NormCore「傷だらけの僕ら」 PR

NormCore|シンフォニックロックの可能性を広げる “戦う僕ら”の歌

NormCoreがニューシングル「傷だらけの僕ら」を4月18日にリリースした。

ボーカルのFümi、バイオリンのTatsu、クラシックギターのNatsuという音大出身の3人で結成されたNormCoreは、 “シンフォニックロック”なる独自のコンセプトを掲げ、昨年11月にメジャーデビュー。2ndシングルとなる本作の表題曲は、現在放送中のテレビアニメ「一人之下 羅天大醮篇」のオープニングテーマとして書き下ろされたスリリングなロックチューンとなっている。

今回音楽ナタリーでは、本作の作詞作曲を手がけるFümiにインタビューを実施。デビューから約5カ月を経た今、彼らが実感しているという異色のユニット編成が持つ可能性や、クラシックをJ-POPへ落としこむクリエイティビティの源について、そして本作の制作にまつわるエピソードを聞いた。

取材・文 / もりひでゆき 撮影 / 新元気

学び、楽しみながら制作してる

──NormCoreがメジャーデビューして約5カ月が経ちましたね。

はい。NormCoreを結成する前、ソロでは自分のやりたいことを自由にやる感じでしたけど、NormCoreとしては“シンフォニックロック”というコンセプトもありますし、楽曲に関してもタイアップする作品に寄り添ったり、設けられた締め切りから逆算してクリエイトする機会もたくさんあって。そういったことのすべてがすごく新鮮なんですよね。いろんなことを学びつつ楽しみながら制作していて、「新しいプロジェクトをやってるんだな」ってしみじみと噛みしめています。

──3人組ユニットの醍醐味を感じるところもありますか?

Fümi

単純に1人じゃないことが心強くて、制作現場やステージ上でもリラックスできています。音大時代の後輩であるメンバーと音楽でセッションできている喜びもありますし。

──3人でいるときはどんな雰囲気なんですか?

みんなけっこう自由な感じですよ。クラシックギターのなっちゃん(Natsu)は食事が好きなので、黙々と1人好きなものを食べてることもあるし(笑)。バイオリンのTatsuくんはお菓子とか甘いものが好きだから、すぐ僕らに薦めてくるんですよ。「この新しいお菓子、おいしいですよ」って。でも僕はあまり間食をしないタイプなので「いらないよ」と返す。そのくだりをいつも繰り返してる感じですね。最近は「いらないとは思うんですけど……」って前置きをしながら新商品を紹介してきますけど、引き続き毎回断ってます(笑)。

──楽しそうな雰囲気ですね。

そうですね。基本は常にリラックスムードなので。もちろん音楽面でもお互いをリスペクトし合っているので、今後は作曲を2人に任せたり、3人で一緒に曲作りとかもやってみたいなと思っています。

現代人も、さまざまな理由で戦ってる

──そんなNormCoreから新曲「傷だらけの僕ら」が到着しました。この曲はテレビアニメ「一人之下 羅天大醮篇」のオープニングテーマとして書き下ろされたそうですね。

はい。今回はわりと締め切りまでの時間がタイトだったので、タイアップをいただけたことを喜ぶ前にプレッシャーがすごくて。「早く作らな、ヤバいぞ!」って(笑)。デモのプロトタイプは5日くらいで仕上げたりして、なかなか大変でしたね。

──楽曲のイメージはどのように膨らませていきましたか?

第1シーズンのアニメを観たり、作品の資料を見ながらイメージを膨らませていきました。第2シーズンでは“バトル”が1つのテーマになってくるんですけど、僕はそこをベースとしながら主人公たちの思いをしっかり描きたいなと思ったんです。

──結果、バトルものにマッチする鋭いワード選びがなされつつ、戦う者たちの心情が丁寧に描かれています。

バトルと言うと単純に自分の強さの証明みたいな展開になりがちだと思うんですけど、「一人之下」はそれだけではないアニメなんですよ。戦いに臨む人たちには、自分の過去を知るためだったり、誰かへの復讐であったり、それぞれいろんな理由や背景がある。で、それって現代社会に生きる人たちにも当てはまるよなと思って、そこを意識しながら歌詞やメロディ、サウンドに落とし込んでいきました。

