シユイの素顔を紐解く本人インタビュー、ボカロPコメント、解説コラム (5/5)

⌘ハイノミ

⌘ハイノミ

「べらべら」について

今回の楽曲は自分の中でもかなり挑戦的で面白いものが出来たかなと思ってます。和太鼓や三味線など日本の楽器をふんだんに使いつつ、全体的にはEDM的な音像で、かといってジャンルは多分ロックに近いものになっているような楽曲になりました。
そこにシユイさんの力強い声がのってメッセージも強く届くような楽曲になっていると思います。

アルバム「be noble」について

かなり色々な種類の楽曲がある中で、楽曲毎に全然違った表情で歌われていて、ボーカリストとしてとても多彩で魅力的な方だなと思いました。
本当に素敵な楽曲が揃っている中で、僕もその中に参加させて頂けて光栄です。

今回書き下ろしさせて頂けて楽しかったですし色々な面を見れて面白かったです。レコーディングの時おすすめされたチョコレート、僕もハマって何回か買って食べてます(笑)。
今後ともよろしくお願いします!

MIMI

MIMI

「in」について

初めにこの楽曲を制作した時、透明な風のような揺らめきのような気持ちを表現したいなと思い書かせて頂きました。
聴いた後に爽やかな気持ちになってもらえたら嬉しいです。

アルバム「be noble」について

とにかくどの楽曲も、そしてどのシユイさんも最高のクオリティ…!
特にカッコいいシユイさんが沢山聴けて嬉しいです…! リズミカルな曲もバラードもかっこよく綺麗に歌いこなされて尊敬です。

「in」の透明感を最大まで引き出すことのできるシユイさんは本当に素晴らしい歌い手さんなんだなと感じました。
伸びやかで包み込んでくれるような歌声をこれからも沢山楽しみにしています!

R Sound Design

R Sound Design

アルバム「be noble」について

「be noble」を聴いて率直にシユイさんの歌唱力と表現力の高さを改めて実感できる作品に仕上がっていると感じました。もともと「カトレア」を歌って頂いたときも作品への最適な解釈と表現方法で歌い上げて下さったことに感銘を受けたことを覚えています。今回のアルバムも全体を通して様々なクリエイター様による多様な楽曲が収録されているにもかかわらず、高い歌唱力でシユイさんらしさと楽曲が活きる表現をされており、ラストトラックの「君よ 気高くあれ」まで楽しんで聴くことができました。まさに「be noble」というタイトルが相応しいアルバムだと思います。

一二三

一二三

「ドーベルマン」について

「ドーベルマン」は“正しさを追求していがみ合う人たちの姿”をテーマにして書いた楽曲です。
完全にネガティブな曲というわけではなく、鬱屈とした世の中の雰囲気を打破したい!という気持ちも一番のメッセージとして込めています。

アルバム「be noble」について

シユイさんの得意ジャンル→「全部!!」
と言い切れるほど歌声の多彩さを感じさせるアルバムでした。
作風が全く異なる作曲家が集まって提供しているにもかかわらず、
しっかりと“シユイさんの曲”になっているのは、彼女の高い歌唱力と表現力の幅広さが成せる技だと思いました。
個人的に「麗春花」「ハピネス オブ ザ デッド」あたりのオシャレなシユイさんがグッときました。
みなさんも是非聴いてみてくださいね。

シユイさん、アルバムリリースおめでとうございます!
1stアルバムのリリースを経て、この先シユイさんが音楽の道をさらにガンガン突き進んでいくことを願っています!

柊マグネタイト

柊マグネタイト

「レイン」について

シユイさんの美しく伸びやかな歌声を意識した音作り・構成で制作させていただきました。テーマとサビの裏で拍に合わせて鳴っているピアノの音は、淡々と降る雨の音と過ぎていく時を表現しています。サビ後半の転調が特徴的かと思いますので、注目して聴いていただけると嬉しいです。

獅子志司

獅子志司

「君君舞」について

「君君舞」を書かせて頂くにあたって意識したことは強さです。
シユイさんの声を初めて聴いた時にとてもかっこよくてまっすぐで気高いなぁと感じました。(「君よ 気高くあれ」を聴きました)
自分には出せないまっすぐさと自分の出せる諦めの悪さが合わさったら強い感じのものが出来るんじゃないかと思い書いてみました。
完成品を聴かせて頂いた時にめちゃくちゃかっこいい歌声で舞えました。
是非皆さんも何度も聴いて舞ってほしいです。

エイハブ

エイハブ

「ゾンビ」について

この度は素敵なボーカリストであるシユイさんへ楽曲を提供させて頂けて大変光栄でございます。
シユイさんの今までのイメージとは少し違うところを引き出したいなぁと思い、人の弱さやしなやかな強さを歌詞や音に乗せて表現しました。
120%の歌いこなしをして頂きまして、とても良い曲になったと思います。よろしくお願い致します。

