猫、ホット、真面目

──次は楽さん、お願いします。

楽　はい、楽です。趣味はスケボーとバスケ。あと猫が大好きで、猫を飼ってます。

颯　ね。

楽　颯くんとは猫仲間です。あと誰にも負けないことは折り紙。いろんなものを折れます。

壮吾　楽、すごいのが、片手で鶴を折れるんですよ。

和哉　手先が器用なんだよね。

玲於　芸術のセンスがめっちゃある。

毅　そう、すごいよね。

ジャン　ファッションにしても絵にしても、個性をすごく持ってる。で、猫が好きだからなのか、行動も猫みたい。

洸希　爪立ててひっかくから痛いんだよね！（笑）

──それでは、洸希さんお願いします。

洸希　洸希です。好きなことは温泉に入ること。玲於くんとは温泉の話をしたりします。で、メンバーの誰にも負けないことはボイパ。

和哉・彪馬・ジャン　え？

壮吾　やばい、バトルが始まっちゃう（笑）。

洸希　いや、和哉と彪馬が納得しないのは少しわかるんですけど、ジャンくんには絶対負けない。

ジャン　なんだって？

壮吾　一応、洸希と和哉と彪馬で「ボイパ3兄弟」っていうことになってて。

洸希・彪馬　そうなんです。

ジャン　待って（笑）。ちょっと言わせて？ この間の2ndワンマンから、彼ら勝手に「3兄弟」って言ってるんですけど、最初俺が長男として「ボイパ4兄弟」を作ったんですよ。なのに俺が外されてるっていうこの状況！

一同　あはははは！（笑）

ジャン　ひどいわー（笑）。

──メンバーから見た洸希さんは、どんな人ですか？

和哉　洸希はクールだから「クール洸希」って言われてるけど、ライブではメンバー1くらいに“ホット”なんですよ。

玲於　最近ホットの割合が多いな。

彪馬　というか、もともとはシャイですごくクールだったんですけど、スパドラに入ってから急に“覚醒”した感じ。ライブ中もすごい熱いし。

洸希　それに関しては……何も言えない（笑）。

──では最後、毅さんお願いします。

毅　はい、毅です。趣味はファッションですね。古着屋巡りが好きです。あとは音楽。親がピアノの先生だったのもあって、小さいときから音楽に触れていたから大好き。学校の合唱コンクールでピアノを弾いたりもしていました。いろんなジャンルのものを聴くようにしているので、洋楽はジャンのほうがよく聴いているけど……邦楽の知識だったらほかのメンバーに負けないかな。あとは最近ジャンとフリースタイルラップの動画を撮ったりもしていて、そういうのは楽しいです。

壮吾　毅くんは一番研究熱心。

彪馬　で、一番イジりづらい（笑）。

颯　なんでも真面目に受け止めちゃうからね。

毅　そうらしいですね……（笑）。あとどこでも、怖いってイメージを持たれるんですよ。それはなんなんだろう。

玲於　デカいからじゃない？ 俺に身長ちょうだいよ。

和哉　あはははは（笑）。

毅　でもほんと、デカいからなのか、よく大人っぽいとも言われます。どこのお店に行っても、だいたい20歳以上に見られるんですよね。

このメンバーでこのグループになれて、本当によかった

──SUPER★DRAGONは昨年の9月に行われたEBiDAN 39 & KiDSの単独公演「星男祭2015」で結成が発表されましたが（参照：新ユニットも誕生！EBiDAN 39 & KiDS大騒ぎの「星男祭2015」）、いつ頃から9人での活動をスタートさせたんですか？

玲於　去年の夏からですね。

彪馬　「夏期講習」っていう名目でこの9人が集められてレッスンをしていたんですけど、急に課題曲が用意されて「この曲を『星男祭』でやるよ」って言われたんです。でも、そのときはまだグループとしてその曲をやるっていうことは知らなかったので、純粋に課題曲として覚えていたら、夏休みが終わる頃に「これからも9人でやっていくよ」って。その場で、僕らはSUPER★DRAGONになるっていうことを知りました。

