ナタリー PowerPush - MEG

豪華アーティスト陣が集結カラフルな10曲「WEAR I AM」

曲に対する解釈が同じ

──この曲は、やはり2人の信頼関係ありきで完成した曲だと思うんです。

三浦 うん。初対面だったのに。すごい不思議ですよね。

──MEGさんが三浦さんに「おまかせで」って言えるのもそうだし、三浦さんの中にも、自分が投げた球をMEGさんだったら受け止めてくれるっていう信頼があったわけですよね。

三浦 ある。やっぱその、ギリギリ大丈夫かな?っていうところまでいきたいですからね。

MEG チャレンジ、したいですよね。

三浦 そうそう。MEGさんと話したときに、なんかいつもと違うことしたい、みたいな雰囲気もあったから。

MEG わ、すごい! 察知してる……。

三浦 あとサンプリングのために頭のところをラジオボイスっぽくしようと思ってたんだけど、そういう話をしたら「実は私もそう思ってた」って言ってて。曲に対する解釈っていうかビジョンが一緒だから全然大丈夫だなってそのとき思いましたね。

普通じゃない曲を選んだ理由

──そしてこの異色の曲をリード曲にしてビデオクリップまで作ってしまうという、MEGさんの判断にも驚きました。

MEG そうですか(笑)。普通はAメロ、Bメロ、サビっていうわかりやすい展開の曲をタイトル曲にするのが割とスタンダードだと思うんですけど。

三浦 まあそうですよね。

MEG でもこれをタイトル曲にしてビデオ作ったりするのって、超クールだと思うんです。

──そうですね(笑)。

MEG やっぱり単純にこの曲が面白くて、監督にも画が浮かぶから映像を作りたいっていう……その感じって大事だなと思って、うん。

三浦 ありがたいです。僕はこんな曲、絶対ビデオになったりしないだろうなと思って作ってたからびっくりしたけど。

MEG ほかの方も皆さんものすごいメロディメーカーで、タイアップも取れちゃいそうなテンションの曲も多かったから。

三浦 あ、でも僕、普通の曲も書けますよ(笑)。書いたりしてますよ、全然!

MEG あはは(笑)。そうですね。

「うぃっす、ちゃんめぐ!」

──今回一緒に制作をしてみて、三浦さんはMEGさんにどういう印象を持ちました?

三浦 最初あんまりしゃべらない人なのかなと思ってたんですけど。

MEG 私も打ち合わせのとき、あんまりこっち見てくれないなと思ったんですよ。

撮影風景の写真

三浦 え、そうですか?

MEG 夏だったし、その日はなんか変なホルターネックの露出のあるワンピを着てたんですよ。だからあんまり見ちゃいけないと思ってくれたのかなって……(笑)。

三浦 いやいや、全然それは思わなかったです(笑)。

──MEGさんはどうですか? 三浦さんの印象は?

MEG そうですね、なんかあの……文章読んでるみたいなしゃべり方をする人だなって思います。それも横書きじゃなくて縦書きの。

三浦 マジで?

MEG 会話しててもあんまりくだけた感じじゃなくて、何かと交信してる感じの。

三浦 いや、普段全然こんなんじゃないっすよ(笑)。

MEG ほんとに? じゃあくだけたときが、まだ想像つかないですね。

三浦 だいたいめっちゃくだけてますよ。「うぃっす、ちゃんめぐ!」とか全然言いますよ。

MEG ほんとですか! ちょっと古いですね、それ(笑)。

三浦 (笑)。その古さ込みでどうでもいい人って思われたいんだけど。なんでそうなってないんだろうな。わかんないですね(笑)。

ニューアルバム「WEAR I AM」/ 2012年10月3日発売 / スターチャイルド

CD収録曲
  1. TRAP [作詞:MEG / 作曲:岡村靖幸 / 編曲:大沢伸一]
  2. 夏が終わる [作詞・作曲・編曲:小西康陽]
  3. HIGHTEEEN [作詞:MEG / 作・編曲:横山裕章]
  4. セブンティーン・ランデヴー [作詞:MEG / 作・編曲:NARASAKI]
  5. MISS MARTINI [作詞:MEG / 作・編曲:横山裕章]
  6. LOVE EMOTION [作詞・作曲・編曲:古川裕(ex. DOPING PANDA)]
  7. ZZZ [作詞:MEG&古川本舗 / 作・編曲:古川本舗]
  8. SOUTHPAW [作詞:MEG&前山田健一 / 作曲:前山田健一 / サウンドプロデュース ☆Taku Takahashi(m-flo)]
  9. REPLICA [作詞:MEG / 作・編曲:中田ヤスタカ(capsule)]
  10. WEAR I AM [作詞・作曲・編曲:三浦康嗣(□□□)]
MEG(めぐ)

プロフィール画像

2002年7月にシングル「スキャンティブルース」でメジャーデビュー。2007年からは中田ヤスタカ(capsule)をプロデューサーに迎えて音楽制作を行い、アルバム「BEAM」「STEP」「BEAUTIFUL」はiTunes Store総合アルバムチャート連続1位を獲得する。多くのファンの支持を集める中、2010年9月にリリースしたベストアルバム「BEST FLIGHT」と、同年10月のライブを最後に国内での音楽活動を休止。その後は「JAPAN EXPO Paris」に出演するなどフランスを中心に活躍し、2012年より活動を再開。4月25日にコンセプトアルバム「LA JAPONAISE」、10月にオリジナルアルバム「WEAR I AM」をリリースした。音楽以外にもファッションブランド「CAROLINA GLASER」のメインデザイナー、コスメブランド「baw」のディレクターを務め、モデルとしても多くの雑誌の表紙を飾るなど、東京カルチャーの代表的なファッションアイコンとして多方面に活躍中。