ビートたけし
MC:
進行:小室瑛莉子(フジテレビアナウンサー)
マスターズ出場者:
「THE MANZAI 2025 プレマスターズ」番組情報放送日時
フジテレビ 2025年12月6日(土)13:35~15:30
出演者
プレマスターズ出場者:
進行:佐野瑞樹、堤礼実(ともにフジテレビアナウンサー)
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