STUTS×Technicsコラボライブ開催記念特集|さまざまなシーン / ユーザーに対応した高性能イヤフォンの魅力を探る (2/2)

YONCEの表現力に触れて

──「Mirage」は作詞をYONCEさんとbutajiさん、作曲をSTUTSさんとbutajiさん、そして編曲およびプロデュースをSTUTSさんが担当しています。そのトライアングルの制作はどうでしたか?

butajiさんとは「Presence」でご一緒していたので安心していたのですが、そもそもYONCEくんが歌うという前提でメロディを考えていったので、最初はどういう曲になるか想像できませんでした。でも、僕の家で最初のデモを録ったときにYONCEくんのボーカリストとしての素晴らしさにすごく感銘を受けたんです。彼の特別な表現力に触れて、「これは今まで作ったことのない曲ができる」と確信しましたね。

──改めて、ソウルフルな魅力を持ったボーカリストですよね。

はい、本当にそう思います。

STUTS

──ドラマの内容は、冤罪の可能性を巡って社会の暗部や複雑な人間模様が絡み合うミステリーということもありシリアスなムードが色濃く漂っていて、「Mirage」はそこにフィットする不穏さ、色気を帯びていると思います。

ありがとうございます。あまりうまく言葉にできないんですけど、ドラマの内容を踏まえて今言っていただいたような雰囲気がありながら、何か矜持みたいなものが感じられるビートが合うかなと思ってこういうトラックにしてみたんです。ドラマの脚本に対しての言葉の部分を考えることに関しては、作詞したbutajiさんとYONCEくんのほうが比重は高かったと思います。

クラブミュージックを楽しく聴けるイヤフォン

──ここからはTechnicsの完全ワイヤレスイヤフォン「EAH-AZ60」についてお聞きします。STUTSさんはプライベートではどんな環境で音楽を聴いていますか?

やっぱり音楽はワイヤレスイヤフォンで聴くことが多くて。特に移動中はワイヤレスイヤフォンが便利だし、自宅のスタジオでミックスの確認をするときも使っています。

──ミックスの確認作業において、リスナーがどういう環境で楽曲を聴くかを想像する意味でもワイヤレスイヤフォンを使っているんですか?

まさにそうですね。そういう意味でもイヤフォンを選ぶ際は「いかにフラットに音を鳴らしてくれるか」を重要視してます。個人的に味付けの強いイヤフォンやヘッドフォンがあまり得意ではないんですよね。そのほかの好みで言うと、低音もしっかり出て中低域のアタック感もクリアなイヤフォンが好きです。その点からも「EAH-AZ60」はかなり好きな音でした。フラットなバランスでありつつ、クラブミュージックを楽しく聴けるイヤフォンだなと。低音の出方にもしっかり迫力がありますし。

──ちなみにTechnicsというブランドにはどういったイメージを持っていますか?

やっぱりターンテーブルのイメージが強いですね。

──最初に買ったターンテーブルもTechnicsでしたか?

と、言いたいところですが(笑)、最初に買ったのは1万円くらいのほかのメーカーのターンテーブルでした。その後、高校2年のときに夢のTechnicsをようやく手にすることができたんです。Technicsのイヤフォンを使うのは今回が初めてだったんですけど、音のバランスがさすがだなと思いました。

STUTS

──装着感やデザインに関してはいかがでしょう?

ケースがかわいくて、イヤフォンをケースに入れたときのマグネットの感触もテンションが上がる気持ちよさがありました。フィット感に関しては「付けてたっけ?」と思うくらい自然な感じがあって、僕が普段使っているものよりフィットしました。イヤーピースが7種類あるのもぜいたくでいいですよね。どんな耳の形にもフィットすると思います。

あらゆるシーンにフィットする

──「EAH-AZ60」はワイヤレスイヤフォンでありながらハイレゾ相当の音質も楽しめます。試してみていかがでしたか?

率直に音の分離感がすごくいいなと思いました。この位置にこの音があるということがはっきりわかるイヤフォンだなと。ハイレゾ音質だとそれをより感じられると思います。

──ノイズキャンセル機能も業界最高クラスの性能なんですよ(※国内のノイズキャンセリング機能搭載完全ワイヤレスイヤホンにおいて。JEITA[一般社団法人 電子情報技術産業協会]基準に則る。2021年8月14日時点、パナソニック調べ)。

それもすごいですよね。試しに使ってみたら、室内のエアコンの音もサーッと消えて。ノイズキャンセル機能は飛行機や電車に乗るときによく使いますが、アンビエント機能を選ぶと外の音も自然に取り込めるので買い物をするときなども便利ですよね。ワイヤレスイヤフォンをしながら買い物をしているときは会計の際にどうしても外してしまうことが多いので。ノイズがないまま声だけが明瞭に聴こえるアテンションモードもいいなと思いました。「どういう仕組みでできてるんだろう?」と思ったし、すごく面白いなって。

──複数の端末を使いながらリスニングするときに、音楽が再生されたほうに自動的に切り替えてくれるマルチポイント機能もかなり便利だと思います。

僕もスタジオで作業しているとスマホで音楽を聴きながらパソコンのメールに貼られたリンクを開いてYouTubeに飛ぶ、みたいなことがあるのでありがたい機能ですね。

──「EAH-AZ60」には、通話中に自分の声だけをクリアに届けることができる機能「JustMyVoice」も搭載されています。

なるほど。幹線道路沿いを通話しながら歩いているときに、かなりノイズが気になることがあって。車の音なども全部消して相手に自分の声を届けてくれるのはいいと思います。

STUTS

楽曲の細部に宿るこだわりを聴き比べてほしい

──STUTSさんが読者に「EAH-AZ60」の魅力をアピールするとしたら、どんな音楽を聴くことをオススメしたいですか?