──タイアップ曲ではあるけれど、そこを取っ払ったとしても聴き手に共感を与えたかったわけですね。

はい。僕はアニメが大好きなアニオタだし作品に寄り添うことはもちろん大事だと思うんですけど、楽曲だけで聴いたときにもしっかり成立させるバランスは常に気にしています。

若者に対して理解を示せる大人でありたい

──今回インタビューするにあたってFümiさんの過去の発言をいろいろ読ませていただいたんですけど、歌詞の表現に関しては今の時代感や、若者たちをすごく意識されているような印象があったんですよ。

確かにそれはありますね。楽曲自体は幅広い世代の方々に聴いていただきたいので、ターゲットを狭めるような作り方はしていないんです。でも、いろんな情報が飛び交う現代を生きる若者のことはとても意識しています。今回「傷だらけの僕ら」というタイトルを付けたのは、アニメのヒロインが傷だらけになりながらもがんばって前に進んでいく姿をイメージしたものなんですけど、そこには今のティーンの子たちの姿を自然に重ねているところもあって。

──今の若い世代も傷だらけでがんばっていると。

Fümi

そう。今の情報化社会は便利な反面、何かと容易に傷付きやすい環境でもあると思うんです。何かをSNS上で発言すれば、見知らぬ誰かから猛烈に否定されることもあるわけだし。そういった状況を戦い抜かなきゃいけない子たちにも伝わるような言葉選びや言い回しは、今回も時間をかけて考えました。

──Fümiさんが若者を意識し続けているのはなぜでしょう?

音楽にしても何にしても、カルチャーというものはティーンが生み出すものだと思っているからです。年齢を重ねていくとそういった世代の感覚はどんどんわからなくなっていくので、なるべくすくい取るようにはしていますね。十代の子の何気ないつぶやきをTwitterで見たり、視聴者が全然いない高校生YouTuberの動画を観たり。「今のティーンはこういうことに幸せを感じるんだな」とか「こんなことで傷付いちゃうんだな」とか、いろんな気付きがそこにはあって。若者に対して理解を示せる大人でありたいっていうのは、僕が音楽を作るうえでの1つのテーマだと思います。

NormCore「傷だらけの僕ら」
2018年4月18日発売 / Being
NormCore「傷だらけの僕ら」初回限定盤

初回限定盤 [CD+DVD]
1500円 / JBCZ-6081

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NormCore「傷だらけの僕ら」通常盤

通常盤 [CD]
1000円 / JBCZ-6082

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CD収録曲
  1. 傷だらけの僕ら
  2. 永遠の記憶
初回限定盤DVD収録内容
  • 「傷だらけの僕ら」MUSIC VIDEO
  • 「傷だらけの僕ら」MUSIC VIDEOオフショット
NormCore「傷だらけの僕ら」リリース記念イベント

2018年4月18日(水)
東京都 アニメイト池袋本店 9F イベントホール
START 19:00

2018年4月21日(土)
東京都 Space emo
1回目:START 13:00 / 2回目:START 17:00

2018年4月22日(日)
東京都 ニコニコ本社 B1 ニコぶくろスタジオ前
START 14:30 ※特典会のみ

ニコニコ生放送「NormCoreメンバー生出演『傷だらけの僕ら』リリース記念特番」

配信日時:2018年4月22日(日)13:00~
配信URL:http://nico.ms/lv312102789

NormCore(ノームコア)
NormCore
ソロとしてはUMI☆KUUN名義で活動するボーカリスト・Fümiを中心に、バイオリンのTatsu、クラシックギターのNatsuからなる3人組ユニット。全員が音楽大学卒業の経歴を持つ。2017年11月22日にアニメ「EVIL OR LIVE」の主題歌「それでも僕は生きている」でメジャーデビューを果たす。4月18日に2ndシングル「傷だらけの僕ら」をリリースした。