音楽ナタリー PowerPush - the brilliant green

4年ぶり再始動、もう一度歌った川瀬智子の胸中

the brilliant green 活動の歩み[川瀬智子コメント入り]

1995年
2月

高校のクラスメイトだった奥田俊作、松井亮が、ライブハウスで歌っていた川瀬智子をスカウトし、京都にて結成。

1997年

奥田のホームスタジオにて録音されたデモテープの完成度が業界関係者の注目を集め、メジャー契約。

9月

シングル「Bye Bye Mr.Mug」でメジャーデビュー。

the brilliant green「Bye Bye Mr.Mug」ジャケット

当時のディレクターさんが、1万枚売れたら15万円の牛タンコースを食べさせてくれるって話になってたんです。「1万枚はいくでしょ!」って思ってたけど、全然売れなくてびっくりしちゃった(笑)。当時は売れている一部のアーティストさんのことしか見えていなかったから、なんで私はそこに入れないの?って思ってた。1万枚も売れない自分が許せなかったんです。若かったから、いろんな方に「さっさと売れたいんですけど、次何やったらいいですか?」ってノリノリで聞いてましたね(笑)。

1998年
1月

2ndマキシシングル 「goodbye and good luck」リリース。

5月

the brilliant green「There will be love there~愛のある場所~」ジャケット

3rdシングルにして初の日本語詞曲「There will be love there~愛のある場所~」リリース(TBS系ドラマ「ラブ・アゲイン」主題歌)。オリコン初登場で14位をマークすると、その後もロングセラーを記録し、6月29日付けのオリコン週間ランキングではついに1位を獲得。ダブルプラチナを超える大ヒットとなる。

日本語詞に変えることにすごく抵抗があったんです。英語詞のまま売れたかったし、絶対売れると思ってたんですよ。でもある方に「友達には聴かせられないような、恥ずかしいことをやらないとブレイクしない」と言われて決心したことを覚えてますね。ほかにもたくさんの人にアドバイスをいただいて、周りに動かされてできた曲です。でも日本語詞はこの曲だけっていう約束だったんですけどね(笑)。

8月

4thシングル「冷たい花」リリース(TBS系「CDTV」オープニングテーマ)。オリコン初登場1位。

また日本語か! というのが最初の感想(笑)。でも、せっかく売れている今のチャンスに乗らないともったいないし、今がんばれば好きなことは後からできるって説得されました。結果的にはスタッフさんに上手に誘導してもらって、持ち上げてもらったことで続けられたんだと思います。

9月

1stアルバム 「the brilliant green」リリース。オリコン初登場2位。

10月

J-WAVEにて「川瀬智子のアクロス・ザ・ビュー」スタート。また、香港や台湾などアジア数カ国で1stアルバムの発売が決定。

たくさん新しい経験をさせていただいた頃ですね。特に初めて行った台湾では、「常に笑ってないとすごい叩かれるよ」って言われたんですよ。だからずっと陽気にピースとかしてましたね「イェーイ!!」って(笑)。日本では絶対見せないイメージだったと思います。

11月

全国7都市にて1stツアー「There will be live there」実施。

1999年
1月

the brilliant green「そのスピードで」ジャケット

5thシングル「そのスピードで」リリース(フジテレビ系ドラマ「オ-バ-・タイム」主題歌)。シングルとしては3作連続オリコン1位を記録。

4~5月

全国10カ所にて全国ツアー「there will be live there Vol.2」実施。

5月

6thシングル「長いため息のように」リリース(フジテレビ系ドラマ「オーバー・タイム」挿入曲)。テレビCMに映画監督・岩井俊二を起用して話題となる。初のビデオクリップ集「the brilliant green clips」も同時リリース。

当時は30万枚でプチヒットみたいな時代だったけど、これは10万枚くらいしか売れなかったんです。「あ、終わった」と思いました。恐れていたことが起きてしまったなって。それで違う方向性を考え始めて、明るい曲調の「愛の愛の星」につながりました。

8月

7thシングル「愛の愛の星」リリース(TBS系「CDTV」8~9月オープニングテーマ / ダイドードリンコ「ミスティオ」CMソング)。

9月

2ndアルバム「TERRA2001」リリース。オリコン初登場2位。

9月

8thシングル「CALL MY NAME(JAPANESE VERSION)」リリース(NHK「ポップジャム」エンディングテーマ)。

11月~翌年1月

全国19カ所にて初のホールツアー「TERRA2001」を実施。

21月

9thシングル「BYE! MY BOY!」リリース。

2000年
1月

「TERRA2001」ツアーを中心に構成したライブ風ビデオ「SUPER TERRA 2000」リリース。

5月

10thシングル「Hello Another Way-それぞれの場所-」(JAL「2000 ACTIVE 北海道」キャンペーンソング)リリース。

11月

11thシングル「angel song -イヴの鐘-」リリース(TBS系ドラマ「真夏のメリークリスマス」テーマ曲)。オリコン初登場3位。

2001年
1月

3rdアルバム「Los Angeles」&3rdビデオクリップ集「Los Angeles Clips 2」同時リリース。

1月

全国12カ所にて「Los Angeles」ツアーを実施。

11月

Tommy february6「EVERYDAY AT THE BUS STOP」ジャケット

川瀬智子が「Tommy february6」としてソロ活動スタート。Tommy february6デビューシングル「EVERYDAY AT THE BUS STOP」(TBS系「CDTV」8月度オープニングテーマ)リリース。

