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Spotify特集 w-inds.インタビュー|3人が考える健康的な音楽シーンとは

音楽ストリーミングサービス・Spotifyのモバイル版アプリが9月に刷新された。これにより無料で利用できるフリープランのユーザーへのレコメンド機能が強化されたほか、今まで以上に簡単にプレイリストを作成できるようになった。またSpotifyのプレミアムプランとスポーツ専門の動画配信サービス・DAZN両方を月額1750円で最大12カ月利用できるキャンペーンも現在行われている。

国内の大物アーティストによる楽曲の配信開始が続き、いよいよ音楽ストリーミングサービスが身近な存在になる中、今回音楽ナタリーでは普段からSpotifyを使用しているというw-inds.にインタビューを実施。3人にSpotifyを含む音楽ストリーミングサービスの印象や、現在の音楽シーンについて話を聞いた。

取材・文 / 近藤隼人 撮影 / 草場雄介

リスナーと同じもので聴くことが大切

──w-inds.の皆さんは普段から定額制の音楽ストリーミングサービスを利用しているそうですね。

w-inds.

橘慶太 はい。Spotifyともう1つほかのサービスを使っています。

千葉涼平 僕もです。

緒方龍一 音楽を聴くときはストリーミングがメインですね。

 それ以外で聴くことはほとんどないかもしれない。

緒方 レコードを聴くことはあるけど、CDはあまり聴かないかな。レコードかサブスクのどちらかですね。

千葉 CDを聴くことは減りましたね。

緒方 でも車に乗っているときはCDで音楽を聴きたくなるかも。

──どうしてCDではなく、ストリーミングサービスで音楽を聴くようになったのでしょう?

千葉 うーん、便利だからかな。

緒方 電波の入らないところでは不便だけど、それでも曲をダウンロードしておけばオフラインで聴けますからね。

 あと職業柄、リスナーやファンがよく利用しているもので音楽を聴くことが大切なんです。CDがメインだった時代はCDで音楽を聴いていました。ストリーミングサービスが普及した今はそこで音楽がどういう鳴り方をするか、どういう曲が流行っているかを知りたくて。

──なるほど。1人のリスナーとしてストリーミングサービスを利用するときは、どういう環境やシチュエーションで音楽を聴くことが多いですか?

橘慶太

 僕は家にあるスタジオの中ですね。リスナーとして聴くときはなるべくいい環境で聴きたいんです。粗い部分もいい部分もちゃんと聴きたいので。移動中はもっと気軽に音楽を楽しみたくて、ヘッドフォンで聴いたり、iPhoneで曲を流してみんなで聴いたりすることもあります。

緒方 僕は自宅にいるときはパソコンで曲を再生してスピーカーで流して、移動中はスマートフォンを使ってイヤフォンなどで音楽を聴きます。自分で作った200曲くらいの楽曲が入ったプレイリストを1、2週間に1回くらい更新してるんです。

──ほかのアーティストの曲や流行っている音楽をチェックすることも?

緒方 うーん、チャートやランキングで曲を見つけてプレイリストに入れることはあまりしていなくて。流行っていると言うより、まだ聴いたことのないアーティストの曲を探してプレイリストに入れてますね。

──そうなんですね。千葉さんはどんな環境で音楽を?

千葉 僕は車の中とか、1人でいるときに音楽を流すことが多いですね。逆に誰かと一緒にいるときはあまり音楽をかけないかもしれないです。「この人は別の曲を聴きたいかもしれない」とか考えちゃって。あと1人のときも「この曲を聴こう」と思って音楽を聴かないんですよ。シャッフルで曲を流してると思いがけない発見があって。感動と言うか、思わず胸を突かれる瞬間があるんです。CDを買ってわくわくしながら家に帰るのも楽しいですけど、予想しない音楽に出会えるのがストリーミングサービスの魅力だと思います。

音楽をもっとハイペースで発表したい

──アーティストとして、今後ストリーミングサービスをどのように活用していきたいですか?

 w-inds.はデビューしてから18年経つんですけど、長いこと活動してきたのもあって僕らもファンの方もCDを出すのが当たり前という発想を持っているんです。ただ、そこに固執することによってリリースのペースが遅れることもあって。今後はストリーミングサービスをもっと積極的に活用して、曲ができあがったらすぐにリミックスも作ってリリースしたり、ほかのアーティストとコラボした曲を発表したりして、もっといろんな作品をハイペースで出していきたいです。ブラッシュアップしながら曲をリリースしていくと言うか、マイナーチェンジした作品をどんどん発表できる時代になったと思います。

──CDだと、曲が完成してもすぐにリスナーのもとに届けられないですからね。

千葉涼平

千葉 曲が世の中に出る頃には僕たち自身はもう何百回も聴いていて。そういったファンとのタイムラグがなくなると楽しくなりそうですね。新鮮な気持ちのまま音楽を届けたいです。

 よりスピードが重要な時代になっていくと思います。いろんなものが次々に更新されていく中で、僕たちが今までと同じスパンで作品を発表していたら遅れてしまうし、便利な世の中になったぶん、自分たちもペースを上げていかなきゃいけないと思っています。

Spotify
Spotify

2008年にヨーロッパでスタートした、スウェーデン発の音楽ストリーミングサービス。2011年にアメリカに進出し、日本では2016年11月に本格的にスタートした。国内外4000万曲以上の楽曲をラインナップし、2018年9月時点で世界での有料会員数が8300万人超を記録。世界各国のキュレーターやアーティスト、音楽ファンが作成した膨大なプレイリストや、アルゴリズムに基づく独自のレコメンド機能を持つ。また、新進気鋭のアーティストが集まるライブイベント「Spotify Early Noise Night」も同名プレイリストと連動して定期的に開催している。

w-inds.(ウインズ)
w-inds.
橘慶太、千葉涼平、緒方龍一からなる3人組ダンスボーカルユニット。2000年11月から毎週日曜日に東京・代々木公園や渋谷の路上でストリートパフォーマンスを行い、徐々に注目を集めていった。2001年3月にシングル「Forever Memories」でメジャーデビュー。同年12月には1stアルバム「w-inds.~1st message~」をリリースしたほか、「第43回日本レコード大賞」で最優秀新人賞に輝いた。翌2002年には「NHK紅白歌合戦」に初出場。現在までに数々のヒット曲を発表し、アジア諸国でも積極的な活動を展開している。デビュー15周年記念作品となる2017年1月リリースのシングル「We Don't Need To Talk Anymore」では、橘が作詞作曲および編曲を担当。2018年7月には初のセルフプロデュースアルバム「100」を発売した。