9月某日、Lienel「kimito」のミュージックビデオ撮影が行われた。このMVで描かれるのは“君”とのデートのために洋服を選んだりお菓子を作ったり、にぎやかに準備を進める6人の様子と、「kimito」を歌い踊る姿だ。音楽ナタリーは、Lienelが初めて本格的なドラマパートに挑戦した今回の撮影に密着。撮影を振り返る6人の言葉とともに、フォトレポートをお届けする。

演技シーンに初挑戦

武田　これまでのMVはパフォーマンスとリップシンクがメインだったけれど、今回はストーリー性を出すために演技のパートがあって。演技パートは6人それぞれの個性が出ていて楽しかったな。

森田　MVでこんなにしっかりと演技をしたの、初めてだったもんね。

高岡　新鮮で楽しかったね。みんなでお菓子を作るシーンはキッチンに6人並んで撮ったけど、音声は使われないから“ボケ大会”が始まっちゃって……（笑）。

近藤　僕は璃空とエアで“パンケーキひっくり返し対決”した。パンケーキの対空時間をめっちゃ長くしたり……。

森田　そうそう！ 何枚焼いたかな？ めっちゃ焼いたよな（笑）。

芳賀　僕の苦手な卵を持って、みんなが「芳賀ちゃん、卵だよ！」ってイジってきたりね。

一同　あはははは！

武田　あとさ、「LOVE Communication」も「Love Me Madly」も屋外でダンスをする撮影だったから、外に慣れていたのか……室内から屋外の撮影場所に出たとき、みんな「安心するー」って言ってたのが面白かった（笑）。

MVの見どころは？

森田　寝ていた僕が起きて、はがしゅーとさねちゃんと「デート、どこに行こうかな？」と相談しているシーンが面白いと思います！ 3人がどんなことを言っているか、MVでは音声が聞けないけど、だからこそふざけたりしたのでメイキングも楽しみにしていてほしいです（笑）。

高岡　もう一方の3人のシーンでは、ファッションの話をしたよね。

近藤　そうそう。デートに着ていく洋服を選ぶシーンで、創世が一生懸命僕の体に服を合わせてくれる場面がかわいいです。

武田　僕とミロくんが駿にいにアドバイスをしている感じにしてくださいって言われていたんですけど、駿にい、本番で「いや、やっぱこっちのほうがいいよ！」とか言って反論してくるんですよ（笑）。ほぼ普段と変わらない。僕が「これがいいんじゃない？」と言っても「いやこっちでしょ！」って。

森田　せっかくアドバイスしてくれてるのに。

近藤　いやあ、普段と違う僕を見せられたかなと思います！

高桑　いえ、普段とまったく同じです（笑）。