お笑いナタリー - 毎日読めるお笑いニュースサイト

「努力がすごい!」K-PRO 9年の歴史を芸人たちが賞賛

104

昨日11月1日、東京・新宿ロフトプラスワンにて、オールナイトトークライブ「K-PRO児島気奈トークライブ『9~来年K-PRO十周年の前に振り返ります!~』」が開催された。

登場の際、本人の声が聞こえないほどの大きな拍手で迎えられたK-PROの児島気奈代表。ライブが始まるのかと思いきや、「前説を担当します児島気奈です」と挨拶すると、会場からはドッと笑いが沸き起こった。流暢な前説で笑いをしっかりとったあと、本編が始まると再び児島が登場し挨拶。「K-PROができて来年10周年ということで何かできたらと。ライブを支えて下さっているお客様により一層ライブを楽しんでもらえれば」と真面目に語ると、この真面目さの理由は、マシンガンズ西堀からのアドバイスだと明かし再び会場を笑わせた。

ライブに参加した芸人は、三拍子・高倉、エルシャラカーニ・セイワ太一、ジンカーズ三四郎浜口浜村ダブルブッキング黒田、エレファントジョン加藤、磁石・永沢、スパローズ、そしてスパローズにキャッチ&リリースされたくじら。当然のごとくスパローズ森田はくじらにいきなり土下座を要求し、19年の芸歴を武器に浜口浜村をイジるなど、まったくライブが進まず。終始笑顔でくじらイジりに付き合っていた児島も「森田さんほんとに慣れない」と言うと、ライブでの森田あるあるを披露。そこからK-PROあるあるで盛り上がり、観客たちも普段聞けない裏の話に興味津々で耳を傾けていた。

続けて観客からの質問コーナーに移り、児島が「芸人さんに言われて嬉しかった言葉は?」「一番大変な仕事は?」などの質問に答えたほか、改めてここまでの経緯を説明。お笑いマニアだった高校時代に、同じお笑い好きの文通友達に誘われてライブのボランティアスタッフをやったことが、ライブに関わった原点だそう。そこで出演者に怒られたことをきっかけに、「この人たちに出たいと言われるライブをやってやろう」と一念発起し、飛び込みでライブの手伝いなどをしながらノウハウを学び、23歳のときに初めてK-PROとして自分が主催のライブをスタートさせた。この行動力とひたむきさに芸人たちはただただ感嘆。現在は代表として、「何かあったら芸人さんとお客様に顔向けできない」と、K-PROスタッフに対して厳しいルールを徹底していることや、ライブのブッキングは「どの芸人さんをどのタイミングでどのライブに出すか」ということをシビアに見極めていることなど、彼女の思いも明かされた。

年表トークは3ブロックにわかれており、まず高倉とセイワとともに、2004年5月18日に東京・新宿Fu-で開催された記念すべき初ライブ「行列の先頭」の話から。ここでも、ライブへの情熱のみならず悔しさもバネにして頑張る児島の姿勢に、努力でおなじみのセイワまでもが「努力がすごい!」とビックリ。また、児島の人生に大きな影響を与えた村田渚との出会い、「キングオブコント2013」優勝のかもめんたるがコンビを結成するきっかけとなった出来事など、貴重な話も飛び出した。「行列の先頭」「トッパレ」が軌道に乗り始めた2008年からはジンカーズ、浜口浜村、三四郎とともにトーク。芸人から教えられてばかりだった児島もここからは若手に指導する責任を負い始め、リハーサルでの態度やコーナーの盛り上げ方など、今後の彼らを思って厳しくする意外な一面も。最後はFKDが始動した2011年から現在までを、高倉、永沢、黒田と一緒に振り返ることに。お笑いブームが終焉し、永沢の思いを受けて混沌の中スタートさせたユニットだったが、現在は賞レースのファイナリストが続々誕生するまでに。児島は嬉しい反面、「ライブがテレビに負けてるのが悔しい」という思いと、売れていく芸人たちから「『ライブには出たい』と言ってもらえることが嬉しい」という、正直な思いを口にした。

9年の歩みの結果、この10月には月のライブ本数が過去最高の55本という盛況ぶりを見せたK-PRO。ライブではほかにも、豪華楽屋弁当を賭けたK-PROクイズ、ライブ割引券などが当たるK-PROくじ、第1回「行列の先頭」や大阪のK-PROライブなどの秘蔵映像公開と、さまざまな企画が用意されていた。エンディングで児島は「ネタで芸人さんが生活できるようにしたい」という現段階での最終目標を吐露。いい話でライブが終わるかと思いきや、スパローズ大和が金の話で流れをめちゃくちゃに。K-PROらしい自由な盛り上がりの最後に児島が「これからも楽しいことをやっていきたいと思うのでぜひ観に来てください」と笑顔で締めくくった。

K-PROのライブ情報はオフィシャルサイトに掲載。12月29日(日)は、東京・新宿バティオスでライブ「K-PRO大忘年会&2014年戦略・公約大発表会!」も予定しているということなので、お楽しみに。

お笑いナタリーをフォロー