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    • 米津玄師「海の幽霊」インタビュー

    米津玄師「海の幽霊」 PR

    2019年6月1日

    米津玄師|巡る命の環、見えなくてもそこにあるもの

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    船の船頭ではなくて御神体のようなもの

    ──今年の3月までのツアー「米津玄師 2019 TOUR / 脊椎がオパールになる頃」についてもお話を聞ければと思います。去年の幕張メッセでのワンマンや今回のツアーから、米津さんのライブ表現は格段に進歩したと思っているんですね。エンタテインメント性があるのは当然として、そのうえで、超常的なところ、現実と非現実の境目みたいなところに連れていくような展開がある。映像やダンサーやいろんな演出も込みで、ある種の総合芸術としてそれが成立している。そのあたりに関してはどうでしょう?

    もともと自分は1人でベッドルームミュージックをやってきた、小さな部屋でパソコンの前で1人で全部完結する音楽を作ってきた人間で。そこから時を経るごとに、関わってくれる人が周りに増えて、いろんな人の要素を取り入れて、どんどんそれが大きくなって、いわゆる総合芸術みたいなものにどんどん寄っていって。それにあたって、自分の立場を再確認したんですよね。というのは、自分は船頭というより、祀りものというか、仏壇の中にある仏みたいなものだなというか。

    ──と、いうと?

    自分が船頭になって何かをやっている意識はないんです。自分は船に祀られているただの小さい木彫りの仏様に近いというか。それが何かものを言うわけでもなくて、実際に手を動かすのはいろんな人たち。「米津玄師」というものをみんながどういうふうに捉えて動いていくか、という話なんです。もちろん最初に核となる楽曲、歌詞とメロディとリズムを作っているのは米津玄師なんだけれど、ただの御神体でしかないというか。

    ──「Bremen」(2015年10月発売のアルバム)のときのインタビューでも、船の話をしていましたよね(参照:米津玄師「Bremen」インタビュー)。「平成狸合戦ぽんぽこ」を見て、「大乗仏教みたいなことをやりたい」と思ったという話。そういうところからも、いろんなところに通じる無意識の由来があったのかもしれないと思いました。

    米津玄師

    そうですね。ただ、神聖なものになろうという意識はまったくないんです。ともすれば、カリスマだとか言われるんですよ。ミステリアスとか孤高の存在とか。そういうものにも辟易しているんですよね。俺はただの普通の人間だし、身の周りにいろんな人がいて、彼らが一生懸命船を漕いでくれないと話が進まない。自分はそういう弱い存在でしかない意識でいるんです。でも、ほんのささいな木彫りの人形で、ただの偶像かもしれないけれど、そういうものがないと大きな船は進んでいかない。個人の体から出てくる個人の言葉は、ほんのささいなものかもしれない。けれど、そのほんのささいなものがより普遍的なものとして進んでいく、大きくなっていくための動力になる。その動力を精密に射抜く能力だけが俺の中にあるんです。俺はそれだけで十分満足なんですよ。なんか、こういう話は変にスピリチュアルな感じになるから嫌なんですけど。

    ──飲み会の曲もたくさん作ってますしね(笑)。

    そうそう(笑)。これまでずっと「神様に選ばれたい」ということを言ってきたんですけれど、やっぱり大衆の流れ、時代の流れというものがあって。その中で表層に現れてくるのは、本当に一握りの人間であって。そこにはなんらかの意思があるわけですよ。うねりの中にある、なんらかの無意識の中の意思みたいなのがある。そういう無意識を、みんなどこかで感じながら生きている。特に日本という国に住んでいるのであれば、政治的なことだったり、天災でたくさんの人が死んだり、そういう中で生きていかなきゃいけないわけで。その中で沈殿していく、無意識の中の意識みたいなものをうまい具合に針の穴に通して形にできる人間がいる。ポップソングを担うべき者って、そういうことだと思うんです。俺はその“無意識の中の意識”が出てくる蛇口になりたい。ただの木彫りの人形でもいいんですけど。本当にそれだけでいいんです。たまたま自分の中から出てくるけど、そこに自分のエゴはないというか。ほんのささいなものだという感じですね。

    自分がリスペクトできる人でないと曲を作れない

    ──この「海の幽霊」の制作期間と並行して、菅田将暉さんの「まちがいさがし」の作詞作曲とプロデュースもやられていたと思うんですけれども。こちらはいつ頃から手がけていたんでしょうか(参照:菅田将暉、米津玄師提供曲が松坂桃李主演ドラマ主題歌に「こんな贅沢なことはない」)。

    これはかなり前からやってますね。本当は半年前くらいに作り上げるつもりだったんですけど、変に肩肘張りすぎて、お待たせすることになってしまって。

    ──去年の12月ぐらいに、ブログで「スランプ」みたいなことを書かれてましたけど(参照:スランプ | 米津玄師 official site「REISSUE RECORDS」)。

    ははははは(笑)。鋭いですね。まさにその件で書いていました。

    ──菅田将暉さんとは「灰色と青」での関係性もあったし、一緒にやるのはすごく大事なことだと思うんですけれども。これを作ったことの手応えはどういうものでしたか?

    本当に彼は稀有な才能を持っている人だと思うんです。すごく気持ちのいいやつだし、何より声がすごくいい。そういう意味でも歌を歌うべき才能を持った人だとずっと思っていて。で、ひょんなことからデュエットで歌うことになって、それが本当にとても美しいものになった。彼のおかげで、また新しいものが作れた。だから、彼となら例え自分が歌わなくても、自分が作ったことがないようなものを作らせてもらえるだろうなと思ったんです。実際、ああいうコード感の曲は自分で歌ってもあんまり映えないだろうなという意識があって。彼じゃないと歌えない曲を絶対に作らなくてはならない、そうじゃないと少なくとも俺にとっては後退になってしまうという意識があった。だからこそ肩肘張っちゃったし、ものすごく時間がかかったんです。でも、最終的にはとても素晴らしいものが作れたんじゃないかと思います。

    ──この曲には、米津さんと菅田さんの関係性も生きている感じがします。プロデュースする側とされる側以前に、友達同士であるという。

    そうですね。自分がリスペクトできる人でないと曲を作れない。そういう意味では、100%自分が歌うわけではない曲を作るということをやらせてもらえる、数少ない人だと思います。

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    米津玄師「海の幽霊」
    2019年6月3日配信開始 / Sony Music Labels
    米津玄師「海の幽霊」

    購入・再生はこちら

    収録曲
    1. 海の幽霊
    米津玄師(ヨネヅケンシ)
    1991年3月10日生まれの男性シンガーソングライター。2009年より「ハチ」名義でニコニコ動画にボーカロイド楽曲を投稿し、2012年5月に本名の米津玄師として初のアルバム「diorama」を発表した。楽曲のみならずアルバムジャケットやブックレット掲載のイラストなども手がけ、マルチな才能を有するクリエイターとして注目を集めている。2018年3月にリリースしたTBS系金曜ドラマ「アンナチュラル」の主題歌「Lemon」は自身最大のヒット曲に。10月にはニューシングル「Flamingo / TEENAGE RIOT」をリリースした。年末には「第69回NHK紅白歌合戦」に出場。2019年1月からはアリーナツアー「米津玄師 2019 TOUR / 脊椎がオパールになる頃」を開催し、追加公演として初の海外公演を上海と台北にて行った。6月3日には、映画「海獣の子供」主題歌として書き下ろした新曲「海の幽霊」を配信限定でリリースする。
    • 米津玄師 official site「REISSUE RECORDS」
    • 米津玄師 ハチ (@hachi_08) | Twitter
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