ナタリー PowerPush - Quick Japan100号記念企画「歴代表紙を飾ったアノ人と語るQuick Japan」

ももいろクローバーZインタビュー

QJの特集は「Z」が入っていない

──もちろん皆さんは、この取材を受けたときは改名されるなんて夢にも思ってなかったんですよね。4月10日のライブで初めて知った。

インタビュー写真

高城 全く思ってもいなかった、そんなこと。

玉井 発表されたとき、全然わけわかんなくて「ももいろクローバーZ」っていうイベントをやるのかと思った。

百田 びっくりどころじゃない。いい感じで感動で終わったのに「え!?」みたいな。

佐々木 あかりんと最後の時間を過ごそうと思ってたのに、感情が一気に冷めてった。

高城 最後、あかりんがステージから戻ってくるのみんなで待ってたんだよね。

玉井 青年館でライブをやったときは、終わったあとみんなで集まってウワーって号泣したから、サンプラザはもっとかなって思ってたんだけど。そしたらあかりん、ニヤニヤしながら帰ってきて。

百田 「あら、Zの皆さん」とか言って。

佐々木 その場でスタッフさんを集めて多数決を取ったんですよ。「Z」がいいか、「ももいろクローバー」がいいか。そしたら、あかりんが「Z」のほうに手挙げて(笑)。

百田 うちら以外、大人はみんなZに挙げてたし。しかも今考えるとさ、もう「Z」のTシャツまで作ってあったんだから、多数決取っても意味ないんだよ。

──当日はスタッフの着てる新Tシャツのロゴが、「Z」部分だけガムテープ貼って隠されてましたね(笑)。

百田 そう! それ! 貼ってあったじゃないかー!

玉井 剥がせばよかったね、本番前に。

高城 「何これ、ゴミ付いてるよ?」って。

有安 剥がしてたらどうなってたんだろうねえ。ああ、悔しい!

百田 しかも、あのガムテープ、改名が発表されてうちらが「え?」みたいになってるときにいきなり剥がし始めるんですよ。

高城 「お疲れ様でーす」とか言って。

玉井 次の日の「スッキリ!」でも山ちゃん(南海キャンディーズ山里亮太)が「Zに改名」とか言ってるし……。

──そうですね。中野サンプラザでグループ名の変更が発表されたから、その前日くらいに書店にならんだ「Quick Japan」では、グループ名にまだ「Z」が付いていないんです。

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佐々木 ああ、そうじゃん! そう思うとなんか悔しい!

高城 たしかに! まだ「ももいろクローバー」だ!

佐々木 ももいろクローバー(笑)。今となってはもう「Z」が普通になっちゃったから、なんか変に感じる。

玉井 若干、違和感があるよね。違うグループみたい。でもさ、この2日後でしょ?

佐々木 たったの2日でさ、名前が変わるんだよ?

百田 そうだよ! おかしいよ! もう。

──雑誌としてもちょっと変かもしれないですよね。大々的に表紙にしておきながら、多くの読者が読む頃にはその名前のグループは存在しないっていう(笑)。

百田 ないんだよー。

高城 カラオケ行ってもグループ名が2つ出てくるもんね(笑)。

玉井 ああ、出てくるー。「曲数少ないなあ」と思ったら、古い曲でもアルバムに収録されたのは全部「Z」のほうに登録されてる。

佐々木 変な感じー。

あれから1年が経ちました

──でも、「Z」になる直前も、やっぱり今と変わらず活躍していましたよ。公式ビジュアルブック「もも本」が発売、SHIBUYA-AXで神聖かまってちゃんと対バン、「しゃべくり007」(日本テレビ)に出演……。この特集に載ってる、ももクロの活動をまとめた年表を見るとわかります。

有安 この年表のところがすごく好きで。ここのページで川上さんがインタビューされてるんですよ。なかなかそういう機会はないので、読んで「川上さんはこういうふうに思ってたんだ」って思いました。年表の内容も詳しくて。

玉井 うちらが忘れてることまで書いてあったね。

──あと、この特集の後から「Quick Japan」では、メンバー個別に毎号インタビューをやらせていただいてますね。

百田 一人だけでたくさん話したことがなかったんで、新鮮でした。それに、普段はCDとかライブの話が多いので。「今のももクロと昔のももクロ」について話すことならあるんですけど、「あなたは昔どんな子供でしたか?」みたいなことはあんまり話さない。

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佐々木 自分のことについてあんまり話さないもんね。あっても最近のマイブームくらい。

玉井 撮影の時に食べたカレー、めっちゃ美味しかった。ナンがパリッパリなの。

──撮影は、皆さんに東京のいろんな場所へ行ってもらうという感じのコンセプトになっていますね。あと、普段と違った感じの私服っぽい衣装を着てもらっています。

玉井 そう、私服。私は衣装が何パターンかあって、「好きなの選んでいいよ」みたいに言われてすごいうれしかったです。

──この個別インタビュー、100号の高城さんでちょうど完結なんですよ。

高城 なるほど。

玉井 いいじゃん! あれからもう1年なんだ。

高城 そう考えると「ミライボウル」歌い始めて1年も経ってないんだよね。もう訳わかんないや。

百田 早いよ、1年。

玉井 どんどん年取っちゃうじゃん。

有安 やだやだ。

──だって、それこそ高城さんは高校を卒……。

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高城 もうやめてください! わかってますから! 言わないでくださいよ!(笑)

──考えないことにしてるんですか?

高城 うん。永遠の18歳なんですよ。

佐々木 そうか、次の誕生日で19歳!?

玉井 やば! 大人だね。

──でもAKB48とか、みんなもっと大人だけど制服を着て踊ってますよ。

高城 たしかにそうだけど。でも20歳になって「Z伝説」の衣装とか着てるのは……。

佐々木 でも、高さんが20歳になったら私は17歳?

百田 今の私と同じだよ。

玉井 なら全然余裕じゃん。

佐々木 着れるよね、全然。

百田 あーりんが着れないんだったら、今の私も着れないはずだしさ。

高城 っていうか、あーりんの話じゃなくて私だから!

百田 そっか(笑)。

玉井 あーりん、意外と若い!

佐々木 「意外と」がいらない。「かなり」若い。

高城 「意外と」だよー(笑)。

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ももいろクローバーZ
(ももいろくろーばーぜっと)

百田夏菜子、佐々木彩夏、玉井詩織、有安杏果、高城れにの5人からなるアイドルグループ。2008年に「ももいろクローバー」として結成。「週末ヒロイン」「いま、会えるアイドル」というキャッチフレーズのもと全国津々浦々でライブ活動を行い、2009年7月には1stシングル「ももいろパンチ」をリリース。2010年5月にはシングル「行くぜっ!怪盗少女」でメジャーデビューを果たした。

2011年4月に行われた中野サンプラザ公演を最後に、メンバーの早見あかりがグループを脱退。このライブ終了直後に「ももいろクローバーZ」へ改名し、5人編成での活動をスタートさせた。

2011年7月にはももいろクローバーZ改名後初のシングル「Z伝説 ~終わりなき革命~」「D'の純情」と1stアルバム「バトル アンド ロマンス」を発表。11月にはメジャー通算6枚目となるニューシングル「労働讃歌」をリリースしている。