シャムキャッツ「Virgin Graffiti」 PR

シャムキャッツ|シャムキャッツと、日照りの通りを行こう

シャムキャッツと山中俊太朗、勢井彩華。althouseのオフィスの窓を開け払って。
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東京都渋谷区神宮前5-1-7 2F

山中俊太朗、山﨑将弘、勢井彩華、児島彩からなるデザイン集団。事務所のある表参道を拠点に、グラフィックデザイン、ファッション、建築といったさまざまなジャンルでのデザインを手がけている。建築と衣服を融合させた「Architecouture」をコンセプトに衣服を中心としたプロダクトを制作するプロジェクトブランド「LCDD」を軸に、書籍の装丁、ロゴ制作、店舗の内装など、多岐にわたるデザインを提案する。

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この日最後に訪れたのは「Virgin Graffiti」のアーティストビジュアルやティザー映像、ポップアップショップ「Virgin Graffiti Fair by SIAMESE CATS」のディレクションを手がけたデザインチームalthouseの事務所。渋谷のØL Tokyoをあとにして、気持ちのいい秋の空気を感じながら移動。表参道の脇道から少し入った路地にある趣のある建物に着くと、ディレクターの山中俊太朗とパートナーの勢井彩華が出迎えてくれた。

シャムキャッツがalthouseのオフィスを訪れるのはこれが初めて。

藤村頼正(Dr, Cho)と勢井は大学時代の同期。勢井は在学時に藤村を通じてシャムキャッツのメンバーと知り合った。今年の夏にalthouseのプロジェクトブランドLCDDがKATAで行った展示「PACK-AGE」に、勢井が夏目を招待。そこで初めて山中と顔を合わせ今回のコラボレーションが決まったという。「俊ちゃんが『仕事だけど、半分遊んでいる感じでやりたい』と言ってくれたからうまく行くと思った。『バンドってチームだから、サッカーチームじゃないけど、そういう感じで役割を決めてみんなでやっていったほうがもっといいものができるんじゃない?』って提案してくれて、フォトグラファーを連れてきてくれた」と夏目は話す。

今回のアーティストビジュアルを製作するにあたって、山中は気鋭の写真家・嶌村吉祥丸をアサイン。「今までは、これまでカルチャーを作ってきた人と言うか、メンバーより上の世代のカメラマンが撮っていることが多かったと思うんですけど、今回はメンバーやファンと同世代の人にお願いしたかったんです」とその理由を明かしてくれた。「リード曲の『逃亡前夜』が街を飛び出す前の日のことを描いた歌だったから、『じゃあシャムキャッツが移動のために使う乗り物ってなんだろう?』って考えて、夏目くんとバスで一致した」と語った通り、メンバーがバス停に佇む写真や自然に座席に座る写真などが今回多数撮り下ろされている。

藤村頼正と勢井彩華は大学の同期で専攻も同じ。グループワークで「桃尻ムチ太郎」を作って以来の仲。
山中俊太朗とパートナーの勢井彩華。
事務所のデスクにて。
althouseの窓から身を乗り出すシャムキャッツ。

「シャムキャッツは時代感と普遍性がいい感じに混ざっている感じのチームだよね。なんかそのバランスが面白いなって思います」と山中が話す一方で、勢井は「みんな髪型と体型ぐらいしか変わらなくてすごいよね」と4人の姿を見る。夏目は「謎だよね。本当に変わらないの。この前スラックスをクリーニングに出したらポケットからピックが出てきてさ、お店のおじさんから『お兄ちゃん、ギター弾くんだね。趣味で? 仕事で?』って聞かれてどうしても仕事って言いたくなくて『まあ真ん中ですね』って答えたんですよ。そういう感じでやってるから変わらないのかなって」と語る。勢井から「昔からずっとふわふわしてる」と言われると、夏目は「自分たちとしてはけっこうな勢いで漕いでるんだけどなんかふわふわしてるの。液体窒素の上にある紙の船みたいな感じかな」と答える。大塚智之(B, Cho)が「どこに向かってるかもわからないしね。コンパスが壊れてるんじゃないかな」言うと、菅原は「まあでもギリギリ沈んでないから今もやっていられるんだよね」と笑った。

「Virgin Graffiti」のティザー映像は山中俊太朗と共に制作。

「逃亡前夜」のMVでメンバーが着ている衣装のコーディネートはalthouseが担当。