音楽ナタリー Power Push - GLAY

JIRO、TAKURO、HISASHIの「G4・IV」解説

HISASHI&MOTOKATSU(ゲストドラマー)に聞く「彼女はゾンビ」

HISASHI コメント

HISASHI
「彼女はゾンビ」が生まれたきっかけや、制作時のイメージを教えてください。

今回で4回目となる「G4」はGLAYメンバーの個性がより自由に表現できるシングルなのでバランスなど何も考えずに趣味の制作に近い感覚でDAWを立ち上げました。最近シングルピックアップのギター(ストラト、テレキャスター)のトーンが好みで、Aメロの7/8拍のフレーズと歌詞が浮かびました。当初はカラッとした健全ラブソングだったはずが徐々に死臭が漂ってきて、実は彼女がゾンビだったという驚愕の事実が待っていました。

僕はだいたい好きな作品や番組を無音で流しながら作業するのですが、その内容とリンクしたのではないか?と思っています。実際2Aでは影響を受けた作品のタイトルが羅列されますが、リーガン(映画「エクソシスト」に登場する少女)のスパイダーウォークはゾンビではなく悪霊でしたね(汗)。好きなシーンなので♪

この曲で新たに挑戦したことはありますか? また特にリスナーに聴いてほしいポイントがあれば教えてください。

歌詞の部分でけっこう遊んでますね。あとはニコニコ生放送「RX-72」の12時間ゲーム特番内でレコーディングした茂木淳一氏とのポエトリーリーディングが収録されています。これも最近よくやるのですがギターは全編自室でレコーディングをして、波形編集しながらリミックスに近い作り方をしました。

聴いてほしいというか想像してほしいのは「もし彼女がゾンビだったら?」という部分、あくまである程度のキレイ目ゾンビね。自分だったら……早めに噛まれて同じゾンビになりますね。みんな逃げるじゃないですか、ゾンビ映画って。でも、僕はあえてその群衆に対する願望があるのかもしれませんね。

MOTOKATSUさんを起用した理由と、彼の魅力は?
僕がTHE MAD CAPSULE MARKETSの大ファンであり、EXILE TAKAHIROとともに始めたACE OF SPADESの作品を通してGLAYとの相性が合うのではないか?と思いメンバーとプロデューサー亀田誠治さんに相談しました。イントロのシンセ部分がYMO的アプローチになったので、縦のリズムと言えばモトカツさんだ!と思い即オファーしました。
MOTOKATSUさんとのレコーディングで印象的だったことは?
レコーディングは順調に速やかに終えたのですが、あまりにも早く終わったのでそのあとに控えていた毎年恒例「JIRO誕生日用ムービー」の撮影&レコーディングにも急遽ドラムで参加していただきました。亀田誠治さんにも協力してもらい終始楽しい雰囲気で終えました。
ミュージックビデオの見どころやこだわりのポイントを教えてください。

全曲ミュージックビデオを作ると聞いたときからアニメ一択でしたね。禁断の愛、ヤマアラシのジレンマ、「涼宮ハルヒの憂鬱」など、さまざまなじれったさがありますが3分半で見事に表現していただきました! エログロナンセンスの世界観をアニメのかわいさでうまくスポイルしたアニメですね、非常に気に入っております。

次回作の続編「ミイラ取りがミイラ」へつながる長いサーガの始まりを感じました。

2016年の目標を漢字1文字で教えてください。またその理由は?
上記の内容を踏まえて「噛」です。bite me!!

MOTOKATSU コメント

HISASHIさんからオファーを受けたときの感想は?
これまでもrallyやACE OF SPADESで共演していて、GLAYではさすがにないだろうと勝手に思っていたのですごく驚きました。HISASHI以外のメンバーとも十数年仲よくお付き合いいただいているので、お話いただいたときうれしさ余って少し涙が……。とにかくメンバー全員とついに共演できて自分のドラマー人生のハイライトの1つとなりました。
「彼女はゾンビ」のレコーディングではどんなことを意識しましたか?
皆さんいつもは永井(利光)さんというスーパーなドラマーと演奏してますし、もともとドラマーのTERUくんはドラムにけっこうシビアな印象がrallyのレコーディングであったので、絶対にいいテイクを録るぞ!と気合いが入り過ぎて当日少し緊張していたかもしれません。ですがTAKURO筆頭にメンバー全員スタジオに入って来るなりの「ヘイ、かっちゃん!」で一気に和みました。曲に自分の好きなテクノっぽさを感じたので、とにかくタイトにっていうことは意識しました。プロデューサーの亀田さんにもかなり自由にやらせていただけたので、自分らしいスピード感のあるいいテイクが録れたと思います。JIROくんも僕のドラムにドンピシャでベースを合わせてくれたので、かなり満足いく出来になりました。
今回のレコーディングを通して発見したHISASHIさんの新しい魅力などがあれば教えてください。
改めてHISASHI節と言いますか強烈すぎる個性を感じました。デモをもらったとき、タイトルといい曲の独特さやユーモアのセンス、こんなのHISASHIにしか作れないと思いました。彼と共演すると毎回すごく刺激的な反面、自分は平凡な音楽家なんだなと自信をなくすことも多々ありますね。とにかく個性的ですし、僕の中では人間というよりHISASHIという“ゆるキャラ”になってます。そして何よりも、共演したことによって自分のドラマーとしてのスキルや活動の幅がかなり広くなったと感じています。
HISASHIさんにメッセージをお願いします。
いつも新しいプロジェクトのときにドラマーとして指名していただき感謝しています。HISASHIとの現場、本当に雰囲気よくて楽しいんです!
MOTOKATSU(モトカツ)

