ずっとFOMAREをやりたい

──タワーレコードでは「目を閉じれば」のオリジナルTシャツ付きの限定盤が5月末まで受注販売されていました。

アマダ　はい。Tシャツには地元・伊勢崎で撮影してもらったライブ写真をプリントしてます。もともとはライブ会場で売りたかったTシャツなんですけど、新型コロナウイルスの影響でライブができなくなってしまって、今回の形になりました。CDとDVDとTシャツのセットにしては、めちゃくちゃお得だと思います。

オグラ　4000円はめちゃくちゃ安いよね。

──このインタビューの前には、ちょうど刷り上がったばかりの「目を閉じれば」のジャケットや歌詞カードの色校正を皆さんで見ていましたね。

アマダ　はい。紙の質感もいい感じでした。

カマタ　ジャケットのイラストを描いてくれたのは、「FORCE」のジャケットも描いてくださった方です。ずっと一緒にやってくれている人で。

アマダ　「スノウドロップ」「0.02」のジャケットイラストも描いてもらっています。

カマタ　今回のイラスト、好きすぎて原画をいただいちゃいました。

オグラ　いいなー！

アマダ　ちょっとそれコピーして！

──9月からは「目を閉じれば」のリリースツアー「FOMARE LIVE HOUSE TOUR 2020 ～おいでよ目を閉じて～」の開催が予定されています。

アマダ　気付いたらもう2月22日からお客さんの前でライブしてないよね。

オグラ　「ハジマザ」（「OSAKA HAZIKETEMAZARE TOUR 2020」）の日からか。

カマタ　バンドマン人生でこんなに長くライブしてないのは初めて。

アマダ　だからツアー初日は、爆発しそうです。俺らも好き勝手にやらせてもらうので、みんなも楽しんで、はしゃいじゃってください！って感じです。俺らは数カ月ぶりのライブでも、もしかしたらお客さんの中には1年ぶりにライブに来る人もいるかもしれないしね。

──10月の東京・Zepp Tokyo公演は新木場STUDIO COASTよりさらに会場のキャパが大きくなりますね。演出もまたインパクトのあるものになりそうです。

アマダ　そろそろ演出も考え始めたいですね。とりあえず火でしょ。

カマタ　ほかにどんなのがあるんだろう。

オグラ　電気系とか？

カマタ　確かに。あと二酸化炭素に「プシュー！」って包まれて登場したい。ステージの下からポップアップでジャンプして登場するのもいいな。跳びたいですね。

──ちなみに1年後など、将来のビジョンを3人で話しあうことはありますか？

カマタ　将来のことはあんまり話さないかもね。俺はずっとFOMAREをやりたい、それくらいですかね。

アマダ　1年後か……とりあえず来年は「FOMARE presents SLAM CIRCUIT」（FOMARE主催のサーキットイベント）をちゃんと開催するのが目標ですね。中止になってしまった今年の公演のメンツを変えずに実施できたらと思ってます。

ゲームでつながるバンドマンの輪

──新型コロナ禍において、ライブに対する意識の変化はありましたか？

オグラ　最近は寝る前に「ライブしたいな」って考えちゃいます。

カマタ　俺も。ついにこの前はライブしている夢を見ました。

オグラ　ライブのために音源作ってるみたいなところもあるしね。

アマダ　人生からライブが消えるって本当にでかいことだと思いました。この前スタジオライブの生配信をしたんですけど（参照：FOMARE、YouTubeでスタジオライブ生配信）、そのときに機材の搬入や搬出をするのも楽しかったです。

──外出自粛期間中はどう過ごしていますか？

アマダ　家で映画を観たり、「フォートナイト」というゲームをしたり。

カマタ　「フォートナイト」、すごい薦めてくるんですよ。なので一瞬だけやりました。

アマダ　もう少しやったらハマると思うよ？

カマタ　LINEで「今からやろう」って連絡がくるんですよ。やりたい気持ちはあるけど……（笑）。

アマダ　最近「フォートナイト」でバンドマンとつながる機会が多いんです。まだ会ったこともないポルカドットスティングレイの方とフレンドになって、ボイスチャットで「初めまして、いつか対バンしたいですね」みたいな会話をしました。

カマタ　そんなことあるんだ。

オグラ　そういえば俺も、PUBG（PlayerUnknown's Battleground）ってゲームでmasasucks（the HIATUS）さんとつながりました。初めましてだったから緊張しすぎて一言もしゃべれなかった。

アマダ　masasucksさんが銃握ってるって思ったらなんか怖いな（笑）。

カマタ　めっちゃ怖い（笑）。