ソロは絶対やりませんって言ってたのにやることになっちゃって、最初は嫌々だったんだけど、今思えばこれが完全にターニングポイントになりましたね。これまでは曲があった上で歌詞や衣装やPVを作っていく作業だったのに、ソロになって完全に0から自分で好きにやれるようになった。これが楽しくて、当時はかなりノリノリで遊び感覚でした。これをきっかけにして世界観を作る面白さを知っちゃったからこそ、イメージ通りにすることにこだわりすぎる性格になっちゃったんだと思います。
ソロ活動はすぐに終わる予定だったのに、いろいろなところからタイアップのお話をいただいたりして、周りに求められるままにずっと続いていくのも不思議な縁だなと思いますね。

2002年
4月

12thシングル「Forever to me ~終わりなき悲しみ~」リリース(テレビ朝日系ドラマ「眠れぬ夜を抱いて」主題歌)。

5月

奥田俊作がSAYAKAの1stシングル「ever since」「Believe again」の作曲を手がける。

7月

13thシングル「Rainy days never stays」リリース。

12月

4thアルバム 「THE WINTER ALBUM」リリース。

2003年
2月

Tommy february6が再始動。

5月

Tommy february6ライブイベントのアンコールで突然の新キャラクター「Tommy heavenly6」発表。

7月

Tommy heavenly6が1stシングル「Wait till I can dream」リリース。

2007年
6月

バンドデビュー10周年を迎え、約4年半ぶりに活動を再開することを発表。

8月

15thシングル「Stand by me」リリース(日本テレビ系ドラマ「探偵学園Q」エンディングテーマ)。

12月

16thシングル「Enemy」リリース。

2008年
2月

the brilliant green「Ash Like Snow」ジャケット

17thシングル「Ash Like Snow」リリース(MBS・TBS系アニメ「ガンダム00」オープニングテーマ)。

最初はへブンリーでオファーをいただいたんですが、ベスト盤が控えていたブリグリでリリースすることになった曲です。でもアニメのオープニング用ということでかなりアッパーな曲を求められていて、これはブリグリの世界観とは違うだろうとかなりもめた記憶があります。「絶対に絶対に無理!」って言いました(笑)。でも結果としてすごく手応えがあって、ファンの方の反応もとてもよかったんです。これも周りに説得されて作った曲だけど、本当にやってよかったと思っています。

2月

初のベストアルバム「complete single collection '97-'08」&ベストDVD「Music Video Collection'98-'08」同時リリース。

2009年
2月

Tommy february6ベストアルバム「Strawberry Cream Soda Pop“Daydream”」、Tommy heavenly6ベストアルバム 「Gothic Melting Ice Cream's Darkness“Nightmare”」同時リリース。

2010年
1月

ワーナーミュージック・ジャパンへ移籍。約2年ぶりの再始動を発表。

2月

18thシングル「LIKE YESTERDAY」リリース。

5月

松井亮が脱退。

6月

19thシングル「Blue Daisy」リリース。

8月

20thシングル「I Just Can't Breathe...」リリース。

9月

the brilliant green「BLACKOUT」ジャケット

5thアルバム 「BLACKOUT」リリース。

参照:the brilliant green「BLACKOUT」インタビュー

2013年
1月

“the brilliant green Tomoko Kawase デビュー15周年企画”と題したプロジェクトがスタート。

6月

Tommy february6アルバム「TOMMY CANDY SHOP ♡ SUGAR ♡ ME」リリース。

参照:Tommy february6「TOMMY CANDY SHOP SUGAR ME」インタビュー

11月

Tommy heavenly6アルバム「TOMMY ICE CREAM HEAVEN FOREVER」リリース。

参照:Tommy heavenly6「TOMMY ICE CREAM HEAVEN FOREVER」インタビュー

2014年
2月

川瀬智子の誕生日に約3年半ぶりの活動再開を発表。

7月

セルフカバーベストアルバム「THE SWINGIN' SIXTIES」リリース。

セルフカバーベストアルバム「THE SWINGIN' SIXTIES」 / 2014年7月23日発売 / 3240円 / Warner Music Japan / WPCL-11718
セルフカバーベストアルバム「THE SWINGIN' SIXTIES」
収録曲
  1. There will be love there~愛のある場所~
  2. 冷たい花
  3. You & I
  4. Rock'n Roll
  5. Hello Another Way-それぞれの場所-
  6. Stand by me
  7. Bye Bye Mr.Mug
  8. そのスピードで
  9. Blue Daisy
  10. 長いため息のように
  11. A Little World
the brilliant green(ザブリリアントグリーン)

奥田俊作、川瀬智子によるロックバンド。作曲・アレンジ・ベースを奥田、作詞・ボーカルを川瀬が担当。1997年にシングル「Bye Bye Mr.Mug」でデビューし、その独自の世界観と完成度の高いサウンドが注目を集める。1998年にリリースしたシングル「There will be love there~愛のある場所~」は大ヒットを記録。その後the brilliant greenのほかに、川瀬はソロプロジェクト「Tommy february6」「Tommy heavenly6」でも活動。the brilliant greenとしては、2010年1月にワーナーミュージック・ジャパンへ移籍し、同年内にシングル3枚とオリジナルアルバム「BLACKOUT」を発表。2014年2月に約3年半ぶりの活動再開を発表し、同年7月、セルフカバーベストアルバム「THE SWINGIN' SIXTIES」をリリースした。