横浜・八景島シーパラダイス WATER&MUSIC FES. supported by ナタリー | アイナ・ジ・エンドと海の生き物たちの夏!シーパラコラボイベントをアイナがナビゲート

アイナ・ジ・エンド インタビュー

アイナ・ジ・エンド

──改めて、今回のコラボの感想をお聞かせください。

ソロになってからは「老若男女に知ってもらえる」ということを意識して活動していることもあって、今回のコラボのお話をいただいたときはめちゃくちゃうれしかったです。幼少期に海の生き物たちに出会えば感性がすごく豊かになると思うし、今日私が実際に感動したように、大人でも心が動かされる。横浜・八景島シーパラダイスは誰もが楽しめる場所だと思うので、本当に感激しました。

──アイナさんの楽曲が流れるライブパフォーマンス「Animal Life Live!」を実際に鑑賞されていかがでしたか?

シロイルカさんの大ファンになっちゃいました。シロイルカさんのパフォーマンスのときに「アイコトバ」という曲が使われていたんですけど、自分の曲がエモーショナルに心に響いて涙が出るという経験を初めてしました。それって、シロイルカさんと飼育員さんの絆の尊さによって、音楽がよりよく聴こえたんだと思うんです。あんなに素晴らしいパフォーマンスはほかでは観れないなって、改めてありがたく思えました。

──シロイルカさんが「アイコトバ」を歌う場面も印象的でした。

本当にびっくりしました。「シロイルカさんはどうやって覚えたの?」って頭にハテナが飛び交いましたし、本当に飼育員さんのことを尊敬するというか。ああやって水の中に飛び込んで生き物たちと向き合う気持ちは生半可なものではないでしょうし、エンタメを楽しんでもらうために生き物たちと一生懸命努力しているんだろうなと考えると……ものすごく貴重なパフォーマンスを見せていただいているんだなという実感が湧き上がって。本当に尊い時間でした。

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──そのほか、特に記憶に残っているシーンはありますか?

セイウチさんと一緒に出ていらっしゃったトレーナーさんがダンスを事前に教えてくださって、そのダンスをセイウチさんと一緒に踊ったんですけど、教えるときの身振りや言葉のかけ方がすごく印象的で、尊敬の念でいっぱいになりました。こうやって人を楽しませる教え方をすれば、すっとエンタメに入っていけるんだって。セイウチさんのパフォーマンスはただかわいいだけじゃなく、本当に観ているだけでパワーがもらえるような時間でした。あと、ショーの始まりの曲が「サボテンガール」だったのが衝撃で。アイナ・ジ・エンドのことをけっこう知っている人じゃないと選ばない曲だと思うんですよ(笑)。だからすごくありがたいなと思いました。

──コラボイベントは9月30日まで続きます。最後にファンの皆さん、シーパラへ遊びに行く予定の皆さんへ向けてメッセージをお願いします!

今回はナタリーさんに協力してもらってこうしたコラボイベントをさせていただいているんですが、ナタリーさんにはかれこれ8年くらいお世話になっているので、音楽を通してもしっかりと……海の生き物と音楽がどんなふうに融合して、来てくださった方を魅了するかというところを見せていけたらいいなと思います。海の生き物たちとの出会いはもちろん楽しみにしてほしいけど、さまざまな音楽を通してシーパラ全体の空気感も楽しんでいただけたら、これ以上うれしいことはないです。

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プロフィール

アイナ・ジ・エンド

大阪府出身。2015年から2023年までBiSHのメンバーとして活動する。2021年に全曲の作詞作曲を手がけた1stアルバム「THE END」をリリースし、ソロ活動を本格的に開始。2022年に日本初上演となるブロードウェイミュージカル「ジャニス」で主人公のジャニス・ジョプリンを演じる。2023年に岩井俊二監督による映画「キリエのうた」で映画初主演を務め、役名の“Kyrie”名義でアルバム「DEBUT」をリリースした。2024年1月には東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)でBiSH解散後初のワンマンライブ「BACK TO THE(END)SHOW」を行い、3月からはワンマンツアー「Grow The Sunset」を実施。9月11日には東京・日本武道館でワンマンライブ「ENDROLL」を開催する。