昨日2月7日、東京・新宿シアターモリエールで「ノーセンスユニークボケ王決定戦」が開催され、
「ノーセンスユニークボケ王決定戦」は「おしゃれな笑いができない」「ボケたいときにひたすらボケる」という芸人たちが集い、自らのノーセンスぶりを競う大会。今回は、
ノーセンス初登場勢
オープニングでは、初登場の素晴らしき人生・りょうちゃんが「みんなのサンドバッグ、りょうちゃんです!」と挨拶。チャンス大城はりょうちゃんの顔が高畑充希に似ていることを指摘し、「なんかドキドキする」と素直な心境を明かした。同じく初参加のロングサイズ伊藤はサングラスをかけ、タモリならぬ「ヤモリ」を名乗る。ここから一同が似たような名前を名乗る流れとなったが、「大森うたえもん」(チャンス大城)、「カニ太し」(ともしげ)、「カニ細し」(篠宮)、「チャリ楽し」(くぼた)と猛スピードで原型から離れてしまった。
「ケーシー高峰にしか見えねえよ!」
最初の企画は、ノーセンスに大喜利のお題を作成し、答えていく「ノーセンス DOWNTOWN+ 大喜利GRAND PRIX」。ここでは「DOWNTOWN+」の予告編をYouTubeで見たという永野が、出演者のみなみかわが「これ世界に持っていこう」と番組の企画を称賛したシーンに言及し、「媚びへつらっている。(スタッフに気に入られようと)計算が働いてる。興奮しているのに、しっかりと噛まずに言っていた。皆さんYouTubeで見れるのでチェックしてください」と立ち回りのうまさを執拗に批判する。
チャンス大城の「こんなコンビニは嫌だ」というお題に対し、サンシャイン池崎は「肉まん400℃!」と元気よく回答。前回大会と同様、ボケたあとに鳥肌が立っていることを一同に指摘され、「(スベると)生きてるって感じがする!」と目を見開く。また永野のお題「ここの歯医者、なんか気になるわ~。何が気になるのか教えなさい」に対して、ロングサイズ伊藤は「鼻の下が長い」とイラストで回答するが、客席の反応がイマイチだったため、「あとデカい、耳も」と絵を付け足してダメ押し。この様子を見た永野は「ケーシー高峰じゃん! ケーシー高峰の手法! もうケーシー高峰にしか見えねえよ!」と騒ぎ立て、みなみかわも「倒置法で笑いをとらないでください」と注意した。
「これ世界に持っていこう」ブーム
続いて、子供番組「ピタゴラスイッチ」の装置になりきって、ノーセンスにボールを運ぶ企画「ノーセンス ピタゴラスイッチ」に移るが、永野はピンときていないようで「ピタゴラスイッチ観たことない。“ピタゴラスイッチを観た夜”とかあります?」「そんな雰囲気じゃなかった。余裕がなかったから」と述べ、ジョニ男も「オリバー・ストーンしか観てない」と同調した。
さらに永野はみなみかわのMCに対して「やる気が感じられない。『DOWNTOWN+』で『これ世界に持っていこう』と言っていたときと温度感が全然違う。我を忘れてないじゃん。そんなに冷静じゃこっちも全然楽しくない」とクレーム。そして「生で見たいよね」という永野のリクエストにより、みなみかわはピンスポットが当たった状態で「これ世界に持っていこう」と無理やり言わされる。さらに舞台を降りた客席の通路でも「これ世界に持っていこう」を強制され、挙句の果てには「会場の外でもやってほしい」と命じられ、シアターモリエールのロビーからみなみかわの「これ世界に持っていこう」という声が微かに聞こえると会場は爆笑に包まれた。ここから「これ世界に持っていこう」は確実に笑いが起こる魔法の言葉に。芸人たちは思い思いにモノボケをしたあとに「これ世界に持っていこう」を付け加えてはしゃいでいた。
終わらない即興漫才
続いて行われたのは「M-1グランプリ2025」王者・たくろうの漫才をノーセンスに再現する「ノーセンスたくろう」。くじ引きの結果、みなみかわがきむらバンド役、篠宮が赤木役で漫才をすることになったが、立ち位置が逆だという指摘が客席から入り、永野は「厳しい、あの人! 武闘派がいる! 殴られる!」と脅える。その後、篠宮はキングコングの漫才冒頭の挨拶「イェイイェイ!」をひたすら繰り返したり、「M-1グランプリ2003」でアンタッチャブルが披露したファストフードのネタを再現したりとやりたい放題。「M-1」の持ち時間である4分を超えても即興漫才を続け、周囲から「がんばれー!」「まだいける!」と声援が送られる中、みなみかわは「ギブさせてください」と懇願していた。
続いてのコンビ、永野とジョニ男は「M-1」の出囃子「Because We Can」に合わせてひたすら踊るだけで一向に漫才を開始せず。ようやく掛け合い始めたと思えば「どうなりますか、高市総裁は」「明日の衆議院選挙はどうなるんでしょうか」「一体、日本はどうなるのか」といつまでも核心に迫らない政治漫才を展開し、最終的に「ジャンケンでもしましょうか」とシンプルにジャンケンを始め、みなみかわを「漫才中にジャンケン!?」と驚かせた。
りょうちゃんとロングサイズ伊藤は「金玉を叩きつけた男」「その金玉を受け取った男」「その金玉を食べる男」「その金玉を片付ける男」とギャグを被せ合ていくカオスな漫才を披露したあと、着地点を見つけられないまま不安な表情で即興コントを繰り広げる。永野は「お客さんの予想のあとをずっとやってる。だからウケなかった。ちょっとだけお客さんの想像が速かった。意外性がなかった」と切り捨て、モゴモゴと釈明するりょうちゃんに対しては「早く(結論を)言えよ! お前なんてすぐ殺せるんだぞ!」と暴言を放った。その後は「ノーセンス生島ヒロシ」「ノーセンスチャンス大城」といった企画も展開され、途中には永野がりょうちゃんに対して「さっき『殺せる』とか言ってごめんね」と謝罪。「殺さないからね。大体殺されるのは僕だから」と抱き締めて包容力を見せていた。
すべてのコーナーを経た結果発表では、優勝した永野が「やったー! うれしいです」と歓喜し、「総評しちゃうけど、今回はすごくよかった。なんかフレッシュだった。ちゃんと変な時間があった」とコメント。最後は永野から「世界どうですか?」と聞かれたみなみかわが「これ世界に持っていこう!」とライブを締めくくった。
みなみかわ @p_minamikawa
今年もできました。
ノーセンスユニークボケ王決定戦。
永野さんに嫌な所つかれました。 https://t.co/6U4YlxeB4U