ナタリー PowerPush - ナオト・インティライミ×コカ・コーラ「みんなのトロフィー」キャンペーン
アンセム完成! 6月に向けてみんなつながれ!!
6月に開催が迫った「FIFA ワールドカップ」を盛り上げるべく、コカ・コーラが現在「みんなのトロフィーキャンペーン」を展開中。このキャンペーンの日本語版アンセム「The World is ours!」をナオト・インティライミが歌唱している。
今回ナタリーではFIFA ワールドカップの優勝トロフィーを世界90カ国で一般公開するイベント「コカ・コーラ FIFA ワールドカップ トロフィーツアー」に登場したナオトにインタビューを実施。当日行われたミニライブで「2014 FIFA ワールドカップ」の公式テーマソング「Todo Mundo」を演奏しているMonobloco(モノブロッコ)とともに「The World is ours!」を初披露したばかりの彼に、FIFA ワールドカップや「The World is ours!」についてコメントをもらった。
取材・文 / 加藤一陽 撮影 / 笹森健一
まだ代表招集は諦めていない
──今日はFIFA ワールドカップの優勝トロフィーを観ることができる滅多にない機会でしたね。ナオトさんもトロフィーをご覧になりましたか?
はい。昨日Monoblocoと一緒にトロフィーの前で写真を撮ったんですけど、実際トロフィーを目の当たりにして、憧れのミュージシャンや俳優さんに会うようなドキドキというか……そんな感覚を覚えました。
──僕も実際トロフィーを観て、いよいよFIFA ワールドカップが始まるんだなって実感が湧いてきました。ちなみにナオトさんがサッカー好きなのは有名ですけど、今回の大会ではどのチームに注目していますか? あえて日本代表以外で。
うーん、UEFAチャンピオンズリーグとかを観ていると、やっぱりFCバイエルン・ミュンヘンのロッベンはすごいし、マンチェスター・ユナイテッドFCのファン・ペルシーが怪我から戻ってきたら、オランダ代表はハンパないなあって。でもブラジル大会ってことを考えるとネイマールとかが5、6点とってブラジルが圧倒するかもしれない……見どころ満載ですよね。本当に楽しみです。
──そういえば先ほどのミニライブで、ナオトさんは「まだ(サッカー日本代表の)選手として招集されるのは諦めていない」と言ってましたね。
ええ。これまでまだ一度もアルベルト・ザッケローニ監督から声がかかっていないですし、代表候補メンバーを集めた国内合宿にも呼ばれていませんけど、諦めてません。サプライズ招集の可能性がありますから。
──さてさて、現在日本コカ・コーラは「コカ・コーラ」と「コカ・コーラ ゼロ」に250種類以上の名前や名字をデザインした“ネームボトル”を期間限定で発売しています。今回ナオトさんもご自身の名前が刻まれた“ネームボトル”を持っていますね。
“NAOTO”って書いてあるんだけど、“INTI RAYMI”は長くて入らなかったみたい(笑)。でもなんか、なじんでるよね(笑)。
──確かに「コカ・コーラ」のロゴデザインと“NAOTO”という文字、合ってますよね。
実物を見ると、もったいなくて飲めないよ。置いておきたくなる。中身がなくなったら見た目も寂しい気がするな。
聴いた人が「よっしゃ、いったろ!」と思えるアンセム
──ナオトさんが本日のミニライブで初披露していた「The World is ours!」は、この“ネームボトル”のラベルに記載されたコードを公式サイトで入力すると試聴ができますね。実際に聴いてみて、高揚感を煽るような楽曲だと思いました。「コカ・コーラ」のサウンドロゴである“5トーン”も入っていて。
やっぱりサッカー系ミュージシャンを自負している身としては、選手としてアガるもの。サポーターとしてアガるもの。そういうものをイメージして全力で歌って制作しました。
──今回ミニライブでは、同楽曲をMonoblocoと一緒に演奏していました。会場は床が揺れるほど盛り上がっていましたね。Monoblocoとナオトさんの演奏の一体感が、観客にも伝染していくような感じで。
揺れてました? ステージ内は揺れてたけど。とにかく一緒にやって、すごくアガりました。
──しかしMonoblocoは大所帯のパーカッショングループということもあって、音の厚みがすごかったです。
ね。やっぱりパーカッションは感じる、食らう、浴びるっていう感じが気持ちいいです。
──FIFA ワールドカップの期間中は、この楽曲を耳にすることが多くなりそうですね。
はい。この楽曲を聴いた人の気持ちが高まるとうれしいです。この曲をみんなで歌い応援することで6月に日本代表が躍進して、みんながつながれたら幸せだなあ。あとはサッカーだけじゃなくて、スポーツの前や好きな人への告白をするときに聴いてもらうのもいい。聴いた人が「よっしゃ、いったろ!」「いざ戦いへ!」みたいな気持ちになるものになっていると思います。
──確かに鼓舞される感じはありました。
あとはみんなで歌える曲ということを意識して作ったので、この曲がスタジアムやパブリックビューイングでサポーターが1つになるきっかけになればうれしいです。知らない人同士が5トーンの部分を合唱したりしながらね。
──これから開催に向かって盛り上がりが加速していくであろうFIFA ワールドカップ、ナオトさんはどう楽しみますか?
