Crossfaith「EX_MACHINA」 PR

Crossfaith|「天使と悪魔の戦い」になぞらえて伝えたいメッセージ

Crossfaithがニューアルバム「EX_MACHINA」(エクス・マキナ)を8月1日にリリースした。

本作のリリース発表時、Koie(Vo)は「ある種のコンセプトアルバムと言っていいと思う」とコメントしていた(参照:Crossfaith、3年ぶり新アルバムでMasatoとLinkin Parkカバー)。音楽ナタリーでは、このアルバムを解明すべくメンバーにインタビューを実施。自らCrossfaithを掘り下げた末にたどり着いたというコンセプトや、8月に開催されるツアーについて話を聞いた。

取材・文 / 田島諒 撮影 / 西槇太一

天使と悪魔の戦いを描いた「EX_MACHINA」

──ニューアルバム「EX_MACHINA」が完成しましたね。どのようにアルバム制作へ向かったんですか?

Koie(Vo)

Koie(Vo) 前作「XENO」以降、3枚のシングルをリリースしてアルバムを制作する流れになったんですが、作り出す前にメンバーみんなで、「Crossfaithはどんな作品を世に提示していくのか?ということを考えよう」となったんです。そして、さらにその前段までさかのぼって「Crossfaithはどういう存在なんだろう」ってことを話し合って。そこでCrossfaithにとって大事なのはアティチュードだってことにたどり着いたんですよね。俺たちは日本のバンドだけど英語で歌っていて、海外ツアーをしまくっていると同時に日本でも認知されている。表現している音楽はカテゴライズできないもので、どこのシーンにも属さないし、誰も聴いたことがないようなものをプレイし続けている。そういった「常にほかのものと違っていたい」という精神性を落とし込めるような内容のアルバムにしたいねって話から「EX_MACHINA」の制作がスタートしたんです。

──Koieさんは今作について「コンセプトアルバムと言ってもいい」とコメントを発表されていますが、ずぱり「EX_MACHINA」のコンセプトはなんですか?

Teru(Program, Vision)

Koie コンセプトは……これ、大きい声で言っちゃっていい?

Teru(Program, Vision) おお、言っちゃおう。

Koie 「天使と悪魔の戦い」です!! ……これ、あえて口に出すと、めっちゃ恥ずかしいわ!

一同 あはは!(笑)

──その背景にあるのはどのような世界観なんですか?

Koie 近未来、テクノロジーが発展していき、すべての人たちがAIの管理統制下に置かれる状況になるという世界観が作品の背景にあります。そこで、AIが人間に対して「個性はいらない」という判断を下す。その管理する側の存在が“天使たち”という設定で。もちろん、人間たちを守るという名目のもと活動しているんですけど、それに対して悪魔という存在がいる。悪魔はAIによって個性が失われていくこと、自分自身が何者だろうか?と自問することに気付いて、天使に対して反旗を翻す存在なんです。つまり、悪魔=俺たちCrossfaithというストーリーを描いているんです。「EX_MACHINA」のジャケットに描かれている仮面は、その悪魔たちのシンボルを意味しているんですよ。

──なるほど。そういった世界を「EX_MACHINA」で描くことで伝えたかったメッセージはどういうものなんでしょうか?

Koie “個の覚醒”です。つまり自分らしさを追究したり、身の回りに起きていることを把握したり、それに対して自分はどうすべきかを考えることですね。天使たちに抜かれた感情をもう1度、取り戻していこうぜって。

Crossfaithメンバーの個の覚醒

──実際にCrossfaithにとっても“個を覚醒する”という経験やタイミングがあったんですか?

Teru もともとCrossfaithは自分たちの音楽やライブを通して、固定概念をぶっ壊すようなものを作っていきたいという思いがあるので、音楽を通じて目覚める瞬間はメンバー各々、過去にそれぞれ経験しているんですよね。あるときを境に音楽の聴こえ方が変わったりだとか。

Hiro(B)

Hiro(B) 個の覚醒にも段階があって、最終的には解脱とかになるのかもしれないですけど、最初の覚醒は、何かに疑問を持つことだと思います。今回の「EX_MACHINA」におけるコンセプトである“個の覚醒”はメンバーにはすでに起こっていることであって、そこからさらに広げていこうとする一連のストーリーがアルバムで表現されていると、僕個人としては受け取っていますね。

Teru 日常の中で音楽を聴いて違う世界に行けたり、他人と違う景色が見れたり、まるで映画を1本観終わったあとに独特の感覚に包まれるようなもの。それも個の覚醒なのかもしれないし、何かに目覚めるきっかけになるかもしれない。そんなことに意識がいくことが、音楽の持っている力でもあるし。自分たちのライブや音楽が、何かアクションを起こすきっかけになればいいと思っているんですよ。

