音楽ナタリー PowerPush - the brilliant green
4年ぶり再始動、もう一度歌った川瀬智子の胸中
the brilliant green 活動の歩み[川瀬智子コメント入り]
1995年 |
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1997年 |
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1998年 |
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日本語詞に変えることにすごく抵抗があったんです。英語詞のまま売れたかったし、絶対売れると思ってたんですよ。でもある方に「友達には聴かせられないような、恥ずかしいことをやらないとブレイクしない」と言われて決心したことを覚えてますね。ほかにもたくさんの人にアドバイスをいただいて、周りに動かされてできた曲です。でも日本語詞はこの曲だけっていう約束だったんですけどね(笑)。 |
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また日本語か! というのが最初の感想(笑)。でも、せっかく売れている今のチャンスに乗らないともったいないし、今がんばれば好きなことは後からできるって説得されました。結果的にはスタッフさんに上手に誘導してもらって、持ち上げてもらったことで続けられたんだと思います。 |
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たくさん新しい経験をさせていただいた頃ですね。特に初めて行った台湾では、「常に笑ってないとすごい叩かれるよ」って言われたんですよ。だからずっと陽気にピースとかしてましたね「イェーイ!!」って(笑)。日本では絶対見せないイメージだったと思います。 |
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1999年 | |
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当時は30万枚でプチヒットみたいな時代だったけど、これは10万枚くらいしか売れなかったんです。「あ、終わった」と思いました。恐れていたことが起きてしまったなって。それで違う方向性を考え始めて、明るい曲調の「愛の愛の星」につながりました。 |
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2000年 |
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2001年 |
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ソロは絶対やりませんって言ってたのにやることになっちゃって、最初は嫌々だったんだけど、今思えばこれが完全にターニングポイントになりましたね。これまでは曲があった上で歌詞や衣装やPVを作っていく作業だったのに、ソロになって完全に0から自分で好きにやれるようになった。これが楽しくて、当時はかなりノリノリで遊び感覚でした。これをきっかけにして世界観を作る面白さを知っちゃったからこそ、イメージ通りにすることにこだわりすぎる性格になっちゃったんだと思います。 |
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2002年 |
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2003年 |
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2007年 |
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2008年 |
最初はへブンリーでオファーをいただいたんですが、ベスト盤が控えていたブリグリでリリースすることになった曲です。でもアニメのオープニング用ということでかなりアッパーな曲を求められていて、これはブリグリの世界観とは違うだろうとかなりもめた記憶があります。「絶対に絶対に無理!」って言いました(笑)。でも結果としてすごく手応えがあって、ファンの方の反応もとてもよかったんです。これも周りに説得されて作った曲だけど、本当にやってよかったと思っています。 |
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2009年 |
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2010年 |
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2013年 |
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2014年 |
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- セルフカバーベストアルバム「THE SWINGIN' SIXTIES」 / 2014年7月23日発売 / 3240円 / Warner Music Japan / WPCL-11718
- セルフカバーベストアルバム「THE SWINGIN' SIXTIES」
収録曲
- There will be love there~愛のある場所~
- 冷たい花
- You & I
- Rock'n Roll
- Hello Another Way-それぞれの場所-
- Stand by me
- Bye Bye Mr.Mug
- そのスピードで
- Blue Daisy
- 長いため息のように
- A Little World
the brilliant green(ザブリリアントグリーン)
奥田俊作、川瀬智子によるロックバンド。作曲・アレンジ・ベースを奥田、作詞・ボーカルを川瀬が担当。1997年にシングル「Bye Bye Mr.Mug」でデビューし、その独自の世界観と完成度の高いサウンドが注目を集める。1998年にリリースしたシングル「There will be love there~愛のある場所~」は大ヒットを記録。その後the brilliant greenのほかに、川瀬はソロプロジェクト「Tommy february6」「Tommy heavenly6」でも活動。the brilliant greenとしては、2010年1月にワーナーミュージック・ジャパンへ移籍し、同年内にシングル3枚とオリジナルアルバム「BLACKOUT」を発表。2014年2月に約3年半ぶりの活動再開を発表し、同年7月、セルフカバーベストアルバム「THE SWINGIN' SIXTIES」をリリースした。
当時のディレクターさんが、1万枚売れたら15万円の牛タンコースを食べさせてくれるって話になってたんです。「1万枚はいくでしょ!」って思ってたけど、全然売れなくてびっくりしちゃった(笑)。当時は売れている一部のアーティストさんのことしか見えていなかったから、なんで私はそこに入れないの?って思ってた。1万枚も売れない自分が許せなかったんです。若かったから、いろんな方に「さっさと売れたいんですけど、次何やったらいいですか?」ってノリノリで聞いてましたね(笑)。