「すごい！ 負けてられないな！」

NOLOV　今日は俺たちがchelmicoに、ジャバの何を知ってるかを尋問するんだけど……。

RACHEL・MAMIKO　（注がれた烏龍茶を手に）はいカンパーイ！

NOLOV　……聞いてもらっていい？（笑） ひとまず、chelmicoがジャバについて知ってることから教えてもらおうか！

RACHEL　LOUNGE NEOのハロウィンイベントで一緒になったのが最初だよね。でも、そのときはまだ面識がなくて、ライブもちゃんと観てない。

NOLOV　すれ違いざまに「どうもー」ぐらいだったよね。

BAOBAB MC　 chelmicoがさまぁ～ずのコスプレしてたときでしょ。

RACHEL　ハロウィンの仮装でね。だけどレッドウィングのブーツを持ってなかったから、ダンボールを足に付けてた（笑）。

ASHTRAY　そのあと渋谷Homeで俺らがライブやったときに、遊びに来てたんだよね。

MAMIKO　そのときのジャバのライブがとにかく楽しくて「すごい！ 負けてられないな！」って。

RACHEL　「ライブうめえー」って思ったよね。とにかくそれを覚えてる。

NOLOV　それが2016年の1月ぐらい。

RACHEL　それからライブで一緒になることが一気に増えたよね。対バンはダントツで一番多いかも。

NOLOV　一緒に呼ばれることが多かったよね。

RACHEL・MAMIKO　（無言で親指を立てる）

BAOBAB MC　インタビューだからボディランゲージは止めよう（笑）。

MAMIKO　でも一緒のイベントに呼ばれるのはうれしかったよね。

マンガにしたい4人組

NOLOV　そのあと俺たちのイベントにも出てもらって。

──chelmicoをゲストで呼んだ理由は？

NOLOV　やっぱり曲のよさですね。パブリック娘。の斎藤辰也さんから「曲がいいから聴いてみて」って言われて、聴いたらめちゃくちゃカッコよくて。その流れからCBSとパブリック娘。、ジャバ、chelmicoが「NEW VACANT STORE」のレギュラーになり始めて。

──キャリアも近い2組で、お互いの音楽性や方向性について話したりは？

RACHEL　しない。

NOLOV　基本的に茶番の繰り返しですね。お互いに延々ボケ続けるみたいな。音楽の話もするっちゃするけど……。

MAMIKO　それより恋バナの方が多い（笑）。

──では、ジャバの音楽性をchelmicoが解説するとどうなりますか？

MAMIKO　うーん……ジャバ、いいよね！

RACHEL　いいよね！

──解説じゃない（笑）。

MAMIKO　キャラが立ってる。なんか「ズッコケ三人組」（那須正幹の児童文学シリーズ）っぽくないですか？ 1人ひとりだと華があるわけじゃないんだけど……（笑）。

ROVIN　それは悪口でしょ！

RACHEL　でも4人そろうと華があるんだよね。

MAMIKO　マンガにしたいよね。

RACHEL　描きたい描きたい！ 少年マンガっぽいよね。そこがいい。

NOLOV　少年マンガっぽいというのはうれしいよね。俺たちもキャラは意識的に立てようと思っていて。体型が全員違うから、そういう部分からはっきりわかってもらえたほうがいいかなって。ROVINは下唇にピアスを入れたのも、そういう気持ちだもんね!?（笑）

MAMIKO　ASHTRAYはフワフワのパーマにしたし。

ASHTRAY　でも最近、パーマ落ちてきちゃって。

RACHEL　行きな、美容室。

BAOBAB MC　お母さんみたいになってる（笑）。

──ほかにはどんなよさがありますか？

MAMIKO　やっぱりライブだよね。

ROVIN　俺らのライブのどんなところがいいの？

RACHEL　人数がいっぱいいる。

ASHTRAY　だったらKANDYTOWNのほうがすごいよ（笑）。

RACHEL　観てると笑顔になるよね。カッコいいし、楽しくなれるし、最後はみんなで踊れる。ホントに楽しくて面白い存在だし、そういうアーティストってあんまりいないよね。