低音が効いてるヒップホップやハウスなどのクラブミュージックもいいですし、ハイレゾ音質を聴くときはウッドベースがフィーチャーされているジャズなどをチョイスしてもすごく楽しいと思います。

──ご自身の楽曲だとどうでしょう?

さっきのウッドベースというところであれば「Orbit - STUTS Band Session, Jan 14, 2021」もいいですし、ハウスっぽいトラックというところでは「Expressions」もいいと思いますね。

──それこそ大所帯でスタジオ録音したMirage Collectiveの「Mirage OP.3-Collective ver.」もかなりハマるんじゃないかと。

ああ、いいですね。ピッタリだと思いますし、ぜひ聴いてほしいです。あの曲も自分でミックスしてかなりがんばったので(笑)。もっと言うと、「Mirage OP.3-Collective ver.」はYouTubeにアップされているスタジオライブ動画と、ストリーミングの音源のミックスはかなり違うんです。ストリーミングのほうはハマくんのベースの低域音がコンテンポラリーな音像になるようにエフェクトで低域を足していて。逆にライブ動画のほうは演奏者の立ち位置に合わせたミックスをしています。そういう細かい部分までかなりこだわったので、ぜひ楽しんでほしいですね。

──改めて「EAH-AZ60」をどんな人に使用してもらいたいですか?

いろんな人にオススメできるイヤフォンだと思います。音質もそうですが、アテンションモードや「JustMyVoice」みたいな便利な機能も付いているので、日常的にハンズフリーで会話する人にもぴったりかなと。装着感も本当にいいので、オンラインミーティングにも適していると思います。

──この記事が公開される時点ではすでに終了していますが、「Technics presents “Connect” Online Live」も楽しみにしています(※取材は11月中旬に実施)。では最後に、2023年に向けた展望を語っていただけたら。

「Technics presents “Connect” Online Live」は、コンパクトでありながら生演奏のダイナミズムが感じられるような編成で臨むので僕自身すごく楽しみにしています。オンラインライブは何度か経験しましたが、ずっと不思議な感覚があって。目の前に人はいないけど、コメントなどで視聴者の反応を見られるときは、今聴いてる人がいるということを実感することができる。ライブをやる際の意識としては、お客さんが目の前にいるときと変わらずにいることを心がけています。観てくれる人たちには自由な環境で、ごはんを食べたりお酒を飲んだりしながら楽しんでほしいですね。2023年も新曲を発表したいし、いろんな場所でライブができたらいいなと思ってます。2022年に培った経験を生かして、新しい世界が広がっていくような活動をしていけるようにがんばりたいと思います。

STUTS

Technics「EAH-AZ60」

Technics「EAH-AZ60」

Technics「EAH-AZ60」

TechnicsがHi-Fiオーディオ機器の開発で長年培われた音響技術の粋を注いだ完全ワイヤレスイヤフォン。音楽が持つ表現や豊かな空間を再現する高音質を実現させた。ハイレゾ音質の伝送が可能なLDACに対応することで、ワイヤレスでありながらハイレゾ音質が楽しめる。

STUTSのサイン入り「Orbit」を合計3名にプレゼント

STUTSのサイン入り「Orbit」を合計3名にプレゼント

STUTSのサイン入り「Orbit」を合計3名にプレゼント

Technics特設ページ

プロフィール

STUTS(スタッツ)

1989年生まれのトラックメーカー / MPCプレイヤー。自身の作品制作やライブ活動と並行して、数多くのアーティストのプロデュースやコラボレーション、テレビ・CMへの楽曲提供など活躍の場を広げている。2016年4月にPUNPEE、KID FRESINO、KMCらを迎えた1stアルバム「Pushin'」をリリースし、2018年9月には鎮座DOPENESS、Daichi Yamamotoら多数のアーティストとコラボした2ndアルバム「Eutopia」を発表。2020年9月にはミニアルバム「Contrast」を発表し、バンドセットでの単独公演を成功させた。2021年6月にドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」の主題歌を収めたアルバム「Presence」をSTUTS & 松たか子 with 3exes名義でリリース。2022年10月にはブルー、tofubeats、Awich、C.O.S.A.、Yo-Sea、ジュリア・ウー、5lack、Daichi Yamamoto、Campanella、ゆるふわギャングなど豪華ゲスト迎えた3rdアルバム「Orbit」を発表した。また現在放送中のドラマ「エルピスー希望、あるいは災いー」では、自身が音楽プロデュースする音楽集団・Mirage Collectiveとして主題歌を担当している。