日本と韓国でFIFAワールドカップが開催された2002年に渋谷のスクランブル交差点で知らない人同士がハイタッチしている光景を見て、僕は事件だと感じたんですね。日本人ってもともとはそういう気質じゃないと思うんです。でもワールドカップのときはそういうことがあちこちで起こって、そういう光景を見ると、なんかみんながハッピーを共有できているという実感が湧くというか。そういうふうに盛り上がれる機会もそうないと思うので、僕も本当に楽しみたいと思ってます。「一緒に戦う」っていう気持ちを持って、この歌とともに代表の躍進に貢献できたらうれしいです。
「コカ・コーラ」“ネームボトル”キャンペーン
4月14日より「コカ・コーラ」および「コカ・コーラ ゼロ」の300ml、500ml、1.5lのペットボトルに、250種類以上の名前(名字含む)をデザインした“ネームボトル”が期間限定で販売されている。ラベルには9桁のコードが記載されており、このコードを「コカ・コーラ公式ブランドサイト」で入力すると、オリジナルのネームボトルカードを作成できる。サイトでは“ネームボトル”の名前を自在に変えられる仕組みとなっており(アルファベット9文字まで)、誰でも自分だけのネームボトルカードを作ることが可能だ。またサイトではさらに、ネームボトルカードのコレクション機能を装備。自分の名前が主役のカードや、仲間とチームになるカードなど50種類以上が用意されている。同サイトでは、現在ナオト・インティライミが歌う「The World is ours!」の独占ストリーミング配信も行われている。
- ニューシングル「The World is ours!」 / 2014年6月18日発売 / UNIVERSAL SIGMA
- 「The World is ours!」
- 初回限定盤 [CD+DVD] 1620円 / UMCK-9677
- 通常盤 [CD] 1080円 / UMCK-5474
CD収録曲
- The World is ours!
- 花びら
- The World is ours!(MITOMI TOKOTO REMIX)
- The World is ours!(Instrumental)
- 花びら(Instrumental)
初回限定盤DVD収録内容
- The World is ours!(Music Video)
- The World is ours!(Making Video)
ナオト・インティライミ
三重県生まれ、千葉県育ち。世界29カ国を515日間かけて1人で渡り歩き、各地でライブを行うなど、世界の音楽と文化を体感。帰国後となる2009年には自らのソロ活動のほか、サポートメンバーとしてMr.Childrenのツアーにも帯同する。そして2010年4月、ナオト・インティライミ名義でのメジャーデビューシングル「カーニバる?」をリリース。同7月には1stアルバム「Shall we travel??」を発表し、メジャーデビューからわずか8ヶ月となる12月には東京・日本武道館公演も開催する。その後も2011年リリースの2ndアルバム「ADVENTURE」がオリコン週間アルバムランキング3位、2012年の3rdアルバム「風歌キャラバン」が同1位を獲得、同年末には紅白歌合戦に初出場するなど快進撃を続け、2013年5月に4thアルバム「Nice catch the moment!」をリリースした。2014年、2014 FIFA ワールドカップ ブラジル開催に伴う「コカ・コーラ」のキャンペーン「みんなのトロフィー」キャンペーンの日本版アンセムとして「The World is ours!」を歌唱している。