アルバム「be noble」について

ポップ、ロック、エレクトロ、ジャズ、バラード。多彩な収録曲を一つの作品に纏め上げられるのは、シユイさんの歌の幅ゆえ。「be noble」は、そんなシユイさんでなければ成立しなかったアルバムだと思います。イチオシは「ひとちがい」と「麗春花」。今までともまた違うシユイさんの一面が覗いていて、底なしの歌唱力をこれでもかと聴かせてくれます。

この度は、「be noble」発売おめでとうございます。ライブでのパフォーマンス、歌唱力、柔らかい人柄、とても尊敬しております。いつかまた曲を提供できたらいいなぁ。

雪乃イト

雪乃イト

「時計のエスコート」について

シユイさんの儚く綺麗でいてどこか少年らしい、そんな歌声を活かすべく、哀しいけど何故か希望が湧いてくるような疾走感のある楽曲を書き下ろさせて頂きました。

昔は何も気にしないで良くて無邪気にやりたい事を見つめてたけど、大人になるにつれ諦めなければいけない事とかやり切れない現実と向き合ったり、時間が運んでくるものって結構残酷だと思います。
けれどもその中でまったく新しい目標や生き甲斐が見つかったり、ふとした拍子に廻り回って過去の夢が形を変えて現実味を帯びたりしてくる事もある。
そういった曲になっています。

シユイさんの歌声で息を吹き込まれたこの曲が聴いてくださる皆様の心にどこまでも響きますように。

アルバム「be noble」について

ネットクリエイターって商業より個性の強い人が生き残りやすい傾向があり、
かつ「be noble」では10人ものボカロPを起用していてダイバーシティに富んでいます。
これって豪華だけど本来アーティストをブランディングして行く上で中々に難しくもあって、
しかしそれを歌声一つでシユイ色にまとめ上げ世界観まで構築されている。
そんな凄いアルバムです。

シユイさん、まずはこの度1stアルバムリリースおめでとうございます!
デビュー時のカップリングで「Mercury」、EPの「思惟2」で「時計のエスコート」と関わらせていただいたシユイさんがついにアルバムか~~と思うと自分の事のように嬉しいです。
今後もどんどん世界に羽ばたいていってください。応援しています!

P.S. スタジオRecで僕がタバコ休憩してる時にわざわざ喫煙所まで話しかけに来てくれたのすごく嬉しかったです

seeeeecun

seeeeecun

「不毛劇」について

シユイさんのボーカルはとても伸びやかで力強く、視聴者の心をハッと掴むような表現力で本当に素敵だなと思っていました。
今回楽曲制作のお話をいただいてとっても嬉しかったですし、自分の楽曲で少しでも力になれればと思い制作いたしました。

「不毛劇」は一聴するとノリの良いダンサンブルな曲で、「右!左!」という印象的なフレーズがちりばめられた明るい曲に聞こえます。
でも、歌詞を見てみると、そのタイトルから連想されるシニカルで厭世的な内容となっており、シユイさんの幅広い表現にマッチするような、色んな表情を持つ楽曲になれたのではないかと思います。

レコーディングに立ち会わせていただいた時も、真摯にマイクに向かう姿がとってもカッコよく、完成品も本当にめちゃくちゃカッコ良くて、すごいボーカリストの方と一緒に音楽ができた実感が湧いてとても嬉しかったです。

是非これからも何度も聴いてもらえると嬉しいです。

アルバム「be noble」について

シユイさんの歌唱における表現の幅がすごすぎて、ずっと気圧されつつもずっとワクワク楽しく聴かせていただきました。本当に聴きごたえ抜群すぎるアルバムです。どの曲も好きなのですが、個人的オススメは「べらべら」です。最高。

喜楽から哀傷、激情から虚無まで、どこまでも表情豊かな歌声がすごすぎるなと改めて感じました。一人のボーカリストとして本当に尊敬しています。リリースおめでとうございます!

「be noble」完全生産限定盤ジャケット

「be noble」完全生産限定盤ジャケット

プロフィール

シユイ

2021年1月にネットを中心に音楽活動を開始。デジタルイラストも手がけ、楽曲のイメージに合わせて描き下ろしイラストを使った動画も投稿している。2021年夏にクリエイター同士がパートナーを自由に募集できるプラットホーム「MECRE」のボカロPによる歌い手一般募集において、jon-YAKITORYのフィーチャリングボーカルに選ばれたことで注目を浴びる。2022年7月には初のオリジナル作品となるEP「思惟」を発表。2022年11月にテレビアニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」のエンディングテーマ「君よ 気高くあれ」を収録したシングルでメジャーデビューした。2024年5月に初のオリジナルアルバム「be noble」をリリース。

2024年5月31日更新