“中田ヤスタカさんあるある”に鳥肌立ちました
──今回は新しい「ニンジャラ」のテレビCMにも出演されるわけですが、CMはどんな内容になりそうですか?(※取材はCM撮影前に実施)
私のおうちに四千頭身さんがやってきて、みんなでゲームをするというシチュエーションで撮影します。「ニンジャラ」は1人でも遊べるゲームだけど、チームで戦うとより楽しいということもあって、みんなとゲームで遊んでいる姿を撮影しようと。衣装も実際に私がおうちで着ている、かなりリラックスできる格好で撮影に臨みます!
──きゃりーさんのプライベートが垣間見えるわけですね。ちなみにこれまで四千頭身の皆さんとお会いしたことは?
これが初対面です。でも、前にテレビを観ていたら四千頭身さんのネタに私の名前が出てきて。実際、私アスパラ食べられなくて(笑)。四千頭身さんにゲームが得意な方もいるそうなので、ぜひうまくなるコツを教えてもらいたいと思ってます!
テレビ見てたら四千頭身の漫才できゃりーぱみゅぱみゅはアスパラ食えないだろって言ってた☺️
— きゃりーぱみゅぱみゅ (@pamyurin) August 8, 2020
──はじめましての方とチームプレーをするというドキドキ感もありますね。
そうなんです。ちょっと緊張しますけど、今日はゲームをする時間が長めにあるそうなので、撮影が終わる頃にはめっちゃ上達してるんじゃないかな。自分に期待してます(笑)。
──そのCMに、待望の新曲「ガムガムガール」が使用されます。毎度ながら、中田さんのセンスあふれるタイトルが素晴らしいですね。
そうなんです! 「ニンジャラ」はプレイヤーが“ニンジャ”になってさまざまな“ニンジャガム”を食べてパワーアップするという、ガムが重要なゲームなので、それにちなんだタイトルになっているんです。曲調もゲームのタイトル画面で流れていそうな、ポップでありつつ懐かしさもある、とてもキャッチーなものになっていて。この曲を制作する前、中田さんと一緒に「ニンジャラ」をやったとき、中田さんもすごく楽しそうに遊んでいました。
──「おー茶茶茶茶茶」という楽しい歌い出しに続いて、歌詞の中には「お寿司」「手裏剣」「カタナ」「マキモノ」といった言葉も登場します。
中田さんの曲には、AメロとBメロ、1番と2番で歌詞を若干変えてくるという“中田さんあるある”がよくあって。今回は1番の「ねるねるねるねるほどに」が2番では「ねるねるねるねるHold on me」になってたりして、鳥肌立ちました!
──なるほど。レコーディングはいかがでした?
中田さんのスタジオに着いてから歌詞を覚えてレコーディング、といういつもの流れで録ったんですけど、これまでの楽曲よりかなり歌いやすかったですね。「もったいないとらんど」(2013年11月発売の7thシングル)とかは難しくて何回も歌い直したけど、今回はサビもとってもキャッチーだし、外国の方も自然と口ずさめるようなメロディになっていると思います。みんなで一緒に歌ってほしいですね。
──ちなみにきゃりーさんはガムがお好きですか?
ガム好きです! もともとミント系が好きだったんですけど、最近はピーチとかマスカットみたいなフルーツ系のガムをよく食べますね。ガムを噛むとリフレッシュできるし、ちょっと集中したいときも噛むと落ち着くので、常にバッグに入ってます(笑)。
──そうなんですね。「ニンジャラ」にもいろいろな種類の“ニンジャガム”が登場しますが、これからゲームで遊ぶ方にオススメなのはどれですか?
