Lienel デビュー記念インタビュー|目指すのは“EBiDANで一番おしゃれなグループ” 絆を結んだ6人の第一歩 (3/3)

ただただ素敵な曲が配られた、という感じでした

──ではここからは、デビュー曲の「LOVE Communication」のお話を。デビュー曲にしてはすごく大人びた印象の楽曲ですが、皆さんはこの曲を渡されたとき、どう思いましたか?

芳賀 実はこの曲、「これがデビュー曲です」という形では渡されなかったものなんです。

高岡 課題曲という形でもらったんだよね。

武田 1回レコーディングして、どんな感じか見てみるから、みたいな感じで。

高岡 その段階では、グループの名前も決まっていなければ、グループのコンセプトすら知らなくて。

芳賀 ただただ素敵な曲が配られた、という感じでした(笑)。

芳賀柊斗

芳賀柊斗

森田 僕は、すごく大人っぽくておしゃれな感じの曲だなって思いました。

高桑 僕は曲を聴いて、まず踊るなら「どんな振りになるのかな?」って気になったかも。

高岡 でもさ、この曲をもらったとき、グループの方向性はなんとなくわかったよね。「こういうおしゃれな系統なんだ」って。

一同 そうだね。

高岡 そうやって曲をいただいたのが3月末で、4月の頭に「この曲に振り入れをします」と言われて。ということは……?って、そのあたりでみんな気付き始めて。

一同 そうそう。

近藤 デビュー曲ということは、マネージャーさんからさらっと言われた記憶があります。普通の会話の中で「『LOVE Communication』がデビュー曲だから」って言われた感じでした。

高岡 そのあとに合宿があったんですけど、その合宿で「LOVE Communication」がデビュー曲だってことが確定して、その場でグループ名も初めて知りました。

高岡ミロ

高岡ミロ

ここが自分たちのグループの原点に

──では、「LOVE Communication」がデビュー曲に決まって、Lienelというグループ名が付いてからは、何か心境の変化はありましたか?

武田 6人が集まったばかりのときはグループのコンセプトも伝えられていなかったから、チームとしてのまとまりが全然なかったんです。お互いに気になるところがあってもそれを言い合えないし、関係性を作れていないからいろいろ難しかったのですが、グループ名が決まった合宿で、みんなが一気にぎゅっとまとまりました。

高岡 ちゃんと、僕らは同じグループの一員なんだという共通認識を持てたんだよね。合宿で「LOVE Communication」の振りを合わせていって、夜とかもみんなで練習するじゃないですか。そこでどんどん仲が深まっていったし、最終日には「僕たちここからグループとして活動していくんだな」っていう実感が湧いてきて。6人が一体化して、ここが自分たちのグループの原点になったなという感覚がありました。

高桑 うん。

武田 Lienelとしての課題も見えたので、いい合宿になりました。

武田創世

武田創世

──合宿中の出来事で、特に印象に残っていることはありますか?

森田 “山中湖”!

高岡 満場一致で山中湖だと思います。

森田 湖の周りを1周ランニングしました。

武田 言われたとき、嘘だと思ったよね?(笑)

──皆さん走り切れたんですか?

森田 はい、ちゃんと。

森田璃空

森田璃空

高岡 歩きも込みですが(笑)。

EBiDANで一番おしゃれなグループに

──大変さやつらさを共有して、絆が深まったんですね。「Lienel」というグループ名は、フランス語で”永遠の絆”を意味する「Lien éternel」から由来しているそうですが、今の6人の絆の深さはどのくらいか、最年長の柊斗さんに聞いてもいいですか?

芳賀 これは大事ですね。最初はたぶん、みんな不安な部分もあったんじゃないかなと思います。だけど今はもう大丈夫だと思うから、90%から100%くらい、絆ができているんじゃないかなと思います。スタートが「1」だとしたら、もうそのくらい行ってる。それほどの“修羅場”や“苦行”を乗り越えてきたと思うので……。

高岡 試練はたくさんあったからね(笑)。

芳賀 かなり深まっていると思います!

高岡 実際、Lienelのメンバーとして対面して2カ月しか経たないけど、まだ2カ月とは思えないほど仲よくなれて。6人で一緒に同じゲームをしたりしますし……。

高桑 ごはんとかもすごく行ってるよね。

高桑真之

高桑真之

武田 誰かが孤立する、みたいな状況がまったくないんです。

高岡 そうだね。6人みんなが仲よくて。

──そうなんですね。一緒にいる中で、グループのこれからのこととか「こういうふうになっていきたいね」みたいな話はしますか?

武田 僕、ミロとはよく話します。

高岡 創世はホントにしっかりしていて、ちゃんと未来のことを考えているんですよ。よくグループの行く末のことを考えているよね。

──実際、どんな内容の話を?

高岡 僕らが目指すコンセプトは、EBiDANで一番おしゃれなグループ。その「おしゃれ」っていうのは、髪型やファッションはもちろんなんですけど、“心がおしゃれ”でいたいよねって。人として、内面をおしゃれにしていくことを目指しています。

──そのために努力していることはありますか?

高岡 グループ全体で気を付けていることは、メンバーをちゃんと名前で呼ぶことにしています。まだ慣れていないですが……(笑)。

近藤 でも、それも注意しあえるからね。

近藤駿太

近藤駿太

高岡 そうそう。とにかく品を大事にしています。

パシフィコ横浜をワンマンライブで埋めること

──では最後に締めのコメントを……駿太さんにお願いしてもいいですか?

高桑 珍しい! そんなことあるの?

武田 聞けるのうれしいわー!

近藤 (笑)。まず、グループとしての目標は、僕らのお披露目の舞台になったパシフィコ横浜をワンマンライブで埋めることなので、その目標に向かって全員でがんばっていきます。そして、「LOVE Communication」のオススメポイントは、2サビの僕がソロで歌っているところが……。

一同 あはははは!

近藤 超オススメです!(笑) とにかく、まずは12月の初ワンマンに向けて、全員で全力でがんばっていきたいと思います。

Lienel

Lienel

ライブ情報

1stワンマンライブ「Lien éternel」

2023年12月28日(木)東京都 Zepp Haneda(TOKYO)
OPEN 13:30 / START 14:00

プロフィール

Lienel(リエネル)

EBiDAN(恵比寿学園男子部)に所属する、6人組のダンス&ボーカルグループ。メンバーは芳賀柊斗、高岡ミロ、近藤駿太、森田璃空、高桑真之、武田創世。2022年に行われた「EBiDAN AUDITION」でメンバーが選出され、4月29日に神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールで行われたライブ「EBiDAN THE PARADE」で結成が発表、お披露目された。翌30日には、デビュー曲「LOVE Communication」を配信リリース。グループ名は、フランス語で「永遠の絆」を意味する「Lien éternel」に由来している。12月には東京・Zepp Haneda(TOKYO)で1stワンマンライブを開催する。