PrizmaX「yours」 PR

PrizmaX|5つの言葉が紡ぐ「yours」とデビューからの5年

PrizmaXが2月14日にニューシングル「yours」をリリースした。

彼らにとって9枚目となるシングルの表題曲は、テレビ朝日系土曜ナイトドラマ「明日の君がもっと好き」の主題歌としてオンエアされているナンバー。ドラマの主題歌に初挑戦したPrizmaXは、この曲で愛する人へのあふれるほどの思いを切なげに歌い上げている。

この作品のリリースを記念して、音楽ナタリーではメンバー全員にソロインタビューを行った。「yours」の歌やパフォーマンスに込めた思い、さらにはCDデビュー5年を迎えた今グループに対して抱く感情はどんなものか。5人それぞれが思い思いに語った5つの言葉を楽しんでほしい。

取材・文 / 三橋あずみ 撮影 / 竹中圭樹(D-CORD)

清水大樹

不安は一切なかった

──表題曲の「yours」、どんな曲に仕上がった印象でしょうか?

清水大樹

年齢関係なく聴いていただける曲になったなと思います。デモ段階からすごくしっくり来ていたんですよ。だから不安は一切なかったし、ラップも迷うことなく一気に書けた感じで。

──リリックはどんなイメージで書き進めていったんですか?

恋愛がテーマの曲は、一番言葉が出てきやすいです。なので「フロウをどうしようかな」というところから考えて、そこにハマる言葉を入れていったんですけど……悩まず普通にできた感覚です。その中でも「真実見せる言葉より行動」って言うフレーズは、自分の人生観としても掲げたい感じがある言葉で。それこそ“ザ・大樹”じゃないですけど。あとは、ライブで披露したときにホリック(PrizmaXファンの呼称)のみんなが「好き」って言ってくれたのは「握った手離さずに付いておいで」ってところ。ここはすごくよい反応をもらえて、それを聴いてからこのラインは自分でも好きになりました。

──聴き手には、優しく呼びかけてくれる感じが響くのかもしれないですね。

そうか。うれしいのか。

──自分に問いかけてくれているようにも聞こえますし。

なるほど! ……いや、もちろんそこも計算してましたから(笑)。

──で、今回はFISHBOY(RADIOFISH)さんが振付師として初めてPrizmaXの作品に関わっているんですよね。

FISHさんの振り付けは、振付師の振り付けと言うよりダンサーの振り付け!っていう感じでした。この振り付けをいただいたときに「ノーマルが一番難しいな」っていうのを改めて実感しましたね。癖があるものってその癖に目が行くし、テンポの速いものだったら勢いで乗り切れる面もあるんですけど……今回の振りは動き的には簡単だけど、魅せるのは難しいです。

──そうなんですね。その中で大樹さんが意識していることはありますか?

清水大樹

個人的にではなくグループとして意識しなきゃいけないところなんですけど、振付がシンプルで間があるので、それぞれの癖が出やすいと言うか、全体のグルーヴがそろいづらいんです。正直、現時点では満点は付けられないから、しっかり固めていかないとなっていうことは気にかけています。

──なるほど。FISHBOYさんとの作業はいかがでしたか?

今回が初めてだったので、僕らのスキルを完全に把握されているわけではないじゃないですか。だからすごく新鮮な感覚の作り方をしてくれたと言うか、僕らも新しい自分たちを模索できるような刺激をいただきました。

──今回はカップリングの3曲もバラエティ豊かですよね。

そうですね。自分のラップと振り付けで言うと、「Are you ready?」が好きです。

──その理由は?

僕らはダンスボーカルグループだから、パフォーマンスも曲のよさと同じレベルでしっかりと見せていきたい。そう考えたときに、「yours」っていう大きな軸に加えて、パフォーマンスに見応えがあるこういう曲が必要だったんですよね。ラップパートに関しても、僕が求めていたテンポ感で……今までのPrizmaXの曲は“ポップで踊って”っていう、ラップをするには自分のスタイル的に難しいものも多かったんですけど、この曲では僕の理想としているラップスタイルを表現できた感じがあったんです。

──なるほど。

すごく楽しく書けました、この曲は。

俺を支えてくれる瞬間もあればいいのに

──ライブについても聞かせてください。昨年末にあった日本青年館でのライブはすごくコンセプチュアルで見応えがありました。ストーリームービーとライブパフォーマンスを融合させる演出は2016年のSTUDIO COASTでのライブからコンスタントにやられていますけど、このライブスタイルに関して5人の中でブレイクスルーするような感じがあったのでしょうか?