MOTOKATSU

1969年生まれ、東京都出身のドラマー。THE MAD CAPSULE MARKETSのドラマー兼プログラマーとして1990年より活動する。THE MAD CAPSULE MARKETSの活動休止以降は、さまざまなアーティストのサポートを務めるほか、GLAYのHISASHIを中心に結成されたrallyや、EXILE TAKAHIRO、HISASHI、TOKIEらと結成したACE OF SPADESでドラマーとしても活動している。2016年1月よりAKi(シド)のサポートで「MAVERICK DC presents DOUBLE HEADLINE TOUR 2016『M.A.D』」に参加中。同年5月から行われるAKiのソロツアー「AKi Tour 2016『HEADZ UP & DO IT!』」にも参加する。

ニューシングル「G4・IV」2016年1月27日発売 / loversoul music & associates
「G4・IV」
CD+DVD / 2052円 / PCCN-00021
CD / 1512円 / PCCN-00022
CD収録曲
  1. 彼女はゾンビ[作詞・作曲:HISASHI]
  2. Scoop[作詞:TAKURO / 作曲:JIRO]
  3. Supernova Express 2016[作詞・作曲:TAKURO]
  4. 空が青空であるために[作詞・作曲:TERU]
CD+DVD盤 DVD収録内容
  • Music Video & Making
    彼女はゾンビ / Scoop / Supernova Express 2016 / 空が青空であるために
  • Live from Miracle Music Hunt Forever in TOKYO DOME
    pure soul(DAY2) / 百花繚乱(DAY2)
  • Live from GLORIOUS MILLION DOLLAR NIGHT vol.2
    My Private "Jealousy"(DAY1)/ いつか(DAY2)
GLAY(グレイ)

北海道函館市出身の4人組ロックバンド。TAKURO(G)とTERU(Vo)を中心に1988年から活動を開始し、1989年にHISASHI(G)が、1992年にJIRO(B)が加入して現在の体制となった。1994年にシングル「RAIN」でメジャーデビュー。1996年にはシングル「グロリアス」「BELOVED」が立て続けにヒットし、1997年に「HOWEVER」がミリオンセールスを記録したことでトップバンドの仲間入りを果たす。1999年7月には千葉・幕張メッセ駐車場特設会場にて20万人を動員するライブ「MAKUHARI MESSE 10TH ANNIVERSARY GLAY EXPO '99 SURVIVAL」を開催し、有料の単独ライブとしては世界最多観客動員を記録する。2000年に入ってからも数多くのヒット曲やヒットアルバムを生み出し、2010年4月には自主レーベル「loversoul music & associates」を設立。メジャーデビュー20周年となる2014年は、9月に宮城・ひとめぼれスタジアム宮城にて単独ライブ「GLAY EXPO 2014 TOHOKU」を行い、11月にオリジナルアルバム「MUSIC LIFE」をリリースした。2015年には5月に10年ぶりとなる東京・東京ドーム公演を2日間にわたって開催。2016年1月にニューシングル「G4・IV」を発表し、同月より全国ツアー「GLAY HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2016 "Supernova"」を開催する。ツアーファイナルとして東京・日本武道館での3DAYS公演を行う。

ツアー情報
GLAY HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2016 "Supernova"
  • 2016年1月28日(木)大阪府 オリックス劇場
  • 2016年1月29日(金)大阪府 オリックス劇場
  • 2016年2月1日(月)山口県 周南市文化会館
  • 2016年2月3日(水)広島県 ふくやま芸術文化ホール・リーデンローズ
  • 2016年2月8日(月)山梨県 コラニー文化ホール(山梨県立県民文化ホール)
  • 2016年2月10日(水)群馬県 ベイシア文化ホール
  • 2016年2月12日(金)神奈川県 よこすか芸術劇場
  • 2016年2月13日(土)神奈川県 よこすか芸術劇場
  • 2016年2月17日(水)宮城県 仙台サンプラザホール
  • 2016年2月18日(木)宮城県 仙台サンプラザホール
  • 2016年2月25日(木)富山県 オーバード・ホール
  • 2016年2月27日(土)愛知県 名古屋国際会議場センチュリーホール
  • 2016年2月28日(日)愛知県 名古屋国際会議場センチュリーホール
  • 2016年3月3日(木)京都府 ロームシアター京都
  • 2016年3月4日(金)京都府 ロームシアター京都
  • 2016年3月7日(月)北海道 ニトリ文化ホール
  • 2016年3月8日(火)北海道 ニトリ文化ホール
  • 2016年3月13日(日)福島県 會津風雅堂
  • 2016年3月15日(火)新潟県 新潟県民会館
  • 2016年3月16日(水)新潟県 新潟県民会館
  • 2016年3月20日(日・祝)高知県 高知県立県民文化ホール オレンジホール
  • 2016年3月21日(月・祝)香川県 アルファあなぶきホール
  • 2016年3月26日(土)福岡県 福岡サンパレス
  • 2016年3月27日(日)福岡県 福岡サンパレス
  • 2016年3月29日(火)熊本県 熊本市民会館崇城大学市民ホール
  • 2016年4月2日(土)沖縄県 沖縄コンベンションセンター
  • 2016年4月3日(日)沖縄県 沖縄コンベンションセンター
  • 2016年4月21日(木)東京都 日本武道館
  • 2016年4月23日(土)東京都 日本武道館
  • 2016年4月24日(日)東京都 日本武道館