=LOVE|不安を乗り越え未来へ 成長続けるイコラブの現在地

なーたんのポテンシャルが一気に花咲いた

──じゃあ、リレー形式で次は大谷さんに聞いてみましょう。

大谷 私は、5月に開催した「手遅れcaution」のリリース直前イベントでのなぎさが印象に残っています。初日に指原さんが来てくださったとき、「なぎさの表情が乏しいからもっと表情がんばって」みたいなアドバイスを全体の前でおっしゃったんです。そしたらなぎさ、ちょっと落ち込んで泣いちゃったんですけど、次の日から劇的に表情が変わって。笑顔のバリエーションも増えて、これはポテンシャルが一気に花咲いたなって。

なぎさ わあ、うれしい!

──なぎささんは指原さんのアドバイスをどう受け止めたんですか?

齊藤なぎさ

なぎさ 最初はやっぱり落ち込みました。でも、確かにそうだなって。今まで歌やダンスに必死で、表情まで気が回ってなかったので。でもクヨクヨしててもしょうがないし、「変えてみよう!」と思って歌詞の意味を深く考えて踊ったり、表情が豊かなアイドルさんの動画を見ていろいろ研究したんです。だから、今それを褒めてもらえてすごくうれしい。がんばれます(笑)。

──指原さんの厳しい一言をしっかりバネにしたんですね。では、そんななぎささんは?

なぎさ 私は2人いるんですけど、まず樹愛羅。「樹愛羅、助けに来たぞ」をステージでパフォーマンスするとき、いつも振り付けの馬跳びとかがんばってて、その瞬間がいつもキラキラしてるなって。「けものフレンズ」でも、アリゾナジャガー役が本当に光をまとっててかわいかったです。

大谷 原作ファンの方からも樹愛羅の役は好評だったよね。SNSですごい褒められてた。

樹愛羅 わ、ありがとうございます。光をまとってたかは……わからないですけど(笑)、今の話を聞いてもっとがんばろうって思いました。

なぎさ もう1人は瞳なんですけど、1stシングルからずっとセンターに立ってて、いつもキラキラした太陽のような輝きを放ってるなって。私たちからしたら、そんな瞳が常に前にいることでキラキラ効果に便乗できると言うか(笑)、引っ張ってもらってるなって。

髙松 いやいや。私にとっても初期からずっと隣の立ち位置にいてくれてるなーたん(なぎさの愛称)の存在は大きいよ。=LOVEが誕生したお披露目会見からずっと横だし、ステージで目を合わせる瞬間も一番多いし、今ではそばになーたんがいないと不安。逆にいなくなったらダメ!

なぎさ うれしすぎて涙が出そうだよ(笑)。

女の子には共感してもらえるんじゃないかな

──4thシングル「Want you!Want you!」は、恋する乙女心を描いたかわいらしい1曲ですね。それぞれ好きなところを教えてください。

大場 私が好きな歌詞は「雑誌で知ったテクニック たくさん攻撃しても So ノーダメージね」と「オレンジ色のリップ 少し高めのポニーテール」。主人公の女の子が雑誌とか見てかわいくなる研究をしてるのに、それが男の子に伝わらないっていう悲しさ(笑)。でも、女の子にはきっと共感してもらえるんじゃないかと思います。ちなみに「オレンジ色のリップ」は、作詞をしてくださった指原さん自身が最近ハマってるそうなんです。私も今、オレンジ系のカラーのメイクに注目してます!

大谷映美里

大谷 私も「オレンジ色のリップ 少し高めのポニーテール」が好きですね。具体的にイメージできるし、キャッチーでかわいいなって。これからライブに来てくれる子の中にもオレンジ色のリップと少し高めのポニーテールの子が増えそう。

髙松 ぜひ、それで来てほしいよね。私は初めて歌詞を読んだとき「プラトニック」って言葉を知らなくてなんだろう?と思って。調べてみたら「精神的」みたいな意味で、それを知ってから「プラトニック それじゃダメ」って歌詞がすごく重く響いてきたんです。「プラトニック」って単語の意味を理解した瞬間に、この歌詞の捉え方がガラッと変わりました。

樹愛羅 私は、瞳ちゃんのパート「ぎこちなくカフェで話してる 慣れないこの景色」が好きです。瞳ちゃんの声がまっすぐ胸に響いてくるなって。

なぎさ 私はミュージックビデオでの瞳の表情が印象に残ってます。「Don't leave me lonely」という歌詞は「1人にしないで」って意味を知ったときからキュンって来たんですけど、MVのそのシーンは瞳が電話のコードをくるくるしてる表情がめっちゃかわいくて。

髙松 あはははは(笑)。照れるな。あと今回のMVは初めてグリーンバックで撮影して、CGがいろんなところに取り入れられてるんです。イラストレーターさんに描いてもらった1人ひとりのキャラクターが、ときどき私たち本人の映像とリンクしたように動くのがかわいいよね。

=LOVE

──ダンスのポイントや苦労した部分はありましたか?

大場 ダンスは今回、ボディラインを出す振り付けが多くて。

髙松 どれだけ足をきれいに見せられるか、みたいなところが勝負だよね。振り入れのとき、花菜ちゃんがひたすら足をなぞる動きを練習してたのがちょっと面白かった(笑)。

大場 今回ヒールが高めだから難しくて(笑)。

髙松 がんばりすぎて、最初、1人だけ違う形になってたもん(笑)。今はすごいきれいだけどね。

樹愛羅 足を交差する振り付けもみんなけっこう苦戦してたかも……。

なぎさ 私、そこでついお尻がポンって出ちゃって。

髙松 あ、確かに出てる!

なぎさ それをカッコ悪く見えないようにするか、どうしたらセクシーにできるか私は毎日家で研究してます(笑)。

大場 そうなんだ(笑)。これからいろんなライブのステージで見てもらうのが楽しみだね。