ONE N' ONLY|ワンエン史上最高のHappy! ビッグスマイルで届けるポジティブソング (2/3)

思いっきり笑って歌うのがちょうどいい

──レコーディングの話も聞かせてもらえますか?

HAYATO テンションぶち上げで歌いましたね!

KENSHIN 「I I I I like you」と「I」を4回言うところが2回あって、1回目がHAYATO、2回目が僕なんですけど、メロパートからラップパートへ一気に雰囲気が変わる場面なので、緩急を付けて表現の幅が広がったらいいなと思いましたし……メロディがけっこう明るいので、ここのラップがスパイスになったらいいなという思いで歌いました。あとはやっぱりガヤですね。僕とNAOYAとHAYATOのラップ組3人で入れているガヤもありますし、ボーカルとラップラインとの掛け合いが楽しいなと思います。気持ち的にはもう、とにかくハッピーな気持ちで。レコーディングブースの中では1人だけど、たくさんの方に聴いてもらえることを想像して、イマジネーションを膨らませて歌いました。

ONE N' ONLY

ONE N' ONLY

TETTA 僕もこの曲は、かなり明るく笑顔で歌いました。レコーディングの時間が、わりと朝早かったんですけど、まず日光を浴びて、気持ちを上げながら。

REI セロトニンを分泌してね。

TETTA 歌い方のディテールは自分好みで作り上げました。こだわったところで言うと、Bメロの「今日も Goodness探しに行こうか」。練習で歌ってみて「ここにアクセントを付けたほうがいいな」と思うところがあったら、歌詞が書かれた紙に毎回印を付けて臨むんですけど、「Freaking Happy」はこのBメロの歌い方をある程度決めていきました。まあでも、今回に関しては細かいことになるべくとらわれないように、笑顔で楽しく、60周年のテレビ東京さんをイメージして歌わせていただきました。

REI 僕もTETTAとほぼほぼ同じテンションだったんですけど、歌い出し、Aメロのところが少し独特なリズム感なので、そこは練習を多めにしたというか、「とりあえずのFake SmileはNo」と歌っているんですけど……。

HAYATO わ、ちゃんと歌ってくれた。

REI リズムをちょっと後ろに倒すイメージを持ちながら、楽しさも意識しつつという感じで歌いましたね。あとは全体的にあまり考えすぎないように。技術を無理に入れようとせず、何も考えずに口角を上げて歌うことだけ気を付けていました。明るさを意識していても、実際に聴いてみると、意外と暗かったりするんですよ。だからもう、ホントに思いっきり笑って歌うのがちょうどいいなと思った記憶がありますね。

REI

REI

TETTA (REIの隣で目を見開いて笑っている)

一同 あはははは!

REI ちょーっとこれはやりすぎですけどね!

TETTA 僕はこの顔で歌いました! 目を見開いて、口角上げて、前歯見せる。鉄則です!

HAYATO 嘘つけ!

一同 あはははは!

HAYATO で、EIKUは?(笑)

REI EIKU、どんな顔で歌ってたの?

EIKU (少し照れたのち、さわやかにスマイル)

HAYATO 照れてる。

60周年の重みを「き」に込めて

──EIKUさんはどんなことを意識して歌いましたか?

EIKU 自分のこだわりポイントは、Aメロの「嬉しそうな顔にSmile」の「Smile」の歌い方ですね。REIくんが言ってたように、口角を上げて歌いました。僕の声ってけっこうハスキーなので、普通に歌うと渋くなっちゃうというか、バラードっぽい感じに聴こえちゃうんですよ。なので、ちょっと昔の、今よりも若い自分の声を再現するようなイメージで歌いました。

EIKU

EIKU

HAYATO 僕は、さっきKENSHINも言っていたように、1番のサビのあとのラップパートで雰囲気をガラッと変えていくぞという気持ちで歌ったのと……あとはもう、赤レンガを思い浮かべながら。テレ東さんに捧げる気持ちで歌いましたね!

KENSHIN 「I I I I like it やりきって見つける Keep myself」とラップするところは「き」で踏んでるので、譜割りを意識して抑揚を付けることで平坦にならないように、とかね。

HAYATO ここ、いいよね。気持ちいい。

KENSHIN テレ東さんに向けてね。60周年の重みを「き」に込めました。

NAOYA 僕が特に意識したのは「Goin' down ずっとやってんだ We can soundまだ足んないんだ」と歌うパートですね。ボーカルのパートに差し込まれるようなフレーズなので、いいスパイスになったらいいなという気持ちで歌いました。あとはもう、僕も「テレ東さんおめでとう!」の気持ちで歌いました!