Koie 人は誰かに影響を受けながら生活していくものだと思うんですけど、そこに俺たちが影響を与える。そういう意志のもとに制作した作品なのかなと思いますね。

Teru 表紙のアートワークだけじゃなく、今回、ブックレットもアルバムの世界観に沿ったストーリーで表現できたかなと。そういう部分も歌詞と照らし合わせて体感してほしい部分ですね。細かく解説するような内容ではなく、リスナーに考える余地を残すような描き方をしているのでイマジネーションもふくらむんじゃないかと。

Crossfaith「EX_MACHINA」
2018年8月1日発売 / Sony Music Records
Crossfaith「EX_MACHINA」完全生産限定盤

完全生産限定盤 [2CD+2DVD+グッズ]
11880円 / SRCL-9883~7

Amazon.co.jp

Crossfaith「EX_MACHINA」初回限定盤

初回限定盤 [CD+DVD]
4860円 / SRCL-9888~9

Amazon.co.jp

Crossfaith「EX_MACHINA」通常盤

通常盤 [CD]
3229円 / SRCL-9890

Amazon.co.jp

CD(共通仕様)
  1. Deus Ex Machina
  2. Catastrophe
  3. The Perfect Nightmare
  4. Destroy (feat. Ho99o9)
  5. Freedom (ft. Rou Reynolds from ENTER SHIKARI)
  6. Make A Move
  7. Lost In You
  8. Wipeout (Album Mix)
  9. Milestone
  10. Eden In The Rain
  11. Twin Shadows
  12. Daybreak
  13. Faint (feat. Masato from coldrain)
完全生産限定盤付属CD
  1. Wipeout (Blue Stahli Remix)
  2. Inside The Flames (Sullivan King Remix)
  3. Vermillion Gold (Lutez Remix)
  4. Freedom (KSUKE Remix)
  5. Rockstar Steady (The Bloody Beetroots Remix)
  6. Diavolos (Zardonic Remix)
  7. Rx Overdrive (Zardonic Remix)
  8. Kill ‘Em All (The Qemists Remix)
  9. Revolution (KSUKE Remix)
完全生産限定盤および初回限定盤DVD
  • “10th ANNIVERSARY TOUR ONE MAN SHOWS – FAITH LASTS FOREVER –” DOCUMENTARY MOVIE
  • LIVE映像:「Jägerbomb」「Revolution」「Stars Faded In Slow Motion」
完全生産限定盤付属DVD

Music Video

  • 「TBC」
  • The Perfect Nightmare
  • Wipeout
  • Rockstar Steady (ft. JESSE from The BONEZ / RIZE)
  • Freedom
  • Rx Overdrive
Crossfaith(クロスフェイス)
Crossfaith
2006年11月にKoie(Vo)、Teru(Program, Vision)、Kazuki(G)、Hiro(B)、Tatsuya(Dr)により結成。2009年4月にリリースした1stアルバム「The Artifical theory for the Dramatic Beauty」が国内メタルコア、スクリーモシーンを活気付ける起爆剤に。その後「Warped Tour UK」「Sound Wave Festival 2013」「Download Festival 2014」「Reading / Leeds Festival 2014」など海外の大型フェスにも多数出演し、各国のメディアに取り上げられる。2014年10月にキャリア初となるシングル「MADNESS」をソニー・ミュージックレーベルズからリリースするが、2015年1月にKazukiが脳内出血の治療によりライブ活動を休止。サポートギタリストを迎えてライブ活動を行う一方で新曲レコーディングを実施し、9月にメジャー1stアルバム「XENO」をリリースした。同月のKazuki復帰後は世界遺産・日光山輪王寺でのライブや日本テレビ系「スッキリ!!」への出演など国内での活動も活発化させる。2016年7月にシングル「New Age Warriors」をリリース。アジアツアーを挟み、9月よりバンド最長ツアー「New Age Warriors Tour 2016」を開催し、2017年2月にツアーファイナルとして千葉・幕張イベントホールにて大成功に収める。同年8月にニューシングル「FREEDOM」と、幕張イベントホールでの公演の模様を収めたDVD/BD「Crossfaith -LIVE IN JAPAN- AT MAKUHARI MESSE」を同時リリース。10月から12月にかけて結成10周年を記念したワンマンツアー「10th ANNIVERSARY TOUR ONE MAN SHOWS - FAITH LASTS FOREVER -」を実施した。2018年1月にニューシングル「WIPEOUT」を、8月に3年ぶりとなるアルバム「EX_MACHINA」をリリース。