ジュノン・スーパーボーイ・アナザーズが7月31日にCDデビューシングル「Road to Union」をリリースする。
ジュノン・スーパーボーイ・アナザーズとは、女性向け雑誌「JUNON」が主催する「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でトップ100に入ったメンバーの中から2015年に結成された、同コンテスト初の音楽ユニットだ。活動3年目にして初めてCDシングルを発表するが、この作品でデビューを勝ち取るのはユニット内のチーム、「チームシニア」か「チームユース」のいずれか。2つのチームは現在、CDの予約数の多さを競うバトルで火花を散らしている(参照:ジュノン・スーパーボーイ・アナザーズ、結成2年半でデビュー曲リリース)。
7月23日に愛知・Zepp Nagoyaで行われる2チームの最終決戦ライブを前に、音楽ナタリーでは彼らに初めてインタビューを実施。ユニットの成り立ちやそれぞれのバトルにかける思いなどについて、チーム別に話を聞いた。
取材・文 / 三橋あずみ 撮影 / 草場雄介
けっこう大所帯なんです
──まず初めに自己紹介をお願いします。
大岡泰三 はい! 高校3年生の大岡泰三です。ダンスとスポーツ全般が得意です。僕はダンスが好きなので、ダンスでグループの力になって上を目指していけたらと思います。
佐藤颯 山梨県出身、18歳の佐藤颯です。僕はサッカーが得意で、Jリーグのユースチームでずっとやっていました。
杉山真宏 神奈川県出身、19歳の杉山真宏です。特技はバク転、バク宙とバスケットボールです。
佐藤 あと目玉リレーは?
杉山 ああ、あと目玉リレー(左から右へ、片目ずつ黒目を動かす)ができて。あと舌で三つ葉を作れます!(と、舌を三つ折りにする)
米丸日向 え、舌すごい!
佐藤 今知ったの? これまでけっこうやってたよ(笑)。
米丸 じゃあ僕。大阪出身、18歳の米丸日向です。特技はダンスとバスケです。このグループに入るまでは俳優になりたかったんですけど、今は思いが変わってアーティストを目指してがんばっています。
──皆さんにお聞きしたいんですが、ジュノン・スーパーボーイ・アナザーズとはいったいどんなグループなんでしょう?
杉山 僕達は「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」のベスト100の中から選抜されて結成された、ジュノンボーイ初の音楽ユニットです。僕たちが27回と28回大会から選ばれた1期生で、その中でさらに年上のチームシニア、年下のチームユースに分かれて活動しています。で、29回大会からのメンバーは2期生のチームカデット、次の3期生はミッドウェストという名前で。全員合わせると30人前後いるので、けっこう大所帯なんです。
佐藤 ライブは週2ペースでやっていますね。
気持ちに結果が付いてきてくれれば
──で、チームシニアとチームユースは現在CDデビューをかけた「VS PROJECT」を行っている真っ最中なんですよね。
佐藤 はい。これは5種類の対決をして勝利数の多いチームが先にCDデビューできる企画で。今3年目を迎えて、ようやく決着が付くところですね。今行っているバトルはCDの予約数を競うもので、7月23日のZepp Nagoyaでのイベントで結果が出ます。
杉山 これまでにはブログのコメント数やブログ更新数の対決があって。
米丸 あとはグッズの予約数や、カラオケで曲を歌われた回数、僕たちの冠番組内での対決企画、全国ツアーの動員数でも競ったよね。
杉山 で、今2対2という状況なんです。
──現状の手応えはどんな感じですか?
杉山 いい感じだと思います。ユースはまず、気持ちで負けていないので。
米丸 そうだね。
杉山 あとはその気持ちに結果が付いてきてくれれば、という感じです。
米丸 ……めっちゃカッコいいこと言うな?(笑)
一同 あはははは!(笑)
──皆さんは約2年半一緒に活動されていますけど、自分たちのチームの持ち味や強みってどんなところだと思いますか?
佐藤 いい意味で言えば明るい。
杉山 悪い意味で言えば……。
佐藤 うるさい(笑)。
米丸 個性が強いです。
大岡 キャラ被ってる人がおらへんな。
米丸 ちなみに僕は何を言い出すかわからないから、チームユースのサイコパス担当って言われています(笑)。怖がられてる!
──明るい、うるさいというのは、言い方を変えれば仲がいいってことですよね。
一同 そうですね。
杉山 楽屋でもいつもワイワイしてね。笑い合っています。
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みんなを巻き込めるようなライブをしたい