とにかく頼りになるんですよ、いてくれるだけで安心感がすごい
──次は「DOMINO」という楽曲タイトルに絡めて。自分がメンバーに対して精神的に寄りかかっている、頼りにしているところを教えてもらえたらと思うのですが……今座っている順、KENSHINさん、EIKUさん、REIさん、TETTAさん、NAOYAさん、HAYATOさんの順で挙げていただいてもいいですか?
KENSHIN 僕がEIKUに“ドミノしている”ところですよね? なんだろうな。EIKUは歌とダンスの表現がすごく正確なので、歌や振りを合わせるときにすごく頼りになるんです。あとは、移動車の席が隣になることが多いので、眠いときとかEIKUにドミノしてるかも……。
REI 物理的に(笑)。
KENSHIN とにかく頼りになるんですよ、いてくれるだけで安心感がすごい。甘えたりしちゃうんですけど、全部返してくれるから。
HAYATO で、EIKUはREIのどこにドミノしてるの?
EIKU そうですねえ。例えばライブが終わって帰るとき、必ずライブハウスの方に挨拶をするんですけど、そういう目上の方と向き合うときにREIが率先して発言してくれるんです。僕らよりも人生の先輩ということもあり……。
REI そんなに違わないからね?(笑)
EIKU REIは多趣味だし、いろんなことを知っているんで。そういうところもあって、誰よりも大人の方に対するコミュニケーション能力が長けているので、すごく頼れます。
HAYATO さすが最年長! それで? REIはTETTAのどんなところを頼ってるの?
REI それが、ないんですよ……。
TETTA おい!(笑) いいのか? REIだけ薄情な男になるぞ?
REI (笑)。真面目に答えると、例えばみんなの疲労が重なって気持ちが落ち込んでくるような場面でもTETTAはいつも明るくて、そういうときにすごく支えられている感じがします。常に前向き、ポジティブでいてくれるんで。しかも気負ってそれをやっている感じもない。自然体でそうやっていてくれるから、頼りになりますよ。
すべての個人情報をNAOYAに捧げてます
──では、TETTAさんからNAOYAさんへの“ドミノポイント”は?
TETTA 僕、人の話をちゃんと聞いていないことが多いんですけど、そういうときにNAOYAはしっかり聞いてくれているんです。ほかのメンバーも聞いてない人が多いんですけど……。
REI・HAYATO・KENSHIN・EIKU おいおいおいおい!
REI TETTAとは違うからな!(笑)
TETTA とにかくNAOYAにあとから聞くと、全部教えてくれます。あと、ネットサーフィンって言うんですかね? ネット上で何かを注文するのとか難しいので、僕はそういうときの手続きをNAOYAに頼んでいます。
HAYATO なんちゅうことを頼んでんの?(笑)
TETTA 配達の手続きとかもNAOYAのメールアドレスで登録させてもらってるんですよ。だから俺の配達物関連のメールはNAOYA宛てに届きます。
REI 最悪だよ(笑)。
TETTA 心から頼りにしてるので。僕のNAOYAに対しての“DOMINO”はそういうところですね。すべての個人情報をNAOYAに捧げてます。超ドミノしてます。悪用するなよ!
NAOYA しないよ!(笑)
HAYATO 人にやってもらっておいて!(笑)
──ではNAOYAさんは、HAYATOさんについていかがでしょう?
NAOYA HAYATOはリーダーとして、パフォーマンスや音楽面に関してのメンバーの意見をまとめてスタッフさんに伝えてくれています。グループをよりよくしようと率先して動いてくれるところにすごく頼りがいを感じます。
HAYATO いいねえ。それから?
NAOYA え?(笑)
TETTA おいー。気を使わせるなよ!
NAOYA もう1個言うとしたら、MCをがんばってくれますね、ライブ中。みんなが水を飲んだり汗を拭いているときも、HAYATOだけはトークを続けてくれるので、そこはただただ頼りになるなと思います。
HAYATO おおー。ありがとう!
TETTA で、HAYATOは?
HAYATO KENSHINにドミノしてる部分かあ。
TETTA いっぱいあるんじゃないの?
HAYATO KENSHINって本当にすごいなと思うのが、ライブ中、曲と曲のつなぎだとかイントロでめちゃくちゃ煽ってくれるところ。終盤に激しい曲を畳みかけることが多いから体力的に絶対ハードな部分もあるのに、大変そうな様子は一切なくて。みんなを「いくぞ!」と鼓舞してくれる感じが本当にね、KENSHINにしかできないことだと思う。あの煽りを聞くと気合いが入りますね。
TETTA・REI・NAOYA・EIKU 確かに!
日本中にSWAGがいてくれることを自分たちの目で確かめることができた
──「DOMINO」がリリースされる4月10日には、昨年10月にスタートした47都道府県ツアーも46公演を終え、神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールで行われる「ONE N' SWAG ~All out~」を残すのみという状況です(取材は3月上旬に実施)。
HAYATO 大規模なツアーでしたね。始まる前は「長いなあ」なんて思っていましたけど、もう残すところあと10公演くらいですもんね。あっという間です。「全国のSWAG(ONE N' ONLYファンの呼称)とつながっていこう」という思いを込めてタイトルに「Hook Up」と付けたんですけど、本当に各地で“Hook Up”できている実感があって。うれしいのが、どの公演にも必ず地元のSWAGが来てくれているんですよ。日本中にSWAGがいてくれることを自分たちの目で確かめることができていて、その幸せを噛み締めることができました。
REI それぞれの都道府県に特色というか、違った熱さがあって。MCに対するリアクション1つ取っても地域性が見えて面白かったですし、あとは単純にSWAGと一緒に作り上げるライブができていると思います。その感覚はどこの場所にいってもあって、すごくよかったです。
EIKU あと、ライブ前に各所の観光地に行ってみたり。土地土地の空気感や雰囲気をしっかり感じたうえでライブをすることができたので、そういうところも47都道府県ツアーを回る醍醐味だなと感じました。