「メロウガム」という、ヨーヨー型の武器を繰り出せるガムですね。そのガムは見た目がピンクと紫で、バトル中にドーナツのような武器を作れるんです。私もそれで戦ってみたらすごくかわいくて。ほかにも種類がたくさんあったので、いろんな“ニンジャガム”を使ってみたいなと思いました。
──そして今回のコラボでも、ゲーム内で「ガムガムガール」が配信されるんですよね。ゲーム内で購入すればプレイ中に音源を聴くことができるという。
はい、そうです! ゲーム中に流れている曲って、遊び終わってお風呂に入っているときとかについ鼻歌で歌っちゃったりするじゃないですか? 自然と耳に残る、みたいな。「ガムガムガール」もそんな1曲になったらいいなと思います。「ニンジャラ」してるときは「ガムガムガール」を聴いてほしいし、この曲を聴いたら「ニンジャラ」のことを思い出してほしいなって。
──たくさんの方に「ニンジャラ」をプレイしていただきたいですね。
そうですね。私もだけど、今は友達と直接会ってなかなか遊べなかったりするので、ゲームを通して、オンラインでチームプレイを楽しんで盛り上がってほしいです! そして現実世界でも「ガムガムガール」の配信がスタートするので、MV共々チェックしていただけたらうれしいです。
新レーベルの立ち上げと“感謝”の10周年
──この「ガムガムガール」リリースと同時に、新レーベルも立ち上げられて。
そうなんです! 今回、新レーベルを立ち上げた理由は、“きゃりーぱみゅぱみゅ”と“ありのままの私”を表現する場所を作りたいと思ったから。それはなぜかというと、この9年間私はきゃりーぱみゅぱみゅとして突っ走ってきたんですけど、家に帰ったときに、ありのままの自分がふと寂しく感じる瞬間があって。「“きゃりーぱみゅぱみゅ”によって、本来の自分が消えかけちゃってる!」みたいな時期がありました。だからこの新レーベルでは、本来の私がやりたいことを実現していきたいと思っています。これまでも、例えば自分の好きな金木犀の香りの香水を作りたいなと思ってフレグランスブランド(Nostalgia Syndromem)をプロデュースしてきましたし、今はワンちゃんと一緒に住んでいるので、ペットと一緒に行けるごはん屋さんやおそろいのコーデができる洋服屋さんがあればなあとか、いろいろ考えているんですよ。
──今年はデビュー10周年ということで、ご自身にとって1つ節目の年にもなりますね。
10周年をどんな1年にするかと考えたときに、私はこれまでを振り返る年にするのではなくて、「突き進む10周年」「“これから”のための10周年」というふうにしたかったんです。そういう意味で、自分の中ではこの1年に「感謝」というテーマがあって。これまで支えてきてくださったファンの皆さんやスタッフさんへの感謝の気持ちを伝えたり、みんながよろこんでくれるようなことができたらいいなという思いで、新レーベルを立ち上げました。本当は感謝の気持ちを込めて、初の全国47都道府県ツアーもしたいと考えていたけど、こういう状況なので、少しずつ様子を見ながら皆さんの前でライブができたらいいなと思っています。
──きゃりーさんならライブ以外での感謝の伝え方も、いろいろとアイデアが浮かぶんじゃないでしょうか。
ライブ以外だと、去年すごく楽しかったのは声優業でした。映画「クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者」で“ラクガキングダムの姫”の声をやらせてもらったり(参照:きゃりーぱみゅぱみゅ、映画「クレしん」で大好きなしんちゃんと共演「人生の宝物になりました」 )。あと、初めてナレーションにも挑戦したんですけど、すごく刺激的で……いつも動いていない脳の部分を使った感覚でかなり勉強になったので、新レーベルでは声で表現するお仕事にも挑戦していきたいです。
──きゃりーさん、ぴったりだと思います。声に特徴ありますし。
ホントですか!? まだまだ勉強中ですけど、これからもっとうまくなったらいいなと思ってます。私も28歳になってみて、18歳の頃やりたかった表現と、今やりたいと思うことはけっこう違ったりするので、新レーベルで初心に戻ってゼロから始めるのはすごくいいことだなと思いますし、自分でもワクワクしてます。