新木場のライブで初めてああいった演出を体験して、僕ら自身は正直すごく楽しかったんです。加えてあの演出ってホール向きだから、日本青年館みたいな場所でやるのは向いてるなと思いました。でも、来てくれた人からは賛否があったんですよ。やっぱり「ずっとパフォーマンスを観たい」っていう方もいるので。だから、次はがっつりライブをお見せしたいなっていう思いもあるし……難しいところですよね。とにかく、次はまた違った見せ方を考えようかなと思っているんですが、僕自身はあの見せ方は好きかな。

──ああいった見せ方はプリズの強みだけどそれだけではなくて、ほかの見せ方も模索していきたいと。

そうですね。いろいろと挑戦していきたいなと思います。

──で、その日本青年館公演で展開したムービーの中で、PrizmaXが解散する未来が描かれていましたよね。

清水大樹

あれね! ちょっと縁起は悪いなと思っていたんですけど、ホリックに嫌な思いをさせるというところまでは考えていなかったんですよ。ただフタを開けてみると、フィクションだとしてもみんな嫌だったみたいで。「申し訳ない、気を付けます!」ってなりました(笑)。

──実際のPrizmaXは2018年でCDデビューから5年を迎えます。節目のタイミングでもあるので、大樹さんがグループやメンバーに抱いている思いを教えてもらえますか?

俺、よくも悪くもグループ全体のことばっかり考えてしまうんですけど……メンバーにはその気持ちを瞬間的にでもわかってほしいなという気持ちがあります(笑)。すごく心強くて頼りがいがあるんだけどね。ただ、俺のことをすごく理解してくれているから、ちゃんと主張すれば俺の意見を素直に聞き入れてくれます。それはありがたいです。瞬間的にあるんですよね、「わかってくれよ」って思うことが(笑)。

──大樹さんは個性が強いメンバーの中で、常識人的な立場と言うか……。

そうなんですよ。で、俺が「普通」でいなきゃいけないっていうのがすごく嫌なんですよ。しっかりしている自分は好きじゃないってときもありますから。けど、このメンツじゃしょうがないのかなあって(笑)。キャラが強いですよね、みんな。

──ときには自分自身を主張したいなと思いつつ(笑)。

そう。「俺を支えてくれる瞬間もあればいいのにな」とか思いつつ、です(笑)。

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福本有希

PrizmaX「yours」
2018年2月14日発売 / SDR
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収録曲
  1. yours
  2. Memory
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収録曲
  1. yours
  2. Are you ready?
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1000円 / ZXRC-1134

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収録曲
  1. yours
  2. 夢唄
PrizmaX Hall Tour Level7 ~FUSION~
  • 2018年6月2日(土)大阪府 NHK大阪ホール
  • 2018年6月16日(土)千葉県 市川市文化会館
PrizmaX(プリズマックス)
PrizmaX
黒川ティム、森崎ウィン、清水大樹、福本有希、島田翼の5人からなるダンス&ボーカルユニット。スターダストプロモーションに所属するアーティスト集団「EBiDAN」の“兄貴分”として活動している。2013年3月に1stシングル「Mysterious Eyes / GO!」でCDデビュー。2015年9月にリリースされた6枚目のシングル「Lonely summer days」はオリコン週間シングルランキングで7位を獲得し、同年12月に東京・AiiA Theater Tokyoにて行われたワンマンライブを成功に収める。2016年4月に日本テレビ系「バズリズム」のオープニングテーマ、およびテレビ東京系「プレミアMelodiX!」のエンディングテーマを表題曲とするシングル「UP<UPBEAT」を発表。2017年には1stアルバム「Gradually」をリリースする。2018年2月に、テレビ朝日系土曜ナイトドラマ「明日の君がもっと好き」の主題歌をリードトラックに据えた9thシングル「yours」を発売。4月には森崎が出演したスティーヴン・スピルバーグ監督の映画「レディ・プレイヤー1」の公開を控えている。