──毅さんは、もともとはボーカルの修行を行ったり、ソロライブを開いたりしていたんですよね。どうしてグループで音楽活動をしたいと思ったんですか？

毅　そうですね……。ソロのアーティストにも魅力やいいところがあるけれど、僕は人とコミュニケーションを取ることが大好きだし、仲間と一緒に何かをするっていう活動が向いているなって。そんなことを、去年の春にやったボーカルの修行中に考えていたんです。そんなとき、僕のソロライブにDISH//のMASAKIくんが遊びに来て「グループはいいよ」っていうような話をしてくれて、やっぱり自分はグループで活動したいって思いました。だから、この現状はすごくありがたいです。

──毅さん以外のメンバーは、スパドラとして活動していくと聞いたときはどう思いましたか？

ジャン　「よっしゃあああ！」って感じでしたね。

一同　あはははは！（笑）

彪馬　確かに！

壮吾　うれしかったです。

ジャン　（玲於を見て）いろいろあったからね。

玲於　ね。いろいろあったよ。

毅　玲於なんかは特に、ね。玲於はDISH//さんとかと昔から一緒にレッスンを受けてきて、ずっと先輩の背中を見てきたし……EBiDAN同期のメンバーはM!LKに入って先にデビューしたりとか、そんな中だったので、悔しい思いもたくさんしてきたと思う。

玲於　まあ、ぶっちゃけて言うとそうですね（笑）。同期の中で僕だけが最後までどこにも属さずに残っていたんで。だからこのスパドラに入ることになってすごくうれしかったし、今、スパドラ波に乗ってるんで……。

一同　あははは！（笑）

玲於　なんで笑うんだよ！

毅　それって自分で言うことなの!?

玲於　とにかく（笑）、今はいろんなイベントに出させてもらっているので、この流れを絶やさずに、もっともっとがんばっていきたいなって思います。

ジャン　このメンバーでこのグループになれて、本当によかったって思うよね。

毅　これは9人全員が思ってることだと思う。

──9月の初ステージから8カ月ほど経ちましたが、この現状を毅さんはどう感じていますか？

毅　（グループ内ユニットの）サンダードラゴンの5人（壮吾・洸希・彪馬・和哉・楽）も同じグループのメンバーだって聞いたときは正直頭の整理がつかなかったし、最初のうちは全然グループで活動してるんだっていう実感がなかったんですよ。俺とジャン、玲於、颯の4人はもともとけっこう一緒にやってきたりはしてたけど、5人はどういう子なんだろうって。でも、一緒に活動していくうちにお互いのことがわかってきて、年齢差関係なしに「こいつらすごいな」って純粋にリスペクトできるようになった。今はすごくいいチームになってきたと思いますし、玲於が言ったようにいろんなイベントに出させてもらい、たくさんの経験ができているので、それを生かして自分たちの夢に近付いていきたいって思います。

──そういえば、つい先日DISH//のワンマンライブの北海道公演でオープニングアクトをやられたんですよね。

毅　はい。本当に急きょ決まったことだったんですよ。ステージに立つ前はどのくらいの人が僕らを認知してくれているんだろうって、とにかく不安が大きくて。もう、僕らが出て行ったときの反応がまったく想像できなくて、自分たちのライブの何倍も緊張しました。だけど、いざ本番のステージでは、出た瞬間に歓声が湧いて、スラッシャー（DISH//ファンの総称）の方がノリノリになってくれたんです。すごく助けられたというか……リアクションをもらえたことがうれしかったですし、楽しい時間を過ごすことができました。

──そのときは、MASAKIさんとは話せました？

毅　時間がなくあまり話せなかったんですけど、ありがたいことに僕らもライブ前の円陣に入れてもらったんです。「中華と言ったら？ 酢豚！」っていう、あのDISH//の気合い入れを一緒にさせてもらったので、すごく思い出になりました。