オリジナル曲を中心としたライブに

──すとぷりは定期的にライブを開催していて、4月30日と5月1日には千葉・幕張イベントホールで単独公演「すとろべりーめもりーvol.7」が開催されます。ミニアルバムのリリースでオリジナル曲が一気に増え、ライブの構成もこれまでと大きく変わりそうですね。

ななもり。　ミニアルバムリリース後のライブですから、もちろんオリジナル曲を中心としたセットリストになると思います。ライブでやるのが初めての曲ばかりなので楽しみでもあり、ちょっと不安でもあります。

莉犬　どういうライブにしようか、みんなで話し合っているところだよね。

──昨年12月には東京・両国国技館でライブを開催していますし、すでにライブ会場の規模がすさまじいですよね。

ななもり。　大きな会場でライブをさせてもらうことはうれしいんですけど、実は僕らにとって数字的な規模はあまり重要ではないんです。僕らのことを知ってくれた人たちと一緒の会場に集まって、楽しい空気感を共有する。これが僕らにとっての大事なんです。ありがたいことにたくさんの人に来てもらえるので大きな会場になっていますが、モニタ越しでいつも応援してくださっている方々により近い距離で交流できたらという思いでライブをしています。

笑顔にしたいって思いに終わりはない

──すとぷりとしての活動と重なっていなくても構わないのですが、各メンバーそれぞれの目標や、成し遂げてみたいことはありますか？

さとみ　僕は何か大きいことを達成したいとかではなく、こうやって活動させてもらってるからには継続して皆さんに動画を届けたいなと思っていて。ゲーム実況をメインに動画を毎日投稿していますが、僕はこの投稿を1日も休まずに続けたいんです。何か1つのことをやり続けるのってすごく大変だけど、すとぷりの一員として動画を届け続けて、リスナーさんとも一緒にこれから先に進んでいきたいなと思っています。

るぅと　僕はもっと音楽を通じて自分の気持ちを伝えたいし、がんばってる人を応援したいですね。今作で作詞作曲をさせてもらいましたが、まだまだ技術が伴っていない部分もあるので、スキルアップをしながらすとぷりとしても個人としても、いい曲を届けられるようにがんばりたいです。

──莉犬さんはどうですか？

莉犬　作詞に挑戦してみたいですね。SNSが流行して誰でもすぐに発信できるようになった反面、自分の気持ちを素直に伝えられる場がどんどん限られている気がするんです。学生の方でも社会人の方でも、何か苦しいことがあったときにすとぷりの動画を観てもらって、そういう人たちの心の支えになるような存在になりたい。それはリスナーさんにとっての逃げ場でもいいと思うし、一歩踏み出す勇気をもらえるような場所でもあってほしいんですよね。リスナーさんの気持ちに一番寄り添える存在でありたいから、自分で作詞した曲を届けることで皆さんの力になれたらいいなと思います。

ころん　僕の目標はすとぷりの目指すところと一緒だと思います。楽しいことを僕らだけじゃなくて、リスナーのみんなと共有しながらやるということを、これからもずっと続けていきたいです。「動画を観て元気をもらいました」と言ってもらうことがすごくうれしくて。僕らの動画を観て楽しいと思ってくれる人をもっともっと増やしていきたいです。

──ななもり。さんはグループのまとめ役ですが、何か個人で成し遂げてみたいことはありますか？

ななもり。　個人としての目標は全然思い浮かばないんですけど、グループで達成したいことはたくさんありますね。今まで自分たちがやってきたこと以外の新しい取り組みにもいろいろ挑戦して、観てくれる皆さんに喜んでもらえるグループであり続けることが僕の目標であり、すとぷりの目標なんだと思います。

──最後にジェルさん、お願いします。

ジェル　僕、すとぷりを始める前に精神的にめちゃくちゃつらい時期があって、そのときにスマートフォンで動画を観るようになったんです。こんな自分をも笑顔にしてくれるようなコンテンツがたくさんあって、すごく救われました。自分が助けられたから、今度は僕が観てくれる人を笑顔にできるようにがんばりたい。目標というより、動画配信は僕の生きる理由みたいになってるんです。人を笑顔にしたいという思いに終わりはないですね。

※記事初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。