──10年経てば、当然心境は変化してきますよね。
些細なことだと、最近、部屋に観葉植物を置いてみたんです。10年前の私は部屋に観葉植物を置くという発想がなかったんですが……いざ置いてみたら「グリーンが家の中にあるとこんなに癒されるんだ!」と。今は5個ぐらいに増えました(笑)。毎日霧吹きで水をシュシュッてやるのが日課になっていて、すごく楽しいです。「昨日はなかった葉っぱがこんなところから生えてる! 植物も生きてるんだ!」みたいな、変化に気付くのも楽しいです。こういう感情や気付きを心地よいと思えるのも、この10年間の変化だと思います。昔好きだったのはパステルピンクだけど、今はちょっとくすんだピンクのほうが好みだったり。芯はぶれずに、ちょっと向きが変わったみたいな部分はたくさんありますね。
──きゃりーさんはインテリア好きですよね。そういった趣味を生かした活動にも期待ですね。
私の大きい夢は、マンションを1棟立てちゃって、中にいろんなシチュエーションの部屋を作ることなんです。マンションの内見に行くのが好きなんですけど、外観も内装もどっちもかわいい物件ってあんまりないんですよね。なので自分の理想のマンションを作ってみたいという願望があります。完成したら、めちゃめちゃ高値で売ります(笑)。
──すでに売却まで考えてらっしゃる(笑)。夢が広がりますね! それでは最後に2021年のきゃりーさんの活動について、ファンの皆さんにひと言お願いします。
新レーベルを立ち上げて、新しいチームと一緒に、初心に戻った気持ちで活動していきたいと思っています。その中で、ファンの皆さんとの距離感をもっと近くに感じられるイベントだったり、いろんなことができないかなって考えてるんですが、コロナがいろいろ邪魔してきちゃって……。実際どうなるかわからないですが、とにかく私は前に進んでいくので、皆さんも温かく見守って、応援してくれるとうれしいです!
ガンホー・オンライン・エンターテイメント開発による、“ニンジャ”とチャンバラをモチーフにしたNintendo Switch用3D対戦アクションゲーム。プレイヤーは“ニンジャ”となり、「ニンジャガム」というガムを駆使して、最大8人でのバトルロイヤルや4対4のチームバトルなどを基本プレイ無料で楽しめる。
※Nintendo Switch Onlineに未加入でもオンラインプレイが可能。
また豊富なアバターアイテムで自分だけのキャラクターをデザインすることができ、対戦時などは自分好みにカスタマイズしたアバターのコスチューム、エモーション(動作)、BGMでプレイできる。
【商品名】ダウンロード版:ニンジャラ / パッケージ版:ニンジャラ ゲームカードパッケージ
【対応機種】Nintendo Switch
【プレイ人数】1~8人(オンライン時:2~8人 / オフライン時:1人)
【価格】ダウンロード版:基本プレイ無料 / パッケージ版:税込3980円
※追加コンテンツ、アプリケーション内課金あり
【CERO区分】A(全年齢対象)
【対応言語】日本語、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、中国語(繁体 / 簡体)、韓国語
【発売元】ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
※Nintendo Switchのロゴ・Nintendo Switchは任天堂の商標です。
© GungHo Online Entertainment, Inc.
開催期間:2021年1月29日(金)11:00~2021年2月18日(木)10:59
期間中、ゲーム内で 「ガムガムガール(ニンジャラ Version)」のBGMを購入することが可能。楽曲を聴きながらバトルを楽しむことができる。また「ガムガムガール」をモチーフにしたアバター用の「ガムガムガールTシャツ」が用意されるほか、2020年に行われた「にんじゃりばんばん Steve Aoki Remix」コラボのアイテムも再登場。各アイテムはゲーム内のセレクトショップにて販売され、「にんじゃりばんばん Steve Aoki Remix」コラボの「IPPON」デコレーションはバトル報酬で入手できる。