GLAY|こんな時代だからこそ 高らかにロックを 2020年を刻んだ「G4」最新作

本来であれば、今頃GLAYはデビュー25周年のクライマックスを飾る活動を展開しているはずだった。しかし世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス感染拡大の影響で、一連の活動はストップ。いまだに収束の目処は立たず、GLAYを取り巻くエンタテインメント業界は苦境に立たされている状況だ。

デビュー以来、日本の音楽シーンにおいて第一線を走り続けてきたGLAYは現在の状況をどう感じているのか。メンバーの個性を打ち出したシングルシリーズ「G4」の最新作と、最新ツアーである「GLAY ARENA TOUR 2019-2020 DEMOCRACY 25TH HOTEL GLAY THE SUITE ROOM in YOKOHAMA ARENA」の映像作品をこの時期にリリースする意味とは? 今回はメンバー4人にリモートインタビューを行い、近況からシングルにまつわるエピソード、ファンへの思いや新しいエンタテインメントの形となる無観客ライブに対する考えなどを聞いた。

取材・文 / 中野明子