2代目TETTA

──振り入れはこれからとのことですが、今回はどのような感じになりそうですか?

HAYATO ダンスもキャッチーな感じになりそうです。今回はRenaさんというコレオグラファーにお願いして。

KENSHIN RIEHATATOKYOさんの。

HAYATO すごく楽しみです。

──「Freaking Happy」では仲間と過ごすひとときの楽しさやかけがえのなさが歌われていますが、ワンエンの皆さんはこの歌詞のように常に仲良しですよね。普段意識することではないのかなとは思いつつ、仲良しの秘訣、みたいなものはあるのでしょうか。

HAYATO 秘訣!

TETTA まあ……ちょうどいい距離感じゃないですか?

HAYATO だとしたらTETTAはわかってないよ。近すぎる(笑)。

TETTA あと、気を遣わないことですね! 思ったことはなんでも言う。

──最初からそういう感じだったんですか?

TETTA 僕はわりとそうでしたね。メンバーもだんだんと、それに感化されて……。

TETTA

TETTA

一同 おーい!

HAYATO 語弊! 語弊があります!

REI 感化は、されてないです。

HAYATO KENSHINくらいだよ、感化されてるの。

TETTA KENSHINは純粋なんで、本当に僕のことを追いかけてくるんですよ。

一同 あはははは!

KENSHIN ちょっと! ちょっと待って。いつ背中追いかけた?(笑)

KENSHIN

KENSHIN

HAYATO でも確かに、最近ちょっと“TETTA化”してるよね、KENSHIN。

NAOYA 2代目TETTA。

TETTA じゃれてたりすると、俺ですらびっくりするときがあるので……。

一同 あはははは!

HAYATO TETTAがそれを言うな!(笑)

EIKU 面白い!

HAYATO 面白いなあ(笑)。

──KENSHINさん、実際そうなんですか?

KENSHIN いやっ……。

TETTA もうさ、認めちゃおうぜ?

KENSHIN 実際ちょっとあると思うんですけど……(笑)。

EIKU あはははは。

否定的じゃない調和

HAYATO ほかは何か秘訣あるかな? めっちゃ“素”でいるということかな。ありのままの自分をさらけ出しているのがいいんじゃないかなとは思う。

KENSHIN メンバー同士でよく話すのがいいよね。みんなで話していると、お互いに今何を考えているのかもよくわかるし。同じことを考えているのがわかると、そこでまた波長が合ったりするから。やっぱり、たくさんコミュニケーションを取るのが大事ですね。

EIKU あとはもう、一緒にいる時間の長さだよね。

HAYATO 毎日一緒にいるからね。

HAYATO

HAYATO

REI グループ全体でがんばらないといけないときに、協力し合えるのもワンエンのいいところだなと思う。誰かを置いてけぼりにすることもないし、6人がそれぞれ自然とお互いをカバーし合える関係性だなと思います。あとは、メンバーみんなが否定的な考え方を持っていないというか……全然トゲトゲしていないのも大きいのかなとは思います。「俺が俺が」みたいな人が、1人もいないんですよね。否定的じゃない調和を、ワンエンにはすごく感じますね。

TETTA それぞれの本質をわかり合えてる感じだよね。いろいろと、ケンカもしてきましたし……。

NAOYA 傘の水滴飛ばしてね。

TETTA そう。傘に付いた水滴飛ばし合って、言い合いになって……。

HAYATO しょうもな!(笑)

NAOYA スタジオの鏡を誰が掃除するかで言い合ったりね。

NAOYA

NAOYA

TETTA 「お前が拭けよ、汚したんだから!」みたいな。

HAYATO マジでガキんちょ!

REI これ、記事にしてもらえる内容?(笑)

NAOYA あれ面白かったなあー!

REI しかもさ、覚えてる? 傘の水滴飛ばし合ってるとき、俺は一応止めに入ったんですよ。かと思ったらその5分後には謝って仲直りしてて。

TETTA 急に冷静になったんですよ。傘の水滴でケンカって、マジでくだらないなって。

REI なんか、俺だけ止めに入って損したみたいになって……。

